8月20日(火)に行われた公開記念舞台挨拶イベントに、眞栄田郷敦さん、高橋文哉さん、板垣李光人さん、桜田ひよりさん、萩原健太郎監督が登壇!劇場公開がスタートし周りからの反響や今の心境、公開後だからこそ明かせる、何度も観返したくなるような本作にまつわるエピソードなどをたっぷり語っていただきました。
さらに、まさかすぎる出演者情報もサプライズ発表!会場は騒然となるなど、驚きの新情報もあり大盛り上がりのイベントとなりました!
<イベントレポート>
大きな拍手で迎えられ会場に登場したキャスト・スタッフ一同。公開を迎え初日満足度1位に輝いた本作に続々と反響が届いていることを受け、眞栄田さんは「すごい良い評判をたくさんいただいていますね。普段連絡来ない人からも泣いたとか感動したと感想をもらって嬉しいですね。」とコメント。また上映している映画館に眞栄田さんと萩原監督、そしてやす(ずん)さんやスタッフたちと映画を見に行ったそうで、萩原監督は「結構すすり泣く声とかも聞こえました」と実際の劇場のリアクションを肌で感じたそう。高橋さんは「公開した作品を必ず見てくれる高校の時の友達がいて、どうやって役作りしたの?とかいつもより前のめりに感想を教えてくれた」、板垣さんは「今までの作品より見に行きたいんだよねって言ってもらえることが多い気がして。実際に観てくれた人も今までにないぐらい熱い感想をくれました。(世田介が)天才だったと言われて気持ちよくなりました。」、桜田さんは「SNSで応援してくれる声をたくさん見つけたのですが、私たちが撮影の時に持っていた熱量がそのまま届いているなと思って嬉しい気持ちになりました。」とそれぞれに明かし、萩原監督は「良い感想の多さにびっくりしますが、中でもこの4人に関する反響が凄く多いです。そこがすごく嬉しかったですね。」と語りました。
撮影から1年が経ち、プロモーション期間も経て共演者の意外だなということはと聞かれると、高橋さんは「この2ヶ月で結構聞かれたので(笑)」と困りつつも、眞栄田さんの髪型をみて「今日前髪下ろしているのが意外でした。可愛いなと思いました」と回答。また先日の高橋さんのラジオ番組に眞栄田さんと板垣さんが出演したことに触れ「楽しかったね」と盛り上がる場面も。続いて、高橋さんの意外な一面を聞かれると、眞栄田さんは「熱いですよね」と回答。それに対し高橋さんは「平熱は低いんですけね」とふざけて返す場面もあるなど仲良しトークを披露。眞栄田さんのコメントを受けて高橋さんは「出会った時から熱さを内に秘めてると言ってくれるんですけど、その部分について自分でも改めて再確認できました。」と語りました。桜田さんは悩んだ末「自頭が良い!話していて頭の回転スピードとかで感じました」と回答。また板垣さんの意外な部分について高橋さんは「クールそうに見えて、かわいい。」、桜田さんは「李光人くんと共演の回数が多いんですが、久々に会ってもブランクを感じさせないところがあって。考え方が似ていると感じる部分もあって、いつもフラットですよね」と回答。桜田さんの意外なところについては桜田さんを凝視しながら、高橋さんは「髪伸びたね」といい、それ受けて桜田さんは「夏なんで!」と返すと共演者から逆じゃない?とツッコミが。すると桜田さんは「夏なんで髪が伸びるスピードが早いんですよ」と明かし、キャスト陣はこの場で桜田さんの意外ポイントを見つけることに。萩原監督からみたキャストたちの意外な一面については「意外かは分からないですけど、皆さん真面目ですね」と明かしました。
劇中で美術部の先生が八虎にかける一言が名言との反響が多く寄せられていることを受けて、実際に影響を受けた一言について聞かれると眞栄田さんは「ブルーピリオドに対し届くコメントと感想を見ているとすごいパワーもらえるなと思いますね。別作品の撮影をしている中でも頑張ろうと思えます。」、高橋さんは「本当に体が資本だから色んな人に休んでいいんだよって言われるんですが、元々休みなんてあっても意味ないでしょというタイプだったんです。でもそういった声を受けて、休むことに重きを置くようになりましたね。」、板垣さんは「中学の頃に面白い先生がいて、デスクにお札を書いて貼っていたりしていたんですが、僕もそれを真似したりしていました。学生の頃の多感な時期というのは、先生や大人の影響というのがとても大きいなと思います。」、桜田さんは「犬の存在が一番大きいです。仕事で落ち込むときもこの子を守らないと、と思ったので、桜田ひよりが成長するために出会ってくれたんだなと思います。」とそれぞれに明かしました。
自分の好きなことを見つける方法は?という質問に対して高橋さんは「自分の好きなものを見つける時に、自分から見つけに行くことが合ってる人と、自分から見つけに行かない事が合ってる人がいると思います。自分の目に留まったものを大事にすればいいと思うので、自分の物差しを持ってほしいなと思いますね。」と語ると、眞栄田さんも共感した様子で「色んな経験を積むことですかね。経験をすることで自分の好きとか嫌いもわかってくると思うので」とそれぞれメッセージを送りました。
ここで、サプライズ出演者を発表!萩原監督から「新田真剣佑さんです!」と発表されるとキャストは驚きの表情をみせ、会場からも「えっ!」という反応でざわつく中、本人からのコメントが読まれました。渋谷でのシーンで冒頭5分に実は登場していた新田さんですが、出演した経緯を聞かれた萩原監督は「(新田さんが)現場に来るということになって、僕から出演をお願いしたんです。本当に八虎の脇を通り過ぎるだけのシーンだったので気づいていたか気になっていました・・・」と明かすと眞栄田さんは「あの日、やたら現場全体に緊張感があったんですよ。それで、観察していたら気付いてしまいました(笑)エキストラの方がたくさんいた中でめっちゃびっくりしましたけど、本人がモニターとか見てましたから(笑)」と明かし、逆サプライズ状態に!極秘出演のはずだった新田さんのまさかの行動も明かしました。また、新田さんから寄せられたメッセージについては「日本語うまくなったなと思います(笑)」と会場を笑わせつつ、「兄弟共演はいつかやりたいねって話しています。温めております。」と明かすなど仲の良さを見せました。このサプライズに高橋さんは「僕知ってはいました。」とまさかの反応をみせ、板垣さんは「すごいパニック!もう一回みたいと思いましたし、すごい素敵だなと思いました。」、桜田さんは「私も全然気づかなかったんでもう一回観たいと思います」とそれぞれに反応をみせました。
最後に眞栄田さんが「一回以上観ていただいた方が多いと思うんですが、とても良い評価をいただいていて有難いです。この映画を観て何かを感じてもらって動かされる人が増えてくれることを願っています。もし興味があれば僕の"兄貴探し"もしてもらって、何度も観ていただいて周りのひとにオススメしてもらえたら嬉しいです。この映画が長く広く残るように願っております。」と挨拶し舞台挨拶を締めくくりました。