ER緊急救命室VIII <エイト・シーズン>

自分の将来についてウィーバーに相談するため、勤務後ERに戻ったカーターは、次々と急患を頼まれ帰れなくなってしまう。

グリーンは前妻との間の娘レイチェルと同居することになり、妻コーデイとギクシャク。コバッチュとアビーは険悪な雰囲気に。

ルイスが5年振りに帰ってきた！ かつて想いを寄せ合ったグリーンと再会を喜ぶも、コーデイは不機嫌顔。保身を図るウィーバーに失望したチェンは辞職を決意、チーフ･レジデントの座はカーターの手に…！？

ER復帰初日のルイス。久々の忙しさにアビーを一看護師としてこき使い、カーターと親密なこともあってアビーに敵対心を抱かれてしまう。

髄膜炎菌に冒された学生を診たルイスは大学側に緊急通知。コバッチュと別れたアビーはカーターの誘いを待つが、ルイスといるところを目撃してしまう。

カーターは祖母の余命を知りショックを受ける。リースの監護権を巡りロジャーに訴えられたベントンは、リースが実子であることの証明にDNA鑑定を受けることに。

フィンチのER最終日。事故にあった妊婦の元に急行したウィーバーは、感電の恐れの中帝王切開に踏み切る。飼い犬と共に車にはねられた女性に続きカーターの祖母が骨折で運ばれてくる。

レイチェルのボーイフレンドが薬物検査で陽性に。グリーンから尿検査を勧められたレイチェルは反発する。ニコルは盗癖からERを解雇される。

ベントンはリースとクリスマスを過ごすためロマノに勤務時間の削減を申し出る。強盗と間違えられ母親に撃たれた少年をコーデイと共に全力で救うが、それがベントンにとってカウンティー最後の仕事となった。

誕生日なのに厄日のアビー。搬送されながら別の病院を希望する男は以前カーターとルーシーを刺したポールだった！

夫に暴力を受ける隣人を見かねたアビーは警察に通報。が、警察の前では仲睦まじい様子を見せる。

ERに復職したチェンは相変わらずウィーバーに反抗的。カーターは祖母が連れて来た白血病の少年を診察。

ドラッグを誤飲したエラの容体は峠を越える。謝るレイチェルにコーデイは家を出て行けと言い放ち、グリーンと激しく口論。そんなとき、グリーンは体調の異変に気付く。

レイチェルを追い出さないグリーンに怒ったコーデイはエラを連れて家出。脳腫瘍の再発からグリーンはニューヨークのバーク医師を訪れる。余命を宣告され苦しむグリーン。

カーターはルイスがグリーンの家に泊まったことを知り問い詰める。ウィーバーへのいたずらから特別講義を受けることになったカーター、ルイス、アビー、コバッチュ、ガラント。

グリーンと別居中のコーデイはERを避けるが、ロマノに外傷担当を言い渡され渋々引き受ける。延命のための化学療法を始めたグリーンは副作用に耐えられずERを早退、一同は病気の再発を知る。

思いのほか早い病状の進行にショックを隠し切れないグリーン。が、死を目前にした患者の姿を見て、自分の死についての決意を新たにする。

姉クロエの娘スージーからの助けを求める留守電を聞いたルイスは急遽ニューヨークへ。NYPD第55分署の警官ボスコとヨーカスに同行しクロエとスージーを探すが、見つかったのは意識不明のクロエただ一人だった。

ハワイにいるグリーンからファックスが届く。“ERのギャング共へ”の書き出しで始まるその手紙には、幸せな家族の情景が描かれていた。

自らの死期を悟ったグリーンは一切の治療を止め、残された時間でレイチェルを諭そうとハワイへと旅立つ。ついに大発作に襲われるグリーン。

カーターが中心となったERは今日も大忙し。発熱と発疹の症状で運ばれて来た兄妹を診察したカーターは、天然痘と酷似しているその症状に驚き二人を隔離する