映画『かくかくしかじか』の公開まで約1ヶ月に迫る本日4月15日(火)に
500名以上もの生徒たちと豪華キャストが触れ合う<高校プレミア>を開催しました!
今回、イベントの会場になったのは宝仙学園高等学校。本作でも描かれる高校生が主人公の映画に合わせて相応しい会場で実施された高校プレミアイベントには、約530名にも及ぶ生徒たちが集結!只事ではない会場の雰囲気を感じ取った生徒たちのテンションも一気に高まる中、いよいよイベントがスタート。MCの呼び込みにより、主演の永野芽郁さんを筆頭に、大泉洋さん、見上愛さん、畑芽育さん、鈴木仁さん、森愁斗さん、関和亮監督たちがついに姿を現すと、会場からは絶叫&拍手が!
永野さん&大泉さんたちキャスト陣は生徒たちの熱気に圧倒されながらもレッドカーペットでマスコミ向けの取材に応じながら、集まった生徒たちにも手振りやサインなどで丁寧にファンサービスを行い、レッドカーペットを闊歩しました。
レッドカーペットでの取材&ファンサービスが終わると、再度登壇者がステージ上に集結。キャスト&監督より一言ずつ挨拶が行われると、舞台挨拶がスタートした。高校の体育館でのレッドカーペットという珍しい形でのイベントとなったが、永野さんと大泉さんは「本当にみなさん元気で...朝眠かったのですが、一瞬で眠気覚めました(笑)」(永野さん)、「僕らが少し顔を向けるだけでぎゃあ〜!!と...関監督でもこんなに人気があるなんて(笑)こんなに盛り上げていただいて感謝しかございません」と元気な高校生たちの勢いに圧倒されながらも笑顔を見せました。
レッドカーペットでも息ぴったりな掛け合いを見せていた永野さん&大泉さん。今回は映画『こんにちは、母さん』(24年)以来の再共演。前回は親子役を演じ、今回は生徒と恩師という役どころに扮しているが、永野さんは「(大泉との共演は)心強かったです!前回(共演した際は)撮影日数自体はそこまでなかったので、今回がっつりご一緒させていただいて面白いし楽しいし、美味しいご飯も連れて行ってくださるし最高でした」と信頼を寄せ、対する大泉さんも「前は(永野さんは自分の)娘役で、しかも僕も気の弱いお父さんという役だったんですが、今回は厳しい恩師と生徒という関係性。今回の方が濃密な絡みがたくさんあって、改めて永野芽郁という役者の凄さを目の当たりにするというか。共演していても油断すると観客になってしまうくらい、すごいなと見入ってしまいましたね」と絶賛し、相思相愛ぶりを垣間見せました。
そんな二人をそばで見守っていた関監督も、「すごく和気藹々と撮影されているのは現場でも一緒でしたが、リハが始まると一気に緊張感が出て。明子と日高先生の関係性がものの数秒で作り出せるのが、お二人ともプロだなと」と現場での様子を明かし称賛!
一方、見上さん、畑さん、鈴木さん、森さんは、みんな永野さん演じる明子と絵画教室仲間。明子と同様に大泉さん演じる日高先生の生徒役を演じたキャスト陣には、永野さん&大泉さんとの共演や撮影当時のエピソードについての質問に。
印象的なシーンとして、明子が日高先生に引きずられるシーンを挙げたのは、明子の友人・北見役を演じた見上さん。「コミカルなシーンはもちろん、日高先生が竹刀で指導する気迫に満ちたシーンもある中で、皆さん切り替えが早くて。ついていきます!という気持ちでした」と当時の心境について触れ、永野さん・大泉さんたちの姿に刺激を受けた様子。
明子の絵画教室の後輩で、のちの明子の漫画のアシスタントとなる佐藤役を演じた畑さんは、もともと原作の大ファンだったといい、「明子と日高先生を演じるのがこのお二人だと聞いて、"キャスティングが天才!"と思っていました。観客としてもずっと感動していました」と熱量たっぷりにコメント。
同じく原作ファンだという、美術の魅力に気づき絵画教室に通い始める元ヤン・今ちゃん役を演じた鈴木さんは、「今ちゃんというキャラクターを演じることに緊張もあったんですが、初日の撮影から大泉さん演じる日高先生と"ゼロ距離"で睨み合うシーンがあって、逆にもう大丈夫だと吹っ切ることができました(笑)」と笑い混じりに振り返りました。
さらに明子たちと同じく絵画教室の生徒、川崎くん役を演じた森さんは、「僕(が演じる川崎くんも)日高先生から強い言葉を浴びるシーンがあるんですが、個人的にはすごく楽しい撮影でした。撮影前には"デスマスク"(※劇中に登場するデッサンのモチーフ)の型も取っていて。口を開けっぱなしで、20分くらい鼻呼吸で頑張っていたんですが(笑)なかなか経験できないことだったので楽しかったです」と笑顔。
イベントでは一足早く本作を鑑賞した生徒たちからの感想も紹介される場面も。
「私にも歌を教えてくださる先生がいて、少しこの映画と重なる部分があり、これでもかというほど泣きました。ずっと教えてくださるのが当たり前ではない、寄り添ってくれる先生がいなくなってしまうこともある。今を大切にしなきゃと感動させられました」
「とてつもなく感動しました。本当に最高に良い映画で号泣しちゃいました。でも笑っちゃうシーンも多かったのでとても楽しく見ることができました。全員演技が上手で引き込まれました。私も今年受験生なので、ダウジング法で乗り越えたいと思います」というリアルな感想が読み上げられ、胸が打たれた生徒も多かった様子。
そんなリアルな声に永野さんは、「本当に嬉しいです!ちょうど明子がみなさんと同じくらいの歳の頃からこの物語も始まるので、そんな年の近いみなさんの心に届いたのかなと思うと本当に光栄です」と目を輝かせました。
そして最後には、集まった生徒たち、そして映画を楽しみに待つファンに向け、永野さん&大泉さんから一言ずつメッセージが。
「授業もある中、朝から集まって"ワーキャー"してくれて、おじさんとっても元気になりました、ありがとうございます。時代も変わってコミュニケーションが取りにくい時代になってしまったなと思っている中で、本作は自分の想いをストレートにぶつける教師と、その想いに応えたいという生徒がぶつかり合いながらも成長していく物語です。ぜひ友達にも観てもらえたらと思います」(大泉さん)
「私自身も完成した本作を観た時に、結末を知っているのに泣きました。それでいて笑えて、なんて不思議な魅力のある映画なんだろうと。東村先生の自伝的な物語なので、先生の人生をほんの少しだけ知れた気もしましたし、明子にとっての日高先生のような恩師がいない人でも、人生を変えてくれた人とか、ターニングポイントになる人は頭に浮かぶと思います。そういう人がいたら、ぜひ映画を観て感謝な気持ちを伝えてくださいね」(永野さん)
コメントが終わると再び盛大な拍手に包まれる中イベントは幕を閉じました!
映画『かくかくしかじか』5月16日(金)公開!ぜひご期待ください!