チーターの素早さ。雄牛の突進力。虎の獰猛さ。マリ・マッケイブは、動物界に存在するすべての力や能力や特性を操る――スーパーヒーロービクセンとして、魔法の家宝を使って動物の力を操り、自然界に危害を加えてくる者達に立ち向かう。
幼少期、マリは強欲と堕落によって両親を亡くした。マリは未だにそれらと戦っている。のちにマリは、謎のタントゥ・トーテム――両親から受け継いだ強力な首飾り――のおかげで、地球上のあらゆる動物の特性を獲得できる能力を授かったことに気づいた。鷹のように空を飛び、魚のように水中で呼吸し、サイのように頑丈な肌をも持つことができるのだ。ビクセンという名を得たマリは、人間か動物かを問わず、すべての罪のない者達を守るために努めている。
気が短く時には独りよがりになってしまうマリだが、思いやりが強い人物で、揺るぎない強い信念を持っている。スーパーヒーローというだけでなく、モデルでもあり動物愛護運動家でもある。その立場を最大限に生かして、自分で自分の身を守れない動物達を人間から守っている。ビクセンとなって以来、DCユニバースの最強のヒーロー達と共に戦ったことがあり、ジャスティス・リーグのメンバーとして活躍した経験をも持っている。
特殊能力 | 動物を操る能力、戦闘技術、飛行、強化されたスピード、強化された力、超人的な敏捷性 |
---|---|
本名 | マリ・マッケイブ |
拠点 | デトロイト |
初登場 | ACTION COMICS #521 (1981) |
関連キャラクター |