全員が裏切られる!?衝撃のラスト、緊迫の撮影秘話まで語り尽くす!【映画『怪物の木こり』公開記念舞台挨拶イベントレポート】

2023.12.04 劇場作品

亀梨和也&菜々緒&吉岡里帆&三池崇史監督登壇!
祝・公開!チーム『怪物の木こり』がネタバレトークで笑顔全開!
全員が裏切られる!?衝撃のラスト、緊迫の撮影秘話まで語り尽くす
【映画『怪物の木こり』公開記念舞台挨拶イベントレポート】

「ラストがあまりにも切ない」、「目まぐるしい展開に最後まで目が離せない!」などといった声が連日SNSに寄せられ大盛況の『怪物の木こり』ですが、12月2日(土)に公開記念舞台挨拶を実施!イベントには、亀梨和也さん、菜々緒さん、吉岡里帆さん、三池崇史監督が登壇!シッチェス国際映画祭からジャパンプレミアを経て、これまで"チーム『怪物の木こり』"として、数々のプロモーション活動を行ってきた監督とキャスト陣が、公開を迎えた喜びと熱い想いを語りました。さらに、公開後だからこそ語ることのできる、サイコパスvs連続殺人鬼、その物語の先にある衝撃のラストへのキャストの陣の想い、撮影当時の裏話など、ネタバレギリギリで本作の見どころを語り尽くすイベントとなりました。

上映後、観客で満席の会場は、衝撃のラストにまだ熱気が冷めやらぬ様子。今か今かとゲストの登壇を観客が待ちわびる中、亀梨和也さん、菜々緒さん、吉岡里帆さん、三池崇史監督ら、チーム『怪物の木こり』が登場すると、大きな拍手が沸き起こりました。はじめに挨拶した三池監督は「今日はありがとうございます。あまり朝向きの映画じゃないと思いますが、そういう日もあって良いかと(笑)」と挨拶し笑いを誘い、座長としてチームを引っ張っていた亀梨さんも「公開二日目を迎え、色々と感想を目にしていますが、いよいよ映画が巣立っていくというか、どういう風に育ってくれるのかなというところまで来ました。みなさんに本当に感謝しています」と喜びを噛みしめました。菜々緒さんは会場を見渡し「みなさん映画はいかがでしたか?(会場拍手)ありがとうございます!昨日もSNSの感想を拝見し、今日を迎えました。今日はよろしくお願いします」と語り、続く吉岡さんは「みなさんがご覧になった後ということで、色んな話をしたいと思います。みなさんがどんな風に感じているか気になっています」と笑顔を見せました。

様々な感想が寄せられる中、亀梨さんは気になったコメントがあるそうで「まさかサイコパスに泣かされるとは、というコメントがあって。グロいのが苦手だけど、全然大丈夫だったというコメントもありましたね。解釈に正解不正解はないので、思った感想を大事にしていただけたら」とコメント。菜々緒さんも「感想を見て、この人サイコパスっぽいなとか、その人の人間性がわかるようになってきたというのが私は印象的でした」とコメントし、プロファイラーの役柄が染みついている様子をみせました。

本編ではサイコパスと殺人鬼の対決が描かれつつも、冷酷だった二宮があることをきっかけに、段々と人間性と取り戻していくというストーリーも展開。そんな二宮の変化を経て、衝撃のラストへと繋がりますが、意外な結末に涙する人もいることを受けて、亀梨さんは「サイコパスとして生きていたところから、徐々に人間性を取り戻す流れの中で、ピュアな人間性を表現する部分は吉岡さんとのシーンが鍵になるので、丁寧に演じました」と演じ分けについて注意した部分を明かしました。亀梨さんのそんな役作りを近くで見ていた吉岡さんも手応えを感じていたようで、「ラストシーンにすべてをかける思いでした。その結果、ただのサイコスリラーの鑑賞後感とは違う、心に残る作品になったと思います。どの人も裏切られる、衝撃的な作品になっています」とコメント。

二宮の内面の変化に気づくのが、二宮を追う戸城と、彼を愛し始める映美の2人。それぞれが二宮と対峙する場面は大きな見所となり、緊迫感満載のシーンに仕上がっています。戸城が連続殺人事件の結末を見届けた後、二宮に直接的な言葉を投げかける最後の対話のシーンでは、演じる菜々緒さんの心拍数が上がり、マイクが音を拾ってしまうというハプニングも。このシーンについて菜々緒さんは「あのシーンはすごくアドレナリンが出てしまって。もう部屋の空気感が異様だったんです。カメラが回っている時以外、亀梨さんとは全くお話していない状態で」と、緊迫の撮影エピソードを明かすと、亀梨さんも「あの空気感もそうですけど、カメラが目の前にあったり、普段入らない所まで迫ってきて、監督に操られているんじゃないかって思い始めてましたからね」と振り返ります。

さらに、映美が二宮に対し感情をぶつけるシーンで吉岡さんは、「殴られて、首を絞められて、私が一番痛めつけられている気がします(笑)」と初めての三池組でその洗礼を存分に受けたことを笑顔で振り返り、「顔がうっ血したメイクをしているんですけど、それが髭に見えて、知らないおじさんが映っているんじゃないかって思ってしまいました(笑)」と思い出を振り返りました。

また、登場人物全員がサイコパスという本作にちなみ、サイコパス男子及び女子は恋愛対象になり得るか聞いたところ、亀梨さんは「好きになったらしょうがない。最初からすべてが見えてお付き合いすることはないと思うので、もしサイコパスだったらどうにかします」とサイコパスでも受け入れると答え、吉岡さんが「男前ですね~」と感心するも、女性陣二人は口を揃えて「NO」!菜々緒さんは「一緒にいると同調してしまうタイプなので」、吉岡は「やっぱり違和感を感じて全部怪しんでしまいそう。そういう匂い感じたら近づかないようにしています」とキッパリ!

そして、主題歌を担当した、SEKAI NO OWARIのSaoriから、映画の公開を祝うメッセージが到着!

思わぬサプライズに亀梨さんも感激した様子で「本当にこの作品にリンクしている楽曲で、エンドロールでは高揚したことを覚えています」と、映画の世界観にぴったりな主題歌について言及しました。

最後に亀梨さんは、「本日はありがとうございました。ぜひ、映画を観た感想をや想いを発信してください。一人一人が宣伝隊長として一緒に作品を大きく育てていただけたら嬉しいです。一度と言わず、二度観ると違った感覚に陥りますし、監督の表現やその意味を知る楽しみもある作品になっていると思いますので、劇場に足を運んでみてください」と一言一言に思いを込めるように力強くコメント。チーム『怪物の木こり』の今だからこそ語られるエピソードが満載で、キャスト陣の作品にかける熱い思いが垣間見られる公開記念舞台挨拶となりました。

映画『怪物の木こり』大ヒット上映中

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