シガニー・ウィーヴァーが元大統領夫人の国務長官としてTVシリーズ初主演!
ホワイトハウスを舞台に政治の裏側と家族の葛藤を描く。
第42代大統領バド・ハモンドの元妻で、アメリカ合衆国国務長官エレイン・バリッシュは、双子の兄弟TJとダグラスの母でもある。首席補佐官ダグラスと恋人アンの婚約披露パーティーが行なわれるのを機に、彼女は記者スーザン・バーグによる独占取材を受けることに。そんな中、ハカム大統領政権下のイランで事件が発生する。
エレインはスーザンに3人の救出にバドを派遣するという計画を明かし、続いてポール・ガルセッティ大統領にその考えを伝える。計画は承認され、バドはスーザンら記者団を伴って、ハカム大統領との話し合いが持たれる第3国オマーンに向かおうとするが…。一方TJは、ナイトクラブのオープン資金を両親が出してくれないことに業を煮やし、祖母マーガレットの小切手を盗む。
イラン人質事件が一段落したワシントンではエレインが大統領選に出馬するという噂が広がっていた。エレインの恩師で、連邦最高裁判所で判事を務めるダイアン・ナッシュは「ガルセッティが先手を打つ構えでいるから注意しろ」とエレインに警告するが…。そんな中、バドは選挙アナリストであるジュバル・ジェイコブズを訪ね、エレインの勝算について助言を求める。
3週間におよぶ海外歴訪の旅からエレインはようやく帰国する。TJは週末のナイトクラブがオープンの準備に追われる一方、グループセラピーにも継続的に参加していた。そんな中、閣僚が危機管理室に招集される。兵士を乗せて諜報活動を行なっていたと思われる中国の原子力潜水艦が、サンディエゴ沖で座礁したというのだが…。
TJはコカインの過剰摂取で救急搬送されるが幸いにして一命を取り留めた。エレインはマスコミ対策にスーザンを呼び、「TJは抗生物質の副作用で入院した」と記事を書くよう求める。そんな中、エレインに中国大使代理から思わぬ警告がもたらされる。機密が漏れるのを防ぐために、原潜乗組員は救助の手が近づいたら潜水艦を爆破するよう命令されていると…。
潜水艦座礁事件の後、エレインは辞表を書き、ガルセッティ大統領に手渡すが、彼は次の大統領選で副大統領候補として一緒に出馬してほしいとエレインに求める。一方、ダグラスは母の辞表のコピーをスーザンに渡し、エレインにそのことを打ち明ける。エレインは、ダグラスも暗い一面を抱えていることに気づき、母親として果たすべき役目を優先しようと考えが傾き…。