ティモシー・シャラメ主演の傑作『君の名前で僕を呼んで』(2018年)でアカデミー賞®ノミネートを果たし、“人喰い”の若者たちの恋を描いたヴェネチア国際映画祭の銀獅子賞受賞作『ボーンズ アンド オール』(2023年)で世界に賛否両論を巻き起こすなど、全世界から注目を集めるルカ・グァダニーノ監督最新作。若きハリウッドスターゼンデイヤを主演に迎えて贈る本作は、2人の男を同時に愛するテニス界の元スター選手と、彼女の虜になった親友同士の2人の男子テニスプレイヤーの10年以上の長きに渡る衝撃の<愛>の物語。これまで様々な“愛”の形を表現してきたルカ監督が、本作では一体どのような“愛”を描き出すのか――。
主演を務めるのは、ルカ監督作へ初出演となる 『スパイダーマン』シリーズ、『デューン 砂の惑星』シリーズのゼンデイヤ。すべてを手に入れたテニス界の元トッププレーヤー、タシ・ダンカンを演じる。共演は、Netflixドラマシリーズ「ザ・クラウン」でゴールデングローブ賞を受賞したジョシュ・オコナー、スティーブン・スピルバーグ監督作『ウエスト・サイド・ストーリー』(2021年)で、英国アカデミー賞にノミネート経験を持つマイク・フェイストの若手実力派キャスト。タシの虜になった親友同士の2人の若き男子テニスプレーヤーを演じる。また、音楽を担当するのは、『ソーシャル・ネットワーク』(2010年)、『ドラゴン・タトゥーの女』(2011年)、『ソウルフル・ワールド』(2020年)のトレント・レズナーとアッティカス・ロス。オスカー、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞受賞者である2人が、ルカ監督の前作『ボーンズ アンド オール』に続き、本作でも再びタッグを組む。
人気と実力を兼ね備えたタシ・ダンカン(ゼンデイヤ)は、絶対的な存在としてテニス界で大きな注目を集めていた。しかし、試合中の大怪我で、突如、選手生命が断たれてしまう――。選手としての未来を失ってしまったタシだったが、新たな生きがいを見出す。それは、彼女に惹かれ、虜となった親友同士の2人の男子テニスプレイヤーを愛すること。だが、その“愛”は、10年以上の長きに渡る彼女にとっての新たな<ゲーム>だった。はたして、彼女がたどり着く結末とは――。
■監督:ルカ・グァダニーノ(『君の名前で僕を呼んで』『ボーンズ アンド オール』)
■出演者:ゼンデイヤ(『スパイダーマン』シリーズ、『デューン 砂の惑星』シリーズ)、ジョシュ・オコナー(Netflixドラマ シリーズ「ザ・クラウン」)、マイク・フェイスト(『ウエスト・サイド・ストーリー』)
■音楽:トレント・レズナー、アッティカス・ロス
■配給:ワーナー・ブラザース映画