初のゾンビウイルス感染から3年経ったアメリカを舞台に繰り広げられる、世紀末の生き残りをかけたサバイバルドラマ「Z ネーション」。
昨今のゾンビブームの中、独自のスタイルを確立し、多くのファンを獲得した。
ゾンビウイルス感染から3年、アメリカではウイルスが国中に蔓延し、政府は崩壊。荒れ果てた世界の中、人類存続のため、ワクチン開発のミッションが急務であった。選ばれた試験者は成人男性3人。研究所もゾンビに襲撃され、実験は失敗かに思われたその時、一人の男が奇跡的に助かる。彼の名はマーフィ。生存者に課せられた新たなミッションは、唯一ゾンビウイルス抗体を持つことになったその男を研究所があるカリフォルニアまで無事に送り届けることだった。
ニューヨークからカリフォルニアまでその距離数千キロ。果てしなく長い道のりに立ちはだかるゾンビ。死と隣り合わせの危険な大陸横断の旅が始まる。
空前のゾンビブームに沸いているエンターテイメント業界。クオリティの高い人気作品が数多くある中でも、人気を集めている本作の魅力のひとつと言えるのが、変わり種ゾンビの数々。 これまでも超高速ゾンビ“ブラスター”や植物ゾンビ“ファイト”、発光ゾンビやフルメタルゾンビなど、他では観ることのできないユニークなゾンビが登場していたが、サード・シーズンでも新たなゾンビが続々登場する。 その一部をご紹介しよう。
-
通称:デコゾンビ
全身を煌びやかなラインストーンなどでデコレーションされたゾンビ。醜い皮膚の色と対照的にキュートに光り輝く。女性たちに手懐けられており、凶暴ではあるが主が鳴らす太鼓の音でおとなしくなる。餌やりの時間が設けられていて、ペットのように仕切られた空間でうろついている。
-
通称:ゾンビ団子
共食いに夢中になるあまり、重なり合って形成されたゾンビの大きな塊のこと。ゾンビ団子は雪だるまのように坂道や丘を転がり落ちていくだけでなく、互いに食べ合うため、その動きによって平坦な道でもゆっくりと進む。途中で人間に出くわしたとしても、団子状態から抜け出すことが困難であるため襲われる危険性は少ない。田舎など人口が少ない地域で目撃されることが多い。
-
通称:ボムゾンビ
別名爆弾ゾンビ。その名の通り、爆弾を体中に巻きつけたゾンビのこと。ゾンビに爆弾を括り付け、生存者が兵器として利用している、歩く爆弾。のろのろと歩くゾンビであれば逃げる時間を確保することはできるが、何体も連続で投入されると避けることが難しくなる。バットや刀を武器に接近戦でゾンビを倒している者にとっては不利。
サード・シーズンになり、ゾンビを戦いの兵器等に利用することが増えた人間たち。彼らのゾンビに対する耐性から、時間の経過を感じることができる点も面白い。 単なるオモシロ要素としてだけではなく、物語の展開を暗に示す重要な役割を果たしている変わり種ゾンビ。 他では見ることができないユニークな変わり種ゾンビを本作で堪能してほしい。
様々な苦境に立たされて幕を閉じたセカンド・シーズンで、離れ離れになったマーフィとウォレン達。優れた能力を持つ新たな仲間と共に再びマーフィを追うウォレン達であったが、一方のマーフィは自らの特性を生かして“ブレンド”という人間とゾンビの配合種を作り出し、ゾンビの恐怖や不安から解放された新たな世界を作ろうとしていた。異なる目的のため二つに分裂してしまったウォレン達とマーフィ。そこに謎のコミュニティ“ZONA/ゾナ”から送り込まれた最強の使者“ザ・マン”が立ちはだかる。リストに書かれた人物をZONA/ゾナに送り届けるため容赦しないザ・マン。その次なるターゲットは世界でたった一つの遺伝子を持つあの人物だった。
新たな敵の登場に、試される仲間たちの絆。謎に包まれているZONA/ゾナとザ・マンの正体とは?!さらなる脅威が襲い掛かり、より見応えのあるストーリーのラストには衝撃の展開が!