小さな静かな町で危険な影が動き始める...
アメコミのドラマ化を得意とし、近年ヒット作を連発しているグレッグ・バーランティが新たに手掛けたドラマ「リバーデイル」。世界中で20億部を売り上げているアーチー・コミックスの人気コミックをベースに、世界中で親しまれてきたお馴染みのキャラクターを美男美女の若手俳優が演じ話題沸騰。とりわけティーンを中心に爆発的な人気を誇り、2017年のティーン・チョイス・アワードでは作品賞を含む7部門を受賞した。フルシーズンで製作されたシーズン2の視聴率は67%アップとその勢いは止まらない。異例の高視聴率をたたき出した、時代を代表する青春“ゴシップ”ミステリーが遂に日本上陸!
平凡でありふれた田舎町“リバーデイル”で、高校の人気者ジェイソン・ブロッサム失踪事件が起こる。行方不明のまま事故死と判定されたが、川辺で発見された遺体の額には、くっきりと銃痕が遺されていた。殺人事件として捜査が進められる中、住人たちが抱える秘密が行く手を阻む。ジェイソンはなぜ殺されてしまったのか...犯人は誰なのか...。小さな町に眠っていたいくつもの物語。ひとりひとりが抱える闇をひとつの事件が掘り起こす。
小さな町で起こる殺人事件と町と人々の異様な雰囲気が伝説のドラマ「ツイン・ピークス」のよう。また、若者に絶大な人気を誇ったドラマ「ゴシップガール」を思わせる学園ドラマ。社会現象を巻き起こした、ふたつのドラマを合わせたような最強の青春ドラマが「リバーデイル」だ。本格的なミステリーの裏側では刺激的なロマンスが展開。「ゴシップガール」さながらのファッショナブルでドラマティックな恋愛模様にも注目が集まる。教師との禁断の恋や幼馴染への片思い、家柄を超えた大恋愛など、危険な香りがする恋愛ドラマからも目が離せない。
そして“リバーデイル”を語る上で忘れてはいけないのが、古き良き50年代のアメリカを彷彿とさせるレトロでポップな世界観。怪しげなネオンが予測不可能なミステリーをよりダークに、よりミステリアスに演出する。この魅惑的な世界観に誰もが虜になるだろう。
メープル・シロップ産業で栄える“リバーデイル”。緑豊かな広大な土地にスウィートウォーター・リバーという豊かな川が流れる平和な町は、とある殺害事件によって一変する。死体で見つかったのはシロップ産業を営む格式高いブロッサム家の跡取り息子ジェイソン。アメフト部のキャプテンを務め、皆から好かれていた人気者の彼に一体何があったのか...。
事件解決の鍵となるのは死亡推定時刻に鳴り響いた銃声。アーチーは銃声を耳にしていたが、ある事情のために証言できずにいた...。一方ベティは一向に明らかにされない真相を自らの手で掴むため、ジャグヘッドと校内新聞を製作することを決意。熱心に調査を進める中、以外にも手がかりはすぐそばにあることを知る。そんな町にやってきたニューヨークからの転校生ヴェロニカ。彼女は何故大都会から小さな町“リバーデイル”にやってきたのか...。
“リバーデイル”では様々なロマンスが展開。中でも校内新聞“ブルー&ゴールド”の製作で多くの時間を共にするうちに惹かれ合った、ベティとジャグヘッドのピュアな恋には胸キュン必至!カップルを応援するファンが急増中で、その人気ぶりは“ベグヘッド/Bughead”という愛称で親しまれるほど。
一方、アーチーはスキャンダラスな恋愛で物語を盛り上げる。放課後はアメフト部、週末は父の仕事の手伝い、空いた時間に音楽活動と何事も器用にこなすアーチーは、女性からの人気も高い好青年。幼馴染ベティの親友ヴェロニカに一目惚れするも、音楽教師ジェラルディンとの禁断の関係も続き...。さらに学園の女王シェリルに見初められたりと、噂好きが集まる小さな町“リバーデイル”で交差するスキャンダラスな恋愛模様に、誰もがやみつきになること間違いない。
アーチー・アンドリュース K.J.アパ
鍛え上げられた逆三角形のたくましい筋肉美と無造作な赤毛がチャームポイントのアーチー。ミュージシャンになる夢を諦めきれないまま、進学のためアメフト部に所属する。心優しく思いやりに溢れる性格で、誰からも好かれる好青年を演じたのは、ニュージーランド出身の若手俳優K.J.アパ。本作の出演を機に知名度は急上昇し、世界中から注目を集めるスターに。
ジャグヘッド・ジョーンズ コール・スプラウス
アーチーの親友で、冠がモチーフのビーニーがトレードマークのジャグヘッドは小説家志望の一匹狼。冷静沈着かつ頭脳明晰で独自の道を歩む一方、アーチーと兄弟のような厚い信頼関係を築いたり、ベティにずっと片思いしている一途で熱い男である。演じるコール・スプラウスは、かつて双子の兄ディランと共に「スイート・ライフ」に主演し、スターとして活躍していた人気俳優。本作で本格的に俳優業への復帰を果たした。絶大な人気は健在で、今後の活躍にも期待が集まる。
ベティ・クーパー リリ・ラインハート
完璧主義の家庭に生まれ育ったベティ。ブロンドのポニーテールとパステルカラーのファッションがもたらすイメージ通り、親しみやすい理想的な優等生。正義感が人一倍強く、思い立ったら即行動という大胆な一面も。そんな正統派スクールガールを演じるのは、リリ・ラインハート。デビュー以来、継続的に映画やTVシリーズに参加していた彼女は本作でブレイクし、キャラクターと共に愛されるイットガールに。
ヴェロニカ・ロッジ カミラ・メンデス
漆黒のストレートヘアとブラックメインのファッションが、ベティと対照的なヴェロニカ。父が実業家で、欲しいものは何でも手に入るお嬢様だったが、転校を機にイメチェン。いかなる問題に直面しても、物怖じすることなく強気に立ち向かう。カリスマ性溢れるヴェロニカを演じ、唯一無二の存在感を示したのは、彗星のごとく現れたカミラ・メンデス。驚くべきことに本作が女優デビュー作というカミラ。ヴェロニカを演じるにふさわしい天性のオーラで、早くも世界中を魅了している。
シェリル・ブロッサム マデライン・ペッチ
大富豪の家庭に生まれ育ち、何不自由なく暮らしてきたお嬢様シェリルは、チアリーダー部の部長としてスクールカーストのトップに君臨する。しかし、愛する双子の兄を失い、家族との距離を感じている彼女は、強気な態度とは裏腹に孤独な一面をもつ。そんな二面性を繊細に演じ分けたのはマデライン・ペッチ。シェリルという個性の強い役どころを見事に自分のものにしている彼女。トレードマークである赤毛とぽってりとした肉感的な唇が印象的。
“リバーデイル”に住むのは、秘密を抱えた個性豊かな人々。スクールカーストが渦巻く高校には、保安官の父を持つゲイのケヴィンやガールズバンドのボーカル、ジョシーなど、個性溢れる生徒たちが大集結。悩みを抱え、日々葛藤しながら学校という小さな社会で生きる若者を期待の若手俳優たちが熱演している。見どころはチアの応援シーンやライブシーンなどで見ることができる役者たちの多才ぶり。演技を超えて人々を惹きつける魅力に引き込まれるにちがいない。
一方、“リバーデイル”の歴史を築いてきた保護者世代は右も左も毒親ばかり。不倫、賄賂、服役など、町に根付いた深い闇がジェイソン殺害事件によって炙り出される。物語に深みを与えるのは、かつて一時代を築いた実力派俳優たち。「ツイン・ピークス」のシェリー役で知られるメッチェン・アミックや「24 -TWENTY FOUR-」のマリソル・ニコルズ、「ビバリーヒルズ青春白書」のディラン役で知られるルーク・ペリーなど、豪華なキャスティングが実現。主役級の輝きを放つベテラン俳優陣にも注目だ。
徒歩で通学、休み時間は校内新聞製作、放課後はチアの練習をして、夜はデート...。1日中忙しく活動する優等生ベティのファッションは、フェミニンでありながら動きやすさを兼ね備えていることがポイント。ポニーテールにデニムという定番スタイルには、トップスで遊び心を取り入れて。ベティのお気に入りは、ボディラインが引き立つタイトなニット。淡いカラーを選べば、さらにガーリーに。
長年NYでハイブランドに囲まれた生活を満喫していたヴェロニカ。すべてを失い田舎町“リバーデイル”に引っ越した彼女にとって、ファッションはロッジ家の誇りを示す最終手段。どんな時も上品な女性らしく、ハンドバッグとパンプスは欠かせない。凛としたブラックをベースに、マゼンタに近いパープルで刺し色を投入するのが得意。リボンモチーフのアクセサリーでアクセントを効かせて。仕上げにパールのネックレスを忘れずに。
何事も一番でないと気が済まないワガママ女王シェリルのテーマカラーは鮮やかレッド。大胆に取り入れることでドラマティックな女性を演出。オールホワイトやオールブラックコーデの時は、リップに赤を取り入れて視線を独り占め。レザーやレースなど素材へのこだわりがコーデを格上げ。チョーカーで辛口にキメたら、巻き髪をサイドに流して色気を仕込んで。