世界が燃えるのを見たいと思う者がいる。ミック・ロリーは自らそのマッチに火をつけることを望んでいる。
子供の頃、ロリーは火に魅了された。炎が踊り輝くのに我を忘れた。しかし、すぐに魅了は執念に変わった。ロリーは農場にある自分の家族の家に火を放った…家族が中にいる時に。そして炎がすべてを包み込むのを眺めていた。成長するにつれて、執念はより強くなり、ありとあらゆる行き先で放火を続けた。
セントラルシティの他の多くの悪党(ヴィラン)に知られた後、ロリーは耐火性のスーツと、熱を極限まで上昇させられるハンドガン型の火炎放射器を作成した。この装備を使い、ロリーはただの放火魔からスーパーヴィラン、ヒートウェーブとなった。ヒートウェーブはフラッシュに単独で何度も対峙したが、最終的にはキャプテン・コールドのローグスに加わり、すぐに犯罪者組織の最も著名なメンバーとなった。
ヒートウェーブは超高熱の炎を生み出し、周囲の燃えるものを即座に灰と液状の金属にしてしまう。通常はローグスと行動をともにしているが、行動規範に従う他のメンバーとは異なり、ヒートウェーブの唯一の目的はものが燃えるのを見ることである――そのため、ヒートウェーブはすべてのローグスのメンバーの中で最も物騒で危険な存在なのである。
特殊能力 | 超高温の炎を操る |
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本名 | ミック・ロリー |
拠点 | セントラルシティ |
初登場 | THE FLASH #140 (1963) |
関連キャラクター |