この度、映画公開を2週間後に控えた7月24日(水)にPOP-UP STOREオープニングイベントを実施致しました。眞栄田郷敦さんと、本作の主題歌を担当し、今若者を中心に絶大な人気を誇る2024年最注目のアーティストWurtSが登壇しました! イベント直前には眞栄田さんが原宿の竹下通りにサプライズ登場!突然の登場に、その場にいた原宿の若者たちは大興奮!イベントでは、2人にPOP-UP STOREのグッズや映画の魅力、主題歌の制作秘話などたっぷりと語りました。そして、WurtSが本作のために書き下した主題歌"NOISE"をアコースティックバージョンで生歌唱し、オープニングイベントを熱く盛り上げました。
<イベントレポート>
夏休みが始まり大賑わいの竹下通りにサプライズ登場した、眞栄田さん。学生が集まる街ということで、放課後のエピソードや夏休みの思い出を語りながら竹下通りを歩き、その場に居合わせた若者たちは、眞栄田さんの突然の登場に大熱狂!
POP-UP STOREのオープニングイベントがスタートし、原宿にちなみ夏休みの竹下通りの思い出を聞かれるとWurtSは「僕は陰キャだったんで、これなかったですね(笑)」と話し会場を笑わせました。8月4日(日)まで開催しているPOP-UP STOREはオリジナルグッズの販売はもちろん、ここでしか観られない写真や絵画の展示など『ブルーピリオド』の世界観に浸れる内容が盛り沢山。眞栄田さんは実際に会場を見渡すと「ブルーピリオド展も行かせていただいたので、映画版ができてテンション上がりますね。」、WurtSは「メイキングの写真があったり、映画の中に出てくる絵があったりとかして、より世界観を楽しめる展示になっているなと思います」とコメント。
全国公開に先駆けて本編を観た人からは早速大絶賛の声が上がっており、試写会では満足度95%という驚異的な評判に。この結果について眞栄田さんは「すごい広まっているなという感覚がありますね。まずはこの映画のことを知ってもらうことが大事だと思うので、あと2週間もっと盛り上げていきたいですね」と意気込みを語り、WurtSは「音楽をメインに担当しているので、絵を描く部分とか試験会場の音とかすごくこだわってる映画だなと思いますね。その部分にも注目して観てもらえたらと思います」とアピール。続けて、配信中の主題歌「NOISE」について「ライブとかでも披露させていただいているんですけどすごく良い感想をもらえたり、僕が主題歌を担当しているということで周りから「すごいね」と言ってもらえてすごく嬉しいです。」と明かしました。
また、劇中で八虎が悩みながら描き上げ、自身の転機ともなる「縁」の絵画についてはワンテイクで撮影したという眞栄田さんは「全体像が掴みづらいぐらいのサイズ感のキャンパスでしたね。ゾーンに入ってましたね(笑)緊張感がありましたけど、作中でも八虎が初めて本当の意味で感性を表現する絵だったので、良い空気感で出来ました。」と振り返りました。
この日が初対面となった二人はお互いの印象について、眞栄田さんは「曲がすごくオシャレなので、もっとイケイケな方かなと思ってたんですけど、すっごい柔らかい感じの方で安心しました(笑)あと、取材のときの撮影時のポージングがうまいんです!」と明かすと、不意に褒められたWurtSは「はじめて言われました」と照れる様子を見せ、続けて「初めて役者さんとお話させていただいた機会だったので、話し方もかっこいいし、考えている事とか参考になるところが多かったので、お会いできてよかったです」と明かし、お互いに笑い合いました。
本作のために書き下ろした主題歌「NOISE」について、WurtSは「ブルーピリオドのことは原作から知っていたので、イメージがあったりしたんですけど、物語自体に葛藤が描かれていると思っていて。葛藤から成長していく過程を曲に落とし込みたいと思っていて、テーマとして一つ"葛藤"があったと思います。「まだか」という歌詞があるんですけど、走っていてまだかな、まだかなというのを夢で見て、自分と葛藤していた部分と作品のリンクを感じました」と制作エピソードを披露。
楽曲の印象について眞栄田さんは「作品を観終わって、曲も相まって、この作品に出演できてよかったなと思いましたね。観終わった後にすごくエネルギーをもらえる作品だと思いますし、この作品にふさわしい主題歌にしていただいたと思います。」と想いを語りました。
ここでWurtSがアコースティックバージョンで「NOISE」を生歌唱!歌唱をし終えると拍手喝采が起こり、熱く感動した雰囲気に包まれた会場の中、眞栄田さんも感動した様子をみせ「カッコよかったですね!改めてこの曲が主題歌で良かったなと思いました。」と絶賛。
会場からの質問に二人が答えるコーナーでは、"情熱を武器に頑張る、自身の演じた八虎のように学生時代に熱中していたことは何ですか"という質問に対し、眞栄田さんは「どれだけうまく髪をセットできるかにかけてました(笑)ねじったりしてました」と会場を笑わせつつも、「サックスをやってたんで、サックスですかね。情熱はかなりかけましたね。正解がない世界なので、努力と才能ということを考えたことも多かったですし、この映画に共感できる部分が多い生活をしてました。藝大も受験したりもして、色んなものを犠牲しながらやっていたので」と、八虎と重なる部分があったと回答。WurtSは「学生時代はスポーツをしていましたね。音楽は趣味でやっていて。大学の時に活動を始めたんですけど、その時に本格的にスタートさせた感じですね」と明かしました。
続いて、"情熱を注いでその結果一番嬉しかったことは"という質問に対し眞栄田さんは「形にみえるかたちで結果が出るのは嬉しい瞬間ですね。順位を付けられることもあったので、1番が取れたら嬉しかったですね」、WurtSは「共感してもらえた時が一番嬉しかったですね」と回答。
また、絵画練習の際に6時間集中して絵画に没頭していたという眞栄田さんのエピソードを受けて、"集中力を持続させる方法は?"という質問に対し、眞栄田さんは「サックスやっていた時は一日12時間練習していてた時もあったのでそのときの癖がいまだに残っているのもあるかもしれないですが。自分に合った楽しめる方法を探したらいいと思います。」、WurtSは「曲つくりでいうと、作っている間が楽しいというのもあるので、気付いたら一日経ってたりとかしますね。自分の日常を大切にしたいと思っているので息抜きも大事かなと思います」とアドバイスを送りました。
最後に、WurtSは「自分の葛藤をテーマにしつつ、あまりお説教のようにはしたくなかったので、"みんなの曲"になったらいいなと思います。エンドロールに流れる「NOISE」を楽しんでいただけたらと思います。」とメッセージを送り、眞栄田さんは「キャスト、スタッフ、本当にたくさんの方が熱量高く作った作品です。本当にたくさんの方に観ていただいて、みんなが報われることを願ってます。観た後に自分と向き合ったり、自分の人生を考える時間になると思いますし、色んなメッセージがある映画になっていると思います。是非たくさんの方に広めていただきたいです。」と挨拶し、イベントを締めくくりました。