男に二言はないというがヒットマンや傭兵など、殺しの商売がはびこるアンダーグラウンドの世界では言葉など何の価値もない。要は行動、つまりミッションの遂行である。これこそが信頼を勝ち取る道。世にも偉大なるスーパーヒーロー達が相手になろうと狙った敵は必ず打倒する。それでこそベストを誇れるのだ。それを見事にやり遂げているのがデスストローク。
軍人のスレイド・ウィルソンは特殊部隊“チーム7”にスカウトされ、極めて危険度の高い極秘ミッションで暗躍した。力を付けるためなら手段をいとわないスレイドは軍の治験に参加し、スピード、パワー、頭脳を強化させ、事実上世界最強の軍人になった。しかしチーム7は解散に追い込まれ、これに不満を感じたウィルソンは、自らのパワーを傭兵としての活躍に費やすようになった。そのスキルはたちまち暗黒街中で知れ渡るようになり、確実に殺すならスレイドに依頼すべしという評判を得るようになった。
増強されたスピード、パワー、感覚はさることながら、デスストロークはその恐るべき知力でも知られている。熟練のストラテジストであるスレイドはDCユニバース最強ファイターやスーパーヒーロー達に全くひけをとらない。容易い任務ではつまらない。デスストロークは次から次へと難しいミッションを引き受け、自らの限界に挑戦し続けるのであった。何が犠牲になろうと、どんなに残忍であろうと、どんなに難しい戦略を要しようと、やり遂げる決意が揺らぐことは無い。
問答無用に世界最強のアサシンであり、地球上最も恐れられる人物の一人だ。
特殊能力 | 卓越した武術、格闘戦術、持久力、増強された体力と速力、武器のエキスパート、超人的な俊敏さ、剣術 |
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本名 | スレイド・ウィルソン |
職業 | 傭兵 |
ヒーローか悪党(ヴィラン)か | どちらとも言えない |
初登場 | THE NEW TEEN TITANS #2 (1980) |
NEW 52初登場 | DEATHSTROKE #1 (2011) |
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