映画スターやスポーツ選手が現代のスポンサー主導の時代における憧れの対象だとすると、スーパーヒーローは究極のセレブリティだろう。パワースーツを着用し、空を飛び(必ず問題が起きている街の上空を飛ぶ)、世界を救う…マスコミが到着した後に。すぐに名声を得るには、間違いない方法である。
少なくとも、このことはマイケル・ジョン・カーターには当てはまる。マイケルは遥か未来に生まれ、自分自身の試合で賭けをして捕まる前は、花形のクォーターバックであった。名声が台無しになったマイケルは、パワースーツを盗んで過去に旅し、ブースター・ゴールドと名乗り、力と未来の知識を使ってスーパーヒーローになった。マイケルは花形スポーツ選手だった頃の名声を求め、新しいアイデンティティでスポンサーを得て、コマーシャル契約をし、そして認証済みのTwitterアカウントを持っている。しかし、それ以外のことももたらされた――ヒーローとしての責務である。
ブースター・ゴールドは時間旅行者として、時間の流れがどれだけ繊細なものか理解しており、いつの間にか時間の流れを守っていることも多い。しかし、名声を求めるものにとっては非常に皮肉な事に、誰もブースター・ゴールドのしたことを知ることができない。結局のところ、もし人々が彼のしたことに気付けば、歴史を変え、時間の流れを脅かしてしまう可能性があるのである。ブースター・ゴールドはヒーローとしての責務を真剣に考えるようになった。ただ崇拝を求める以上に、この目立ちたがりのヒーローを駆り立てるものがあるのかもしれない。人の命を救うのと同じくらい、サインに時間を費やしているとはいえ。
特殊能力 | 先進技術、未来の知識、強大な力、飛行、耐久力、エネルギー噴出、フォースフィールド |
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特殊能力 | マイケル・ジョン・カーター |
初登場 | BOOSTER GOLD #1 (1986) |
初登場 | JUSTICE LEAGUE INTERNATIONAL #1 (2011) |
関連キャラクター |