ザターナ・ザターラという名を持っているのだから、プロのマジシャンという職業を選んだのは当然のことだと言える。もちろん、だからと言って彼女が観客を圧倒するために繰り出すイリュージョンや呪文が偽物だというわけではない。
知的で自信に溢れ物怖じせず、その卓越した魔法の能力によって現実自体を操ることができるザターナは、熟練したプロのマジシャンという一面と、世界最強のスーパーヒーロー達と共に黒魔術に立ち向かう魔術師という一面を持っている。呪文を逆から唱えることで、想像力が許す物を何でも呼び出すことができ、その創造力によってどんな難解な問題をも解決することができる。
そうは言っても、ザターナが魔法の危険性を知らないというわけではない。黒魔術によって父を亡くしたことがあるからだ。このせいで師を持たなかったザターナは比較的魔法の経験が浅かったが、そのことはザターナの決意を固くしただけだった。他人を犠牲にしてまで魔法を使おうとする者には何としてでも立ち向かう、と。しかしザターナが父の運命から逃れようと願うのならば、できるだけ早く魔法をマスターし、世界最強の魔術師達に立ち向かわなければならない。
特殊能力 | 魔法 |
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本名 | ザターナ・ザターラ | 職業 | 元ステージマジシャン |
初登場 | HAWKMAN #4 (1964) |
NEW 52初登場 | JUSTICE LEAGUE DARK #1 (2011) |
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