第81回アカデミー賞で、作品賞を含む13部門にノミネートされ、美術賞・視覚効果賞・メイクアップ賞を受賞した『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』。そして第83回アカデミー賞で、作品賞・監督賞・主演男優賞を含む8部門にノミネートされ、脚色賞・作曲賞・編集賞の3部門を受賞した『ソーシャル・ネットワーク』。そして、『ファイト・クラブ』『ドラゴン・タトゥーの女』『ゴーン・ガール』等、独創的なビジュアル表現と観る者の先読みを許さない力強いストーリーテリングで、世界中の映画ファンを熱狂させ続ける監督デヴィッド・フィンチャー。この稀代の監督の名を一躍世界中に知らしめた衝撃のノンストップ・サスペンス・エンターテイメント『セブン』が、2025年1月31日(金)から期間限定で初のIMAX上映が決定! 1995年の全米公開30周年を記念し、デヴィッド・フィンチャー監督自ら監修し、当時のオリジナルのネガから4K修復が行われた特別版でのIMAX公開となる。
舞台は雨降りしきる大都会。刑事を続けることに疲れ果てた退職間際のベテラン刑事サマセット(モーガン・フリーマン)は、赴任したての血気盛んな新人刑事ミルズ(ブラッド・ピット)と共に犯罪史上類を見ない"連続猟奇殺人事件"を担当することになる。はじまりは月曜日。極度の肥満の男が、絶命するまで無理矢理食べさせられ続け殺されたという事件現場には、「GLUTTONY=大食」と書かれたメモが残されていた。翌火曜日には、大物弁護士の死体が血で書かれた「GREED=強欲」という文字と一緒に発見される。サマセットは、犯人はキリスト教の「七つの大罪=憤怒・嫉妬・高慢・肉欲・怠惰・強欲・大食」のいずれかに該当する者に狙いを定めて刑を執行していることを確信。ミルズにあと五人殺される事を告げる。次の犯行を阻むため捜査を続ける二人だったが、犯人によって次第に絶望へと追い詰められていく...。犯人は一体誰なのか?
デヴィッド・フィンチャー監督が、ハリウッドを独走し続けるトップ俳優ブラッド・ピットを主演に迎えて仕掛けた映画『セブン』は、ソーシャルメディアがまったく普及していない公開当時に、中毒性とゲーム性を兼ね備えた超・問題作として、口コミが世界中で大バズり。全米4週連続で興行ランキングNo.1を獲得し、興行収入153億円($100,125,643)を突破! 日本でも興行収入57.8億円($37,787,580)を記録し、世界興行収入は500億円($327,333,559)を超え、空前の大ヒットを遂げている※。いまだに熱狂的なファンを増やし続けているその最大の魅力は、クライマックスに向けて加速する息つく間もない怒涛の7日間の展開と、想像を絶する驚愕のラストシーンだ。「全てが終われば、その結末は人には理解されにくいだろうが、認めざるを得なくなる」――劇中のあるシーンの台詞の通り、観た者たちに一生忘れないほどの《劇薬トラウマ体験》を植え付け、当時の体験は全米公開から30年たった今でもまったく色あせることが無いのだ。賛否両論あるラストであることから、映画会社によって別案も公開前に検討されていた。しかしフィンチャー監督は、現行のラストを頑なにこだわったという逸話もあるほど。それだけフィンチャー監督の原点とも言える本作を、ぜひこの機会にIMAXで体感してほしい。※Box Office Mojo調べ/1ドル=153円換算
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