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Damian Wayneダミアン・ウェイン

バットマン最大の宿敵の一人、ラーズ・アル・グールの娘タリア・アル・グールとバットマンの間に生まれたダミアン・ウェインは、“生まれか育ちか”という問いに答えてくれる象徴的な存在である。世界最強の暗殺者になるべく育てられた少年だったが、日に日にエスカレートしていく両親の対立に巻き込まれていってしまう。

当初その存在はバットマンに知られていなかった。人工子宮で培養され、母とリーグ・オブ・アサシンズ(ラーズ・アル・グールが組織した暗殺集団)の仲間達に育てられ、身につけた殺人技も10歳にして達人級、DCユニバースにおける偉大な戦士達の多くを遥かに超える能力を備えている。息子の存在を知らされたバットマンはその行く末を憂い、ダミアンを引き取り、タリアの洗脳から解放して新たなロビン(=バットマンの相棒ヒーロー)に仕立て上げる。

ダミアンをひどく生意気な子と思う人も多いが、やはりそれなりのスキルと能力と知力を兼ね備えている。幼少の頃に植え付けられた殺しの衝動に日頃苛まれるが、父の指導の甲斐もあって人との関わり方を学びつつある。

その態度とは裏腹に、父のようなヒーローになりたいと切望している。母より受け継いだ血にあらがいながら、ヒーローの道を外れまいと必死である。

キャラクター情報

特殊能力 卓越した武術、武器のエキスパート、格闘戦術、身体能力
別名/アルター・エゴ ロビン
本名 ダミアン・ウェイン
NEW 52初登場 BATMAN AND ROBIN #1 (2011)
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ダミアン・ウェイン