1965年生まれのウィリアムソンは、大ヒットホラー映画『スクリーム』(96)、『スクリーム2』(97)で脚光を浴びた。恐怖映画に夢中だった子供時代の経験を生かして、このジャンルに再び活気を与え、新たな観客層も開拓した。再び脚本を手掛けたスリラー『ラストサマー』(97)、監督ロバート・ロドリゲスと組んだSFスリラー『パラサイト』(98)など、旬の若手俳優を上手く起用し次々とヒット映画を連発。その後、彼自身の脚本の映画『鬼教師ミセス・ティングル』(99)では監督デビューを果たした。 テレビ初進出作品はドラマ「ドーソンズ・クリーク青春の輝き」(98-03)。この作品は、当時は無名だったケイティ・ホームズ、ジョシュア・ジャクソンらを一気にスターダムに押し上げた。「ヴァンパイア・ダイアリーズ」(09-)の成功によって、ウィリアムソンは映画とテレビの双方で本物の先見の明を持つクリエイターとしての地位を確立している。 新作は、映画『スクリーム4』(11)ほか。
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- ステファン・サルバトーレ ポール・ウェズレイ
- 160歳を越えるヴァンパイアで、以前にミスティック・フォールズに住んでいたサルバトーレ兄弟の1人。デイモンの命と引き換えにクラウスに従うようになり、再び殺人鬼と化した。
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- デイモン・サルバトーレ イアン・サマーハルダー
- 弟ステファンとの長くつらい過去を持ち、人間を襲うことに罪悪感を覚えない危険なヴァンパイア。15年ぶりにステファンの前に姿を現し、「お前を苦しめるという誓いは守る」と宣言する。その理由は、かつて愛したキャサリンに関係があった。そして1世紀以上前にサルバトーレ一族が住んでいたこの町を破滅させることをもくろみ、またキャサリンと瓜二つのエレナの気を引こうとする。エレナの同級生キャロラインの血を得るために、暗示をかけて恋人同士を装う。
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- エレナ・ギルバート ニーナ・ドブレフ
- 4か月前に自動車事故で両親を亡くし、弟ジェレミーとおばジェナと暮らす17歳の高校生。美人で聡明な学園の人気者。笑顔の下に隠した悲しみを、日記をつづることで癒そうとしている。そんな中、ミステリアスな転入生ステファンに出会い急接近。元カレのマットに遠慮しつつステファンと恋に落ちるが、ステファンの兄デイモンが現れて心をかき乱される。やがて彼らがヴァンパイアだと知り兄弟の確執に巻き込まれていく一方、自らの実の親に関する秘密を辿っていく。
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- キャロライン・フォーブス キャンディス・アッコラ
- エレナの同級生で、ミス・ミスティック・フォールズ。保安官の娘でもある。当初はエレナに対してライバル心を燃やし、ステファンの気を引こうとするが相手にされなかった。そこをデイモンにつけこまれ、また、エレナを助けるようになった。
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- ボニー・ベネット カテリーナ・グレアム
- エレナの親友。人の未来を予知するなど、不思議な力を持っている。その力ゆえに、ヴァンパイア兄弟の問題に巻き込まれていく。魔女の末裔で、彼女の祖先はサルバトーレ家と町の歴史に大きく関係している。
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- マット・ドノヴァン ザック・ローリグ
- エレナの元恋人で、ビッキーの弟。典型的な全米を代表するスポーツ選手の優等学生。エレナには、いまだ未練がある。エレナに急接近するステファンに反感を抱くが、理解を示すようになる。
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- ビッキー・ドノヴァン ケイラ・ユーウェル
- マットの姉でタイラーのガールフレンド。タイラーから粗暴な扱いを受けたりしたため、ジェレミーとも関係を持ってしまう。その後、ヴァンパイアにされてしまい自己制御ができなくなった結果、殺されてしまう。
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- タイラー・ロックウッド マイケル・トレヴィーノ
- マットの友人で同級生。家柄は良いが、気分屋で荒っぽい性格。実は、その乱暴な気性はロックウッド家に流れる狼人間の血と関係がある。ヴァンパイア化したキャロラインと親しくなる。
- 製作総指揮/脚本
ケヴィン・ウィリアムソン - 1965年生まれのウィリアムソンは、大ヒットホラー映画『スクリーム』(96)、『スクリーム2』(97)で脚光を浴びた。恐怖映画に夢中だった子供時代の経験を生かして、このジャンルに再び活気を与え、新たな観客層も開拓した。再び脚本を手掛けたスリラー『ラストサマー』(97)、監督ロバート・ロドリゲスと組んだSFスリラー『パラサイト』(98)など、旬の若手俳優を上手く起用し次々とヒット映画を連発。その後、彼自身の脚本の映画『鬼教師ミセス・ティングル』(99)では監督デビューを果たした。テレビ初進出作品はドラマ「ドーソンズ・クリーク青春の輝き」(98-03)。この作品は、当時は無名だったケイティ・ホームズ、ジョシュア・ジャクソンらを一気にスターダムに押し上げた。「ヴァンパイア・ダイアリーズ」(09-)の成功によって、ウィリアムソンは映画とテレビの双方で本物の先見の明を持つクリエイターとしての地位を確立している。新作は、映画『スクリーム4』(11)ほか。