16世紀のフランス王室を舞台に、実在したスコットランド女王メアリー・ステュアートのロマンスと運命を描いた大人気宮廷ドラマ。政略結婚によりフランス王妃となったメアリーは、女たちの嫉妬や陰謀、プライドが渦巻く中で、祖国と愛を守るために奮闘する。歴史作品でありながらBGMにはポップミュージックが起用され、中世のファッションは現代風にアレンジ。2013年の放送開始後、たちまち全米ティーンの間で大ヒットとなった「REIGN/クイーン・メアリー」、サード・シーズンがいよいよ幕を開ける!
祖国スコットランドとフランスの同盟を確かなものにするため、フランス王太子フランソワと婚約したメアリーだったが、王室には常に危険が潜んでいた―。フランソワの母カトリーヌは、「メアリーとの結婚が原因で息子が命を落とす」との予言を受け、メアリーを巻き込んでの自害や毒殺計画などを企てる。度重なる危機を経て、メアリーはカトリーヌへの不信感を募らせていく。一方、フランソワとのロマンスがなかなか発展しないメアリーは、情熱的な性格のバッシュに心惹かれ、その後もコンデ公と愛を育むなど、度重なる三角関係が状況を複雑化させていく。また、幼なじみの侍女エイリー、グリア、ケナ、ローラの4人の人生やラブロマンスも終始ドロドロ。グリアはキッチンボーイのレイスと恋に落ちるも年上のカッスルロイ卿と結婚。ケナはフランソワの父アンリ王の愛人となった末、王の精神の病を理由に泣く泣くバッシュと結婚。ローラは、メアリーがフランソワと一時別れている間にフランソワと一夜を共にし、妊娠してしまう。メアリーを取り巻く女性たちの恋模様はさらに揺れ動き、次々に登場するイケメン貴族たち。果たして、彼女たちが選ぶ運命の相手は誰なのか・・・!?
数々の裏切りが発覚し、追放されたカトリーヌは、以前からメアリーと確執のあった英国の女王エリザベスに接触。共通の敵“メアリー”を排除するため手を組むことに。メアリーを玉座から引きずりおろすためなら、手段を厭わないクイーンたち。目の敵にされた妻メアリーと危機に瀕した国を守るため、国王としての力量が試されるフランソワ。しかし深刻な病が再発し、死の運命を悟るようになっていた。そんな彼に重くのしかかる、母の度重なる裏切りやメアリーとの世継ぎ問題。しかしフランソワは最後の務めを果たす思いで、貴重な一瞬を無駄にしたくないと国務に励む。愛する夫を失い、王室を追われることになるかもしれないメアリー。彼女が下す決断とは...。
一方、エリザベスは、予期せぬ仲間カトリーヌの助言もあり、フランソワの弟シャルルとの政略結婚を前向きに検討する。若く、未熟で、国のことを考える余裕はないが、もしものことがあればフランス国王になる男。エリザベスにとって、これ以上ふさわしい相手はいないように思われた。しかしエリザベスの心の中にはダドリー卿への熱き思いが。エリザベスとダドリー卿を阻む、格差、不倫、純潔という壁。欲深きエリザベスは一国の女王としての道、ひとりの女性としての道、両方を歩むことができるのか...。
王室で交錯する人々の欲望と思惑。バッシュに迫る、魔女デルフィーヌの影や、ローラとナルシス卿の関係も気になるところ。シーズン史上もっとも壮大なスケールで描かれるストーリーは片時も目が離せない!
16世紀王室の装いを、現代女性がトキめくアイテムで大胆に♡メアリーや幼なじみの侍女たちが身に纏うロマンチックなドレスは、シャネルにアレキサンダー・マックイーン、ドルチェ&ガッバーナ、手が届くカジュアルブランドまで、まさに現代風。新シーズンで活躍する女性キャストのファッションをチェックしてみよう!
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メアリー・ステュアート
これまでに比べ、よりシックで落ち着いた雰囲気のドレスをチョイス。女王としての逞しさと強い意志が感じられる。花柄やレース模様で女性らしさを演出。エレガントかつ個性的なピアス&ティアラの小物使いは上級者。ヘアスタイルはその分引き算でシンプルに。
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エリザベス
“クイーン”ならではの貫禄と風格が漂うエリザベスのドレスはディティールまで豪華。ゴールドの刺繍や大ぶりなネックレスをアクセントに、繊細かつ大胆なデザインがお好み。ヘアはボリューミーなアップスタイルがメインだがダウンスタイルも上品で、赤毛が印象的。
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ローラ
細かいウェーブヘアと白い肌がトレードマークのローラは、ピンクやバーガンディーなど女性らしい色合いに、スクエアネックのドリーミーなドレスがよく似合う。アクセサリーは華奢な物が多く、トレンドの”ノーネックレス”スタイルもお手のもの。
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グリア
ブロンドヘアーが美しいグリア。三つ編みを編み込んで芸術的なヘアスタイルに仕上げている。ドレスはゆったりと着られるタイプのものを中心に、赤いバラの柄が入ったデザインがお気に入りのよう。”娼館のマダム”らしく胸元を強調して、濃い目の赤リップで仕上げている。