映画『ジーサンズ はじめての強盗』

CAST

MORGAN FREEMAN(Willie Davis)

モーガン・フリーマン(ウィリー・デイビス)

モーガン・フリーマン

 米アカデミー賞受賞歴をもち、アメリカ映画界で最も尊敬される俳優のひとりである。いつの時代においても、最も評価が高く、商業的にも成功を収める映画に出演してきた。その出演作品のチケット販売は累積40億ドルを超え、世界中で高収益を上げた俳優の中で歴代2位にランクインしている。重々しさであろうと、茶目っ気のある笑顔や目の輝きであろうと、人生に疲れながらも洞察力に富んだ心をもつ人物であろうと、演じる役に要求されるものを素早く見抜き、キャラクターの真髄を深く掘り下げ、その中に人間の尊厳を注ぎ込む才能によって、記憶に残る多くのキャラクターを生み出してきた。
 2005年、『ミリオンダラー・ベイビー』(04)の演技で米アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。それ以前には、1987年に『NYストリート・スマート』(未)の演技で同賞最優秀助演男優賞にノミネートされた。さらに、89年には『ドライビングMissデイジー』の演技で、94年には『ショーシャンクの空に』の演技で、10年には『インビクタス/負けざる者たち』(09)の演技でそれぞれ同賞最優秀主演男優賞にノミネートされている。また、『ドライビングMissデイジー』ではゴールデングローブ賞最優秀男優賞を受賞した。
 00年、ハリウッド映画祭よりハリウッド俳優賞を受賞。また、08年には、その卓越した演技力を称えられ、誰もがほしいケネディ・センター名誉賞を授与された。11年のゴールデングローブ賞ではセシル・B・デミル賞の栄誉に輝き、同年、第39回アメリカ映画協会(AFI)生涯功労賞も受賞した。
 10年、前述の『インビクタス/負けざる者たち』のネルソン・マンデラの演技では、米アカデミー賞のノミネートに加えて全米映画批評会議賞最優秀男優賞を受賞し、ゴールデングローブ賞と放送映画批評家協会賞にもノミネートされた。この作品は、自身が96年にロリー・マクレアリーと共同創立した、真実を明らかにする映画作品の製作を使命とする会社レベレーションズ・エンターテインメントが製作した。創立以来、デジタルテクノロジーが台頭する現代の揺るぎないフロントランナーであり続けている。

 レベレーションズ社が担当した作品には、『ボッパ!』(93・未)、TV映画「Mutiny」(99)、『アンダー・サスピション』(00)、『スパイダー』(01)、『最高の人生』(03・未)、『素敵な人生のはじめ方』(06・未)、『ラブ・アペタイザー』(07・未)、『ザ・バッド』(09・未)、『ザ・エッグ~ロマノフの秘宝を狙え~』(09)、ESPN放送のピーボディ賞受賞ドキュメンタリーシリーズ「30 For 30」の1話「The 16th Man」(10)、『最高の人生のはじめ方』(12・未)、『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』(14)などがある。
 また、レベレーションズ社が担当するCBS放送シリーズ「Madam Secretary」(主演:ティア・レオーニ)の55話(14~16)では、マクレアリーとともに製作総指揮を担当した。このシリーズは14年9月から放送され、17年に第4シーズンに突入した。また、2度エミー賞にノミネートされたサイエンス・チャンネルのTVドキュメンタリーシリーズ「モーガン・フリーマンが語る宇宙」あるいはNHKで放送時のタイトル「モーガン・フリーマン 時空を超えて」(10~)ではホストと製作総指揮を担当している。レベレーションズ社が製作するこのシリーズは、現在、第7シーズンが放送中である。さらに、レベレーションズ社が製作する、ナショナル・ジオグラフィック・チャンネルのエミー賞ノミネートTVシリーズ「ストーリー・オブ・ゴッドwith モーガン・フリーマン」(16~)でもホストと製作総指揮を担当している。この作品は、17年1月に第2シーズンを完了した。
 近作には、『ダークナイト ライジング』(12)、『エンド・オブ・ホワイトハウス』『オブリビオン』『グランド・イリュージョン』『ラストベガス』(いずれも13)、『イルカと少年2』(14・未)、『LEGOⓇムービー』『トランセンデンス』『LUCY/ルーシー』(いずれも14)、『ラスト・ナイツ』『テッド2』(共に15)、『エンド・オブ・キングダム』『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』(共に16)、『ベン・ハー』(16・未)などがある。  また、最近、史実を描いた短編ドキュメンタリー『We the People』(14)、サイエンス・チャンネルのTV映画「Stem Cell Universe with Stephen Hawking」(14)、IMAXドキュメンタリー『Island of Lemurs: Madagascar』(14)、ドキュメンタリー『The C Word』(16)でナレーターを務めた。そのほかナレーターを務めた過去の作品には、米アカデミー賞最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した『ロング ウェイ ホーム 遥かなる故郷 イスラエル建国の道』(97・未)や『皇帝ペンギン』(05)などがある。
 ほかにも、「Coriolanus」(79)、TV映画「暴動刑務所アッティカ」(80)、『ブルベイカー』(80)、TV映画「Death of a Prophet」(81)、『目撃者』(81)、『偽りのヘブン』(88・未)、『ワイルド・チェンジ』(89・未)、『グローリー』(89)、『ロビン・フッド』(91)、『許されざる者』(92)、『セブン』(95)、『アミスタッド』『コレクター』(共に97)、『ディープ・インパクト』(98)、『ベティ・サイズモア』(00)、『スパイダー』(01)、『トータル・フィアーズ』(02)、『ブルース・オールマイティ』(03)、『最高の人生の見つけ方』(07)、『ダークナイト』(08)、『BORN TO BE WILD 3D -野生に生きる-』(11)、『イルカと少年』(11・未)など多くの出演作品がある。
 「The Niggerlovers」や全員アフリカ系アメリカ人俳優によって演じられた「ハロー・ドーリー!」でオフブロードウェイの舞台に立ち、演技キャリアをスタートさせたのち、スムーズにTV界へと移行した。多くの人々が、チルドレンズTVワークショップの長寿番組「英語とあそぼう エレクトリック・カンパニー」(71~77)を観て成長した。この番組の780話に出演し、有名なイージー・リーダーなど多くのキャラクターを演じた。次に、同時にブロードウェイと銀幕の世界に目を向け、記憶に残る優れた演技でその後の素晴らしい経歴に花を添えていった。
 78年、「The Mighty Gents」で演じたジーク役の演技でドラマデスク賞を受賞し、トニー賞最優秀男優賞にもノミネートされた。その後も舞台での賞賛は続き、80年にはオビー賞をダブル受賞、84年にも受賞し、87年には、アルフレッド・ウーリーの戯曲「ドライビング・ミス・デイジー」の当たり役ホーク・コバーンの演技で4度目のオビー賞を受賞。さらに、ドラマデスク賞にも2度目のノミネートを果たした。この舞台劇は89年に前述の『ドライビングMissデイジー』として映画化された。
 自由な時間には、海と空の自由を満喫している。長年にわたって船を操縦し、自家用機のパイロット免許も取得。ブルースをこよなく愛し、ブルース発祥の地であるミシシッピ州クラークスデールで自身が経営するグラウンドゼロ・ブルース・クラブを通して、ブルースの保存に貢献している。73年、フランク・シルベラ・ライターズ・ワークショップを共同で立ち上げた。現在37シーズン目を迎えるこのワークショップは、新しいミレニアムで活躍する劇作家たちの成功を支援する目的で創立された。また、大気汚染の少ない燃料の使用を促進することを使命とする会社アース・バイオフューエルズの役員会のメンバーも務めている。さらに、新生南アフリカのアーティスト集団アーティスツ・フォー・ア・ニュー・サウス・アフリカや、アフリカの発展の礎に女性への教育を掲げるキャンペーン・フォー・フィーメイル・エデュケーション(Camfed)を支援している。
 06年より5度にわたって発表されてきた「フォーブス」誌の“最も信頼できる著名人リスト”に毎回選ばれている。
 待機作は、『Villa Capri』『The Nutcracker and the Four Realms』など。

MICHAEL CAINE(Joe Harding)

マイケル・ケイン(ジョー・ハーディング)

マイケル・ケイン

 米アカデミー賞を2度受賞し、60年以上にわたって映画界で活躍し続けるレジェンドである。ウディ・アレン監督の『ハンナとその姉妹』(86)の演技で初めて米アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞し、ゴールデングローブ賞と英アカデミー(BAFTA)賞にもノミネートされた。ラッセ・ハルストレム監督の『サイダーハウス・ルール』(99)の演技で2度目の同賞最優秀助演男優賞を受賞。ほかに全米映画俳優組合(SAG)賞も受賞し、ゴールデングローブ賞とBAFTA賞にもノミネートされた。
 米アカデミー賞最優秀主演男優賞には4回ノミネートされている。1度目はタイトルロールを演じた『アルフィー』(66)で、ゴールデングローブ賞にもノミネートされ、全米映画批評家協会賞を受賞。2度目はマイロ・ティンドルを演じた『探偵<スルース>』(72/共演:ローレンス・オリビエ)で、ゴールデングローブ賞にもノミネートされ、イブニング・スタンダード賞を受賞。3度目は『リタと大学教授』(83・未)で、ゴールデングローブ賞とBAFTA賞を受賞した。4度目は『愛の落日』(02)で、ゴールデングローブ賞とBAFTA賞にもノミネートされ、ロンドン映画批評家協会賞を受賞した。
 また、『リトル・ヴォイス』(98)の演技では、ゴールデングローブ賞とロンドン映画批評家協会賞を受賞し、BAFTA賞の最優秀主演男優賞にノミネートされた。さらに、クリストファー・ノーラン監督の時代物ドラマ『プレステージ』(06)の演技では、ロンドン映画批評家協会賞を受賞している。この作品は、2005年の大ヒット作『バットマン ビギンズ』に続くノーラン監督との2度目のコラボ作品で、そののち、同じくノーラン監督の大ヒット作『ダークナイト』(08)と『ダークナイト ライジング』(12)でも『バットマン ビギンズ』で演じたブルース・ウェインの執事であり腹心の友でもあるアルフレッド役を再演している。次に、フランソワーズ・ドーナーの小説「La Douceur Assassine」をサンドラ・ネットルベック監督が映画化した『Mr. Morgan's Last Love』(13)、ルイ・ルテリエ監督の『グランド・イリュージョン』(13/共演:モーガン・フリーマン、マーク・ラファロ、ジェシー・アイゼンバーグ、ウディ・ハレルソン)に出演。

 33年、サウス・ロンドンで生まれた。本名はモーリス・マイケルホワイト。早い時期から演技に興味を抱いたが、53年、英陸軍クイーンズ連隊とロイヤル・フュージリアーズ連隊から除隊後、演技キャリアを追求し始めた。『ケイン号の叛乱』(54)から芸名を取り、さまざまな舞台劇でイギリス中をツアーして回り、イギリスの映画やTV番組に出演し始めた。
 64年、『ズール戦争』で初めての大役となるゴンビル・ブロムヘッド中尉を演じた。翌65年には大ヒットサスペンス『国際諜報局』で秘密諜報員ハリー・パーマーを演じ、その後9回にわたってノミネートされることになるBAFTA賞に初めてノミネートされた。だが、国際的なスターダムの階段を駆け上がっていったのは、独創的な60年代を舞台にし、米アカデミー賞候補となった演技を披露した前述の『アルフィー』だった。また、60年代後半には、前述の『国際諜報局』の続編『パーマーの危機脱出』(66)や『10億ドルの頭脳』(67)、ゴールデングローブ賞に自身がノミネートされた『泥棒貴族』(66)、『夕陽よ急げ』『女と女と女たち』(共に67)、『恐怖の落し穴』『怪奇と幻想の島』(共に68・未)、『ミニミニ大作戦』『空軍大戦略』(共に69)など、11本の映画に出演した。
 次の20年間で、ロバート・アルドリッチ監督の『燃える戦場』(70)、『ある愛のすべて』(72/共演:エリザベス・テイラー)、ジョン・ヒューストン監督の『王になろうとした男』(75)、『ニューヨーク一獲千金』(76)、リチャード・アッテンボロー監督の『遠すぎた橋』(77)、ニール・サイモンのコメディ『カリフォルニア・スイート』(78)、ブライアン・デ・パルマ監督の『殺しのドレス』(80)、ジョン・ヒューストン監督の『勝利への脱出』(81)、シドニー・ツメット監督の『デストラップ・死の罠』(82)、スタンリー・ドーネン監督の『アバンチュール・イン・リオ』(84・未)、ジョン・フランケンハイマー監督の『第三帝国の遺産』(85・未)、ニール・ジョーダン監督の『モナリザ』(86)、自身がゴールデングローブ賞にノミネートされた『ペテン師とサギ師/だまされてリビエラ』(88)など40本以上の映画に出演。
 それ以来、『ブラッド&ワイン』(96)、『クイルズ』『デンジャラス・ビューティー』(共に00)、『オースティン・パワーズ ゴールドメンバー』(02)、ゴア・バービンスキー監督の『ニコラス・ケイジの ウェザーマン』(05・未)、アルフォンソ・キュアロン監督の『トゥモロー・ワールド』(06)、主人公ハリー・ブラウンを演じたインディペンデント映画『狼たちの処刑台』(09・未)、クリストファー・ノーラン監督と再びチームを組んだスマッシュヒット『インセプション』(10)といった多くの作品に出演してきた。また、『Gnomeo & Juliet』(11)ではレッドブリック卿の声を演じ、3Dアトラクション・ムービー『センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島』(12)にも出演している。
 作家として、自叙伝「What's It All About?」、BBC放送でおこなった一連の講義に基づく「映画の演技――映画を作る時の俳優の役割」を執筆した。のちに回顧録「The Elephant to Hollywood」がアメリカのヘンリー・ホルト社より10年に出版されて高評価を得た。
 92年、女王誕生記念叙勲として、大英帝国勲章コマンダー(C.B.E.)を受章し、8年後にはナイト・コマンダー(K.B.E.)を受章した。
 近作には、クリストファー・ノーラン監督のメガヒット作『インターステラ―』(14)、マシュー・ボーン監督の『キングスマン』(14)、米アカデミー賞受賞監督パオロ・ソレンティーノがメガホンを取った『グランドフィナーレ』(15)などがある。

ALAN ARKIN(Albert Garner)

アラン・アーキン(アルバート・ガードナー)

アラン・アーキン

 長年にわたり、舞台とスクリーンの両分野で最も尊敬されるアーティストのひとりである。ヒット作『リトル・ミス・サンシャイン』(06)の演技で米アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。この演技では、インディペンデント・スピリット賞、英アカデミー(BAFTA)賞も受賞し、全米映画俳優組合(SAG)賞映画部門最優秀アンサンブル演技賞をキャストとともに分かち合った。また、SAG賞では最優秀助演男優賞にもノミネートされた。
 米アカデミー賞最優秀最優秀作品賞を受賞したベン・アフレック監督の『アルゴ』(12)の演技でもアカデミー賞、BAFTA賞、ゴールデングローブ賞の最優秀助演男優賞にノミネートされた。この作品は2013年にBAFTA賞最優秀作品賞も獲得している。そのほか、自身は放送映画批評家協会賞、ロンドン映画批評家協会賞、SAG賞にもノミネートされた。また、『Improper Channels』(81)と『Joshua Then and Now』(85)では、それぞれジニー賞の外国人俳優による最優秀演技賞と最優秀助演男優賞を受賞した。
 近作には、TVシリーズ「ボージャック・ホースマン」(14~)の4話(15,16)を含め、フィッシャー・スティーブンス監督の犯罪コメディ『ミッドナイト・ガイズ』(12/共演:アル・パチーノ、クリストファー・ウォーケン)、『俺たちスーパーマジシャン』(13・未/共演:スティーブ・カレル、ジム・キャリー)、ピーター・シーガル監督の『リベンジ・マッチ』(13/共演:ロバート・デ・ニーロ、シルベスター・スタローン)、『ミリオンダラー・アーム』(14/共演:ジョン・ハム)、『クーパー家の晩餐会』(15/共演:ジョン・グッドマン、エド・ヘルムズ、ダイアン・キートン)などの映画作品がある。それ以前には、アクション・コメディ『ゲット スマート』(08)、心温まる『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』(08)、コメディ『チェンジ・アップ/オレはどっちで、アイツもどっち!?』(11・未)、ファミリーヒット作『ザ・マペッツ』(11)といった作品に出演した。

 ニューヨーク州ブルックリン生まれ。シカゴの即興劇団セカンド・シティでキャリアをスタートさせた。これがきっかけとなり、63年にカール・ライナーの本に基づくブロードウェイ劇「Enter Laughing」に出演し、絶賛を浴び、トニー賞を受賞。その翌年には、マレー・シスガルの戯曲「LUV」で再びブロードウェイの舞台に立った。
 66年、ノーマン・ジュイソン監督のコメディヒット作『アメリカ上陸作戦』で大作映画に出演し華々しい映画デビューを飾った。この演技で、初めて米アカデミー賞最優秀主演男優賞にノミネートされ、ゴールデングローブ賞を獲得した。ドラマ『愛すれど心さびしく』(68)の演技で2度目の米アカデミー賞最優秀主演男優賞にノミネートされ、ニューヨーク映画批評家協会(NYFCC)賞を受賞し、ゴールデングローブ賞にもノミネートされた。『ふたりの天使』(69)でも主人公を演じ、再びゴールデングローブ賞にノミネートされた。
 50年以上にわたり70本以上の映画に出演してきた。その長大な出演リストには、『暗くなるまで待って』(67)、『キャッチ22』(70)、長編映画監督デビュー作となった『殺人狂想曲』(71・未)、自身がNYFCC賞を受賞した『Hearts of the West』(75)、『シャーロック・ホームズの素敵な挑戦』(76)、『あきれたあきれた大作戦』(79)、『シザーハンズ』『ハバナ』(共に90)、『摩天楼を夢みて』(92)、『ハネムーンは命がけ』(93)、『マザーナイト』(96・未)、『ポイント・ブランク』(97・未)、『ガタカ』(97)、『Fカップの憂うつ』(98・未)、『聖なる嘘つき/その名はジェイコブ』(99)、『アメリカン・スウィートハート』(01)、初めてインディペンデント・スピリット賞にノミネートされた『Thirteen Conversations About One Thing』(01)、『ウォルト・ディズニーのサンタクローズ3/クリスマス大決戦!』(06)、『国家誘拐』(07・未)、『サンシャイン・クリーニング』(08)、『ファミリーズ・シークレット 秘密を抱えた家族』(09・未)、『パーフェクト・プラン 完全なる犯罪計画』(11・未)などがある。
 また、米アカデミー賞最優秀実写短編映画賞にノミネートされた『People Soup』(69)など、いくつかの短編映画の監督も務めている。
 TVでも、4回エミー賞にノミネートされるなど、その演技は高く評価されている。ホロコーストの実話をドラマ化したTV映画「脱走戦線」(86)の演技でエミー賞とゴールデングローブ賞にノミネートされ、TVシリーズ「ABC Stage 67」(66~)の1話(66)や「シカゴホープ」(94~00)の1話(97)にゲスト出演してエミー賞にノミネートされ、TV映画「ペンタゴン文書/合衆国の陰謀」(03)の演技でもエミー賞にノミネートされた。そのほか、ショータイムのTV映画「Varian's War」(01)、シドニー・ルメットがクリエイター/脚本/監督を務めて高評価を受けたA&EのTVシリーズ「100 Centre Street」(01~02)といった数多くのTV番組に出演している。さらに、ブロードウェイ劇をTVに脚色した「Twigs」(75/出演:キャロル・バーネット)やPBSのTVシリーズ「Trying Times」(87,89)の2話(87,89)で監督を務めた。
 66年、サークル・イン・ザ・スクエアで上演されて高評価を受けた舞台劇「Eh?」(主演:ダスティン・ホフマン)で演出家としてデビューした。その後、ジュールズ・ファイファーの戯曲「Little Murders」を演出し、続いてファイファーの戯曲「The White House Murder Case」の演出も手掛けてオビー賞を受賞した。同じくサークル・イン・ザ・スクエアで上演されたこの2作品の演出で、ドラマデスク賞を受賞した。ブロードウェイでは、ニール・サイモンのヒット作「サンシャイン・ボーイズ」を演出し、トニー賞最優秀演出賞にノミネートされた。98年、エレイン・メイと一緒に書いた戯曲「Power Plays」の演出を担当し、出演も兼ねた。この作品は、プロムナード・シアターで上演されて人気を博した。演出を手掛けた作品には、ブロードウェイ・ミュージカル「Molly」、アメリカン・プレイス・シアターで上演された「Rubbers/Yank 3 Detroit 0 Top of the Seventh」、スタンフォードのハートマン・シアターで上演された「ロレーヌのジャンヌ」、バート・レイノルズ・シアターで上演され、息子アダムが主演した「The Sorrows of Stephen」、ニューヨークのラウンドアバウト・シアターで上演された「Room Service」などがある。
 「Tony's Hard Work Day」など8冊の児童書を含め、数冊の本を執筆している。初期の著作本「The Lemming Condition」はブックセラーズ・オブ・アメリカの栄誉に輝き、ホワイトハウス図書室の蔵書となった。11年には、回顧録「An Improvised Life」を出版した。

ANN-MARGRET(Annie Santori)

アン=マーグレット(アニー・サントーリ)

アン=マーグレット

 熟練のエンターテイナーである。米アカデミー賞に2度ノミネートされ、ゴールデングローブ賞は5回受賞。エミー賞は全部で6度ノミネートされ、1回受賞している。“その年の女性スター賞”を3回受賞し、全米劇場主による“その年の最優秀ボックスオフィス・スター”にも2度選ばれている。また、CD「God is Love: The Gospel Sessions」でグラミー賞にもノミネート経験をもつ。
 ホワイトハウスでパフォーマンスし、海外に駐屯する米軍にエンターテインメントを提供した功績を称えて大統領より表彰され、米軍慰問団世界理事会より栄誉を贈られた。ベトナム戦争の間、ほかのエンターテイナーたちとチームを組み、米軍慰問団としてツアーをおこない、ベトナムや東南アジアの僻地にいる米国軍人たちを慰問して回った。スウェーデン国王と王妃のための御前パフォーマンスもおこなったことがある。
 ライフタイムのTV映画「Life of the Party: The Pamela Harriman Story」(98)で有名なパメラ・ハリマンを演じ、エミー賞/ゴールデングローブ賞/全米映画俳優組合(SAG)賞のTV映画部門最優秀女優賞にノミネートされた。主演を務めたショータイムの「ハッピー・フェイス・マーダー」(99)は、最高視聴率をあげたオリジナルTV映画となった。同じくショータイムで最高視聴率をたたきだしたTVシリーズ「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」(13~)の2話(14)にもゲスト出演している。また、NBCの賞受賞シリーズ「サード・ウォッチ」(99~05)の3話(03)や「CSI:科学捜査班」(00~15)の1話(10)にもゲスト出演し、同じくNBCの高評価を受けるドラマ「LAW & ORDER:性犯罪特捜班」(99~)の1話(10)の演技でエミー賞ドラマ部門最優秀ゲスト女優賞を受賞している。映画では、『エニイ・ギブン・サンデー』(99)でアル・パチーノやキャメロン・ディアスと、『The Loss of a Teardrop Diamond』(08)ではブライス・ダラス・ハワードと、『オールド・ドッグ』(09・未)ではジョン・トラボルタやロビン・ウィリアムズと共演した。

 若いときに、伝説のジョージ・バーンズに見出され、『ポケット一杯の幸福』(61)でベティ・デイビスの娘を演じて映画デビューを飾った。それ以来、『ステート・フェア』(62)、『バイ・バイ・バーディー』(63)、『ラスベガス万才』(64)、『駅馬車』(65)、『シンシナティ・キッド』(66)、『愛の狩人』(71)、『Tommy/トミー』(75)、『ラブリー・オールドメン』(93)とその続編『ラブリー・オールドメン/釣り大将LOVE LOVE日記』(95・未)といったヒット作など、60本以上の映画に出演してきた。
 また、ジョン・ウェイン、エルビス・プレスリー、アンソニー・ホプキンス、ジャック・ニコルソン、アーノルド・シュワルツェネッガー、カーク・ダグラス、スティーブ・マックィーン、バート・レイノルズ、ウォルター・マッソーといった大スターたちと共演している。
 前述の『愛の狩人』(監督:マイク・ニコルズ)と同じく前述のロック映画『Tommy/トミー』(監督:ケン・ラッセル)の演技で米アカデミー賞にノミネートされた。
 TVでも同じく印象に残る優れたドラマチックな演技を披露し、「ファミリー」(83)、「欲望という名の電車」(84)、「グレンヴィル家の秘密(前・後)」(87)、「クイーン」(93)でエミー賞にノミネートされた。
 また、ドリームワークスの『フリントストーン/モダン石器時代』(94)の続編『フリントストーン2/ビバ・ロック・ベガス』(00)の主題歌も歌っている。  そのほか、「The Ann-Margret Show」(68)、「Ann-Margret: From Hollywood With Love」(69)、「Dames At Sea」(71)、「Ann-Margret: When You're Smiling」(73)、「Ann-Margret Olsson」(75)、「Ann-Margret: Rhinestone Cowgirl」(77)、「Rockette: A Holiday Tribute to Radio City Music Hall」(78)といった自身のTV特番にも数多く出演している。
 その人気を証明するかのごとく、自叙伝「My Story」は出版されて1週間で、「ニューヨーク・タイムズ」紙のベストセラーリストに登場した。 また、「The Best Little Whorehouse In Texas」ツアーに出演し、全米39都市を回り、3200万ドルの興収をあげた。

JOEY KING(Brooklyn Harding)

ジョーイ・キング(ブルックリン・ハーディング)

ジョーイ・キング

 現在17歳だが、すでに10年以上業界で活躍する人気と実力を兼ね備えた女優である。
 待機作には、ブロード・グリーン・ピクチャーズ作品『Wish Upon』(共演:ライアン・フィリップ)、ジェリー・スピネッリのベストセラー・ヤングアダルト小説「スターガール」に基づき、タイトルキャラクターを演じる『Stargirl』(監督:キャサリン・ハードウィック)、気まぐれなマリファナ好きの家出人を演じる『Smartass』、トロント国際映画祭でアルケミーが配給権を取得したジェイムズ・フランコ監督のインディ系コメディドラマ『Zeroville』(共演:フランコ、ウィル・フェレル、セス・ローゲン、ミーガン・フォックス)などがある。現在は、南アフリカでNetflix作品『The Kissing Booth』の撮影に入っている。
 近作は、自身がゴッサム賞最優秀ブレイクスルー俳優賞にノミネートされた『WISH I WAS HERE/僕らのいる場所』(14/監督:ザック・ブラフ、共演:ブラフ、ケイト・ハドソン、マンディ・パティンキン)、全米公開前にトロント映画祭でプレミア上映されたゲイの権利を描くドラマ『ストーンウォール』(15)、モントリオール映画祭でプレミア上映されたインディ系のファミリーコメディドラマで、失明しかけた少女を演じる『Borealis』(15)、ローランド・エメリッヒ監督の大ヒット作『インデペンデンス・デイ』(96)の続編『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』(16/共演:ジェフ・ゴールドブラム、リアム・ヘムズワース)など。また、インターネットで配信予定のTV映画「Camp」(共演:シエラ・マコーミック、イアン・ネルソン、ノーラン・グールド、ホレイショ・サンズ)ではプロデューサーとしてデビューし、出演も兼ねている。
 10年、10歳のときに『ラモーナのおきて』(未/共演:セレーナ・ゴメス)で初の大役となる主人公ラモーナを演じ、映画界に突然登場した。この演技でヤング・アーティスト賞映画部門最優秀演技賞を受賞。ヤング・アーティスト賞にはそのほかにも、映画/TV作品の演技でさらに6回ノミネートされている。

 ほかに、『世界侵略:ロサンゼルス決戦』(11/共演:アーロン・エッカート)、『ラブ・アゲイン』(11/共演:スティーブ・カレル、ジュリアン・ムーア)、クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト ライジング』(12/共演:クリスチャン・ベール、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、アン・ハサウェイ)、サム・ライミ監督の『オズ はじまりの戦い』(13/共演:ジェイムズ・フランコ、ミラ・クニス、ミシェル・ウィリアムズ)、ジェイムズ・フランコ監督の『The Sound and the Fury』(14/共演:セス・ローゲン)、『ホワイトハウス・ダウン』(13/共演:チャニング・テイタム、ジェイミー・フォックス)、『死霊館』(13/共演:ベラ・ファーミガ、パトリック・ウィルソン)、『ファミリー・ウィークエンド』(13・未/共演:マシュー・モディーン、クリスティン・チェノウェス)などがある。また、TVシリーズ「Robot Chicken」(05~)の1話(16)、『ホートン ふしぎな世界のダレダーレ』(08)、『アイス・エイジ3 ティラノのおとしもの』(09)、『The Boxcar Children』(14)に声の出演をしている。
 TVでは、FXの高評価を受けるシリーズ「FARGO/ファーゴ」(14~)の9話(14~15)で、コリン・ハンクス演じるキャラクターの娘を演じた。この作品は、エミー賞18部門にノミネートされ、14年のTVシリーズの中で2番目に多いノミネート数を獲得し、同賞最優秀ミニシリーズ賞を獲得した。ライフタイムのオリジナルTV映画「背徳の預言者 ウォレン・ジェフス」(14)で、ウォレン・ジェフスを裁判にかける、虐待された若い花嫁エリッサ・ウォールを演じた。この作品は、1年以上FBI10大最重要指名手配リストに載っていた、モルモン教の分派で一夫多妻制を掲げる宗教団体の指導者ウォレン・ジェフスの実話に基づいている。
それ以前には、ディズニーの「スイート・ライフ」(05~08)の2話(06)、「アントラージュ★オレたちのハリウッド」(04~11)の1話(07)、「CSI:科学捜査班」(00~15)の2話(07,08)、「ミディアム 霊能者アリソン・デュボア」(05~11)の1話(08)、「ゴースト ~天国からのささやき」(05~10)の2話(10)、「New Girl ~ダサかわ女子と三銃士」(11~)の1話(12)などに出演している。また、14年には、特番「Stand Up to Cancer」にも出演した。ほとんどすべてのアメリカの大手エンターテインメント/ポップカルチャー誌で特集を組まれ、「バラエティ」誌の“ユース・インパクト・リスト”と「ハリウッド・リポーター」誌の“見るべきヤングスター・リスト”の両方で注目を浴び、14年度アメリカン・フィルム・インスティチュート(A.F.I.)映画祭の“ヤング・ハリウッド・パネル”のひとりに選ばれた。TVトーク番組に再三登場する人気ゲストであり、「The Tonight Show with Jay Leno」(92~14)には3回(10,13)出演している。

MATT DILLON(FBI Agent Arlen Hamer)

マット・ディロン(FBI捜査官アーレン・ヘイマー)

マット・ディロン

 ドラマとコメディの両分野で幅広い才能を発揮し、30年以上にわたって映画界で成功を収めてきた。高い評価を受けたポール・ハギス監督の『クラッシュ』(04)で、人種差別主義の警官を見事に演じ、観客の心を引き付ける演技で、米アカデミー賞/ゴールデングローブ賞/全米映画俳優組合(SAG)賞/全米放送映画批評家協会賞/英アカデミー(BAFTA)賞の最優秀助演男優賞にノミネートされ、インディペンデント・スピリット賞を受賞。さらに、SAG賞と全米放送映画批評家協会賞の最優秀アンサンブル演技賞をキャストとともに分かち合った。
 出演作品には、作家チャールズ・ブコウスキーの分身ともいえる主人公を演じ、カンヌ映画祭でプレミア上映されてその演技を絶賛された『酔いどれ詩人になるまえに』(05)、コメディ『トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合』(06・未/共演:ケイト・ハドソン、オーウェン・ウィルソン)、『ザ・クリミナル 合衆国の陰謀』(08・未/共演:ケイト・ベッキンセイル、ベラ・ファーミガ)、『オールド・ドッグ』(09・未/共演:ジョン・トラボルタ、ロビン・ウィリアムズ、ケリー・プレストン)、『アーマード 武装地帯』(09)、『テイカーズ』(10)などがある。
 フランシス・コッポラ監督の『アウトサイダー』(83)で新生面を切り開く演技を見せた一方で、『メリーに首ったけ』(98)では恋に一途な私立探偵を陽気に演じ、同世代の俳優の中で最も幅広い演技をする俳優のひとりであることを証明した。
コッポラ監督の『ランブルフィッシュ』(83)、ゲイリー・マーシャル監督の『フラミンゴキッド』(84)で主演を務めたのち、1990年、ガス・バン・サント監督の『ドラッグストア・カウボーイ』(89)で薬物依存症の男を痛烈に演じ、インディペンデント・スピリット賞最優秀主演男優賞を受賞。それ以来、スター街道を駆け上り、キャメロン・クロウ監督の『シングルス』(92)、バン・サント監督の『誘う女』(95/共演:ニコール・キッドマン)、テッド・デミ監督の『ビューティフル・ガールズ』(96/共演:ユマ・サーマン、ナタリー・ポートマン)、ケビン・スペイシー監督の『アルビノ・アリゲーター』(96)、『イン&アウト』(97/共演:ケビン・クライン)、ジョン・マクノートン監督の『ワイルドシングス』(98)といったヒット作に出演してきた。

 完成された俳優であるとともに、『シティ・オブ・ゴースト』(02/共演:ジェラール・ドパルデュー、ステラン・スカルスガルド、ジェイムズ・カーン)で長編映画の監督/脚本家デビューを果たした。それ以前には、HBO放送の刑務所を舞台にしたドラマ「OZ/オズ」(97~03)の1話(99)で監督を務めた経験がある。
TVではほかに、ナレーターのひとりとして手紙を朗読したドキュメンタリー「ディア・アメリカ/戦場からの手紙」(87)に出演。また、HBO放送のオムニバスTV映画「男が女を愛する時」(91)では、アーウィン・ショーの物語を脚色した「カンザス・シティに帰る」編に出演した。
 舞台でもマルチな才能を披露している。「The Boys of Winter」に出演してブロードウェイの舞台に立ち、PBS/「American Playhouse」(81~)作品「The Great American Fourth of July and Other Disasters」にも出演している。
近作に、コメディ『Girl Most Likely』(12/共演:アネット・ベニング、クリステン・ウィグ)、ドラマ『マイ・ライフ・メモリー』(13/共演:ナオミ・ワッツ)、犯罪コメディ『エージェント・スティール』(13・未/共演:カート・ラッセル)などがある。TVでは、M・ナイト・シャマランが監督/製作総指揮に携わったFOX放送のヒットシリーズ「ウェイワード・パインズ 出口のない街」(15~)の第1シーズン(15)に出演した。
また、アニメ『Rock Dog』(16)では声の出演をしている。最近、キューバの男性歌手エル・グラン・フェジョーベに関するドキュメンタリーの監督を務めた。

CHRISTOPHER LLOYD(Milton Kupchak)

クリストファー・ロイド(ミルトン・カップチャク)

マイケル・ケイン

 舞台で演技キャリアをスタートさせた。ブロードウェイ/オフブロードウェイ/地方公演/夏期公演を含めて200以上の作品に出演している。タイトルロールを演じた「Kaspark」でドラマデスク賞を受賞したほか、ブロードウェイではダン・サリバン演出の「Mornings at Seven」に出演。そのほか、ニューヨーク演劇祭シェイクスピア・イン・ザ・パークで上演された「十二夜」、センター・ステージ・シアターで上演された「ゴドーを待ちながら」、ダルトン・トランボ役を演じたニューヨーク・プロダクションの「Trumbo」、ブライアン・キューリック演出によるクラシック・ステージ・カンパニーでの「コーカサスの白墨の輪」などがある。
1975年、『カッコーの巣の上で』に出演し、映画キャリアをスタートさせた。そののち、TVシリーズ「Taxi」(78~83)の84話に5年連続でジム・イグナトウスキー役を演じ、こののちに獲得することになる3つのエミー賞のうち、2つを受賞した。
 92年に、シリーズ「アボンリーへの道」でエミー賞ドラマ部門最優秀男優賞を受賞。この受賞は、シリーズのレギュラー俳優陣がこの部門賞を独占するなか、ゲスト出演者が初めて受賞するという、エミー賞の歴史を塗り替える結果となった。翌年から、エミー賞は規則を改定し、ゲスト出演者のための賞を別途設けた。

 これまでに、90本以上の映画やTV作品に出演してきた。その作品には、『ゴーイング・サウス』(78・未)、『バカルー・バンザイの8次元ギャラクシー』(84・未)、『スター・トレック3/ミスター・スポックを探せ!』(84)、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」三部作(85,89,90)、『殺人ゲームへの招待』(85)、『エイトメン・アウト』(88・未)、『トラック29』『ロジャー・ラビット』(共に88)、『ドリーム・チーム』(89)、『アダムス・ファミリー』(91)とその続編『アダムス・ファミリー2』(93)、BBC放送のTV映画「クラッシュ・ザ・タンカー/流出危機」(92)、『わんぱくデニス』(93)、無情な殺人犯を冷酷に演じてインディペンデント・スピリット賞最優秀助演男優賞を受賞した『風と共に去る20ドル!?』(93・未)、『ページマスター』(94・未)、『エンジェルス』(94)、『デンバーに死す時』(95)、『ブラボー火星人2000』(99・未)、HBO放送のTV映画「エマ・トンプソンのウィット/命の詩」(01/監督:マイク・ニコルズ、共演:トンプソン)、アニメ『ねずみの騎士デスペローの物語』(08・未)、『Snowmen』(10)などがある。
 近作は、多くのインディペンデント映画祭で上映された『I Am Not a Serial Killer』(16)など。

JOHN ORTIZ(Jesus)

ジョン・オーティス(ヘスース)

 ニューヨークの舞台で演技力を磨いた賞受賞経験をもつ俳優。オフブロードウェイ作品「References to Salvador Dali Make Me Hot」でオビー賞最優秀男優賞を受賞した。インディ系作品『ジャック、舟に乗る』(10・未)では、インディペンデント・スピリット賞助演男優賞にノミネートされた。ホームグラウンドである舞台同様、映画/TVでも活躍している。
 最近、ジョーダン・ボート=ロバーツ監督の『キングコング:髑髏島の巨神』(17/共演:トム・ヒドルストン、サミュエル・L・ジャクソン、ブリー・ラーソン、ジョン・グッドマン、ジョン・C・ライリー)が公開されたばかりである。待機作には、J・J・エイブラムス製作の『Cloverfield Movie』(共演:クリス・オダウド、エリザベス・デビッキ)、『Nostalgia』(共演:ジョン・ハム、ニック・オファーマン)、『Replicas』(共演:キアヌ・リーブス、アリス・イブ)などがある。
 ほかにも、『カリートの道』(93)、『スティーブ・マーティンのSgt.ビルコ/史上最狂のギャンブル大作戦』(96・未)、『身代金』(96)、『アミスタッド』(97)、第2話に出演したオムニバスTV映画「レイジ/連鎖暴動」(97)、『Side Street』(98)、『ダブル・ターゲット』(99・未)、『夜になるまえに』(00)、『デッド・レイン』(00・未)、『NARC ナーク』(02)、『マイアミ・バイス』『エル・カンタンテ』(共に06)、『アメリカン・ギャングスタ―』『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』(共に07)、『プライド&グローリー』(08・未)、『パブリック・エネミーズ』(09)、フィリップ・シーモア・ホフマンと共に製作総指揮も手掛けた前述の『ジャック、舟に乗る』、米アカデミー賞ノミネート作品『世界にひとつのプレイブック』(12)、『ワイルド・スピード EURO MISSION』(13)、『クライム・ヒート』(14・未/共演:トム・ハーディ、ジェイムズ・ガンドルフィーニ)、『セザール・チャベス』(14/監督:ディエゴ・ルナ、共演:マイケル・ペーニャ)、『ブラックハット』(15/共演:クリス・ヘムズワース)、『スティーブ・ジョブズ』(15/共演:マイケル・ファスベンダー、ケイト・ウィンスレット)、『A Woman, A Part』(16/共演:マギー・シフ、カーラ・セイモア)、『A Dog's Purpose』(17)などに出演している。

 レギュラー出演したTVシリーズには、「Lush Life」の全7話(96)、「The Job」の全19話(01~02)、「Clubhouse」(04~05)の10話(04~05)などがある。ケーブルテレビシリーズ「Luck」の全10話(11~12)ではダスティン・ホフマンと共演した。近作は、FOX放送シリーズ「Rake」の全13話(14/共演:グレッグ・キニア)、HBO放送シリーズ「Togetherness」(15~16/共演:アマンダ・ピート、メラニー・リンスキー)の7話(15~16)など。また、2017年に放送予定のTBS放送シリーズ「The Guest Book」の4話(共演:ケリー・マーティン)にも出演している。
 ラビリンス・シアター・カンパニーの共同設立者フィリップ・シーモア・ホフマンとともに製作/出演した数多くの舞台作品には、ホフマン演出による「The Last Days of Judas Iscariot」、自身がドラマデスク賞にノミネートされた「Jesus Hopped The‘A' Train」「Guinea Pig Solo」「ジャック、舟に乗る」などがあり、これらはすべてニューヨークのパブリック・シアターで上演された。また、ピーター・セラーズを演出に迎え、タイトルロールを演じた「オセロ」(共演:ホフマン)は、ウィーンで初演されたのち、海外ツアー公演もおこなわれた。
ほかのニューヨークの舞台作品には、ブロードウェイ作品「Anna in the Tropics」、パブリック・シアターで上演された「危機一髪」(共演:ジョン・グッドマン)、プレイライツ・ホライズンで上演された「Cloud Tectonics」などがある。セラーズ演出による「ペルシア人」「ベニスの商人」は、パリ/ロンドン/ベルリン/エジンバラ、そしてそのほか多くの都市で上演された。米国内の地方都市においては、マーク・テイパー・フォーラム、ザ・グッドマン・シアター、ハートフォード・ステージ、アリーナ・ステージ、イエール・レパートリー・シアター、サウス・コースト・レパートリー、シンシナティ・プレイハウスなどの舞台に立っている。
ブルックリンに生まれ育つ。メジャーリーグのニューヨーク・ヤンキースとプロパスケットボールチームのニューヨーク・ニックスの熱烈なファンである。

PETER SERAFINOWICZ(Murphy)

ピーター・セラフィノウィッツ(マーフィー)

 英国の俳優/コメディアン/脚本家/作曲家/声優/監督。1990年代初期から映画/TV/ラジオに数多く出演し、お馴染みの顔と声で親しまれている。
 『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(99)のダース・モールの声と、英チャンネル4でカルト的人気を博したコメディシリーズ「SPACED ~俺たちルームシェアリング~」(99,01/共演:サイモン・ペッグ、ジェシカ・ハインズ)の3話(99,01)でガールフレンドを横取りする下劣な青年デュアン・ベンジーを個性的に演じたことで有名になり、以来、多くの映画やTV作品に出演し続けてきた。出演作品には、ワーキング・タイトル作品『ショーン・オブ・ザ・デッド』(04・未)と『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』(13)、『南の島のリゾート式恋愛セラピー』(09・未/共演:ビンス・ボーン、ジェイソン・ベイトマン)、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(14/共演:クリス・プラット、声の出演:ブラッドリー・クーパー)、ポール・フェイグ監督の『SPY/スパイ』(15・未)などがある。
 BBC放送では自身の番組のクリエイターを務め、出演も兼ねた。TVシリーズ「Look Around You」(02,05)は、2003年度英アカデミー(BAFTA)TV賞最優秀コメディ番組/シリーズ賞にノミネートされ、「The Peter Serafinowicz Show」(07~08)は08年度ローズ・ドール・エンターテインメント国際TV祭で最優秀エンターテイナー賞を受賞した。ほかのTV出演には、「サウスパーク」(97~)の2話(06,14)、FX放送のコメディ「Running Wilde」(10~11)の全13話、NBC放送の「Parks and Recreation」(09~15)の3話(13,15)、チャンネル4の「Mr. Sloane」(14)の全6話などがある。近作は、ビッグ・ダディの声を担当したイルミネーション・エンターテインメントのコメディミュージカルアニメ『SING/シング』(16)。待機作に、ブラッド・シルバーリング監督の『An Ordinary Man』がある。また、アマゾンのTVシリーズ「The Tick」(16)ではベン・エドランドが創作したコミック本の大人気キャラクターを演じた。

KENAN THOMPSON(Manager Keith Schonfeld)

キーナン・トンプソン(キース・ショーンフェルド店長)

 「サタデーナイトライブ」(75~)に14シーズン(03~)出演。アル・シャープトン牧師/チャールズ・バークレー/スティーブ・ハーベイ/デビッド・オルティーズといった人々の愉快な物まねや、架空のトークショー「Deep House Dish」の容赦なくこき下ろす司会者DJダイナスティ・ハンドバッグ/賑やかな後妻のバージニアカ・ヘイスティングス/寸劇「Weekend Update」の記者ジーン・K・ジーンといったキャラクターを演じ、この番組に多大な貢献をしてきた。最近では、不良どもを脅し作戦で震え上がらせる囚人ロレンゾ・マッキントッシュや、人気の寸劇「ワット・アップ・ウィズ・ザット」でハチャメチャな歌を歌うトークショーの司会者ディ・アンドレ・コールを演じて視聴者の絶賛を浴びている。
 アトランタ出身。ニコロデオンの子供だけで演じる寸劇コメディシリーズ「All That」(94~05)のメンバーとしてTV界にデビューし50話(94~00)に出演した。1996年には、パートナーのケル・ミッチェルとともにスピンオフ番組「Kenan and Kel」(96~00)もスタートさせた。また、ワーナー・ブラザースTVの「フェリシティの青春」(98~02)の4話(01)にも出演した。
 さらに、コメディアニメ『Space Chimps』(08)、TVシリーズ「Sit Down Shut Up」(09)、グリーディ・スマーフの声を演じたアニメ『スマーフ』(11)とその続編『スマーフ2 アイドル救出作戦!』(13)、オースティン・“インプレサリオ”・サリバンの声を演じたHuluのアニメシリーズ「The Awesomes」(13~15)、『Rock Dog』(16)などの作品では声優としての才能も披露している。また、09年のNBAプレイオフの最中に流れるコービー・ブライアント/レブロン・ジェイムズの人形を使ったナイキのコマーシャルでも声を担当した。
 そのほかの出演作品には、『D2/マイティ・ダック』(94)、『ヘビーウェイト/サマー・キャンプ奪還作戦』(95・未)、『グッド・バーガー』(97・未)、『ロッキー&ブルウィンクル』(00・未)、『セレブな彼女の落とし方』(03・未)、『バーバーショップ2グッド!』『ふわっとアルバート』(共に04・未)、『スネーク・フライト』(06/共演:サミュエル・L・ジャクソン)、『Wieners』(08)、『最高の人生のはじめ方』(12・未/共演:モーガン・フリーマン)、『They Came Together』(14)などがある。

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