「ワーナー・ブラザース創立100周年記念上映"35ミリで蘇るワーナーフィルムコレクション" selected by ル・シネマ」開催決定!

2023.08.18 ブルーレイ,DVD & 4K UHD/デジタル配信

「ワーナー・ブラザース創立100周年記念上映"35ミリで蘇るワーナーフィルムコレクション" selected by ル・シネマ」を、9月29日(金)から11月2日(木)まで開催する事を決定しました。『ブリット』、『ダーティハリー』、『アイズワイドシャット』など、ワーナー・ブラザースの100年の歴史を飾った作品を、35ミリフィルムで上映致します。さらに、ワーナー・ブラザース創立100周年を記念して、『トレーニング デイ』の4K ULTRA HD&ブルーレイセットを11月3日に発売致します。デンゼル・ワシントンがアカデミー主演男優賞を受賞した不朽の名作が4K UHDの最高クオリティでよみがえります。

「ワーナー・ブラザース創立100周年記念上映"35ミリで蘇るワーナーフィルムコレクション" selected by ル・シネマ」開催決定

「ワーナー・ブラザース創立100周年記念上映"35ミリで蘇るワーナーフィルムコレクション" selected by ル・シネマ」を2023年9月29日(金)から11月2日(木)まで、Bunkamura ル・シネマ渋谷宮下にて開催致します。100年の歴史を彩った作品の中から、上映劇場であるBunkamura ル・シネマ渋谷宮下が15作品を厳選し、貴重な35ミリフィルムでの上映を行います。『ダーティハリー』から上映が始まり、最後はトム・クルーズと日本の渡辺謙らが共演した『ラストサムライ』という濃厚なラインアップ。『アイズワイドシャット』は12年ぶり、『ビフォア・サンセット』は13年ぶりの上映となります。ワーナー・ブラザースの60年代後半から2010年代までの代表的作品を、35ミリフィルムで鑑賞できる貴重な上映となります。是非、この機会にお楽しみください。

作品セレクションについて

ことの発端は昨年末の打ち合わせでした。

ワーナー・ブラザースが100周年を迎える2023年度、ちょうどル・シネマも「Bunkamura ル・シネマ渋谷宮下」のオープンを控えており、ならばその偶然を祝し、「ル・シネマの映写機を使って、35ミリフィルム上映で100周年企画をやりませんか?」というお話になりました。

普段は上映している映画の大きさもタイプも異なり、お互いに接点も少ないワーナー・ブラザースとBunkamura ル・シネマ。そんな我々がセレクトをすることで、数々の名作を見つめ直す新たなきっかけが生まれてくれたら...と、あれもこれも上映したいと悩みつつ、スタッフたちと選んだのが今回のラインナップです。

まずワーナー・ブラザースの顔といえばクリント・イーストウッド。数ある作品からやはり代名詞である『ダーティハリー』は外せない...、「大人になったらあんな風にアンサンブルの似合う女性になりたい」と憧れた『おもいでの夏』、青春のサーフィン・ブームど真ん中、ラストシーンに胸を熱くした『ビッグ ウエンズデー』、鮮烈な映画体験として記憶に残る『ガープの世界』...などと妄想していたら、いきなり仕事を忘れ、いち映画ファンと化していました。

ワーナー・ブラザース作品の魅力の一つに「華やかなスターの存在」もありますね。『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』では「いけない夢」のような美しい2時間を渋谷パンテオンの大スクリーンで堪能、しばし仕事と現実を忘れた思い出も。そしてトム・クルーズとニコール・キッドマンのスーパーゴージャスな夫婦共演に、監督がスタンリー・キューブリック!の『アイズワイドシャット』。この頃のスターたちが今でも「映画の顔」として現役で活躍している姿を見ると嬉しくなります。
『デンジャラス・ビューティー』と『ラブ・アゲイン』、『かいじゅうたちのいるところ』は、それぞれ「こうあるべき」の世界のなかで、それに囚われることなく自分を見つけようとする人々の物語。思い切り笑えて、とびきりロマンティックで、終わるころには世界がすこし輝いて見える...まさに映画の醍醐味にあふれた作品です。

素材が古く、フィルムに多少の退色や傷は否めない作品もあるかもしれません。しかし、その傷自体が映画の記憶を感じさせるように、フィルム上映の魅力は自身の記憶に近い映像と空気感、そして奥行きだと思います。Bunkamura ル・シネマ渋谷宮下でも、35ミリフィルム上映企画を楽しみにしていらっしゃる20、30代のお客様がたくさんいらっしゃる事を実感してきました。おひとりで当時の思い出を訪ねるもよし、親子で世代を超え同じ作品を語っていただいてもよし、あるいはフィルム上映での 鑑賞が初めての方にも。今回の企画で体験していただければ嬉しく思います。
Bunkamura ル・シネマ渋谷宮下にてお待ちしています。

ル・シネマプログラミングプロデューサー 中村由紀子
日本ヘラルド映画勤務を経てBunkamura開館時89年よりル・シネマの番組編成を務める。

ワーナー・ブラザース創立100周年記念上映

ダーティハリー
1971年/103分/35mm
監督:ドン・シーゲル 出演:クリント・イーストウッド
©1971 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

ブリット
1968年/114分/35mm
監督:ピーター・イエーツ 出演:スティーブ・マックイーン ロバート・ボーン ジャクリーン・ビセット ドン・ゴードン ロバート・デュヴァル
©1968 Warner Bros. and Solar Productions Inc. All rights reserved.

ビッグ ウエンズデー
1978年/119分/35mm
監督:ジョン・ミリアス 出演:ジャン=マイケル・ヴィンセント
©1978 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

おもいでの夏
1971年/104分/35mm
監督:ロバート・マリガン 出演:ジェニファー・オニール ゲーリー・グライムス ジェリー・ハウザー
©1971 Warner Bros and Mulight-Roth Productions. ©1971 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア
1994年/124分/35mm
監督:ニール・ジョーダン 出演:トム・クルーズ ブラッド・ピット クリスチャン・スレイター
©1994 Geffen Pictures. © 2000 Warner Entertainment Inc. All rights reserved.

アイズワイドシャット
1999年/159分/35mm
監督:スタンリー・キューブリック 出演:トム・クルーズ ニコール・キッドマン
©1999 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

A.I.
2001年/146分/35mm
監督:スティブン・スピルバーグ
出演:ハーレイ・ジョエル・オスメント ジュード・ロウ フランシス・オーコナー
©2001 Warner Bros. Entertainment Inc. and Dreamworks LLC. All rights reserved.

ビフォア・サンセット
2004年/81分/35mm
監督:リチャード・リンクレイター 出演:イーサン・ホーク ジュリー・デルピー
© 2004 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

かいじゅうたちのいるところ
2009年/101分/35mm
監督:スパイク・ジョーンズ 出演:マックス・レコーズ ジェイムズ・ガンドルフィーニ ローレン・アンブローズ キャサリン・キーナー マーク・ラファロ
©2009 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

デンジャラス・ビューティー
2000年/110分/35mm
監督:ドナルド・ピートリー 出演:サンドラ・ブロック マイケル・ケイン ベンジャミン・ブラット キャンディス・バーゲン
©2000 Village Roadshow Films (BVI) Limited. ©2001 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

ラブ・アゲイン
2011年/117分/35mm
監督:グレン・フィカーラ ジョン・レクア 出演:スティーブ・カレル ライアン・ゴズリング ジュリアン・ムーア エマ・ストーン ジョン・キャロル・リンチ マリサ・トメイ ケヴィン・ベーコン

硫黄島からの手紙
2006年/141分/35mm
監督:クリント・イーストウッド
出演:渡辺 謙 二宮和也 伊原剛志 加瀬 亮 中村獅童
©2006 WarnerBros. Entertainment Inc. and Dreamworks LLC. All rights reserved.

マディソン郡の橋
1995年/134分/35mm
監督:クリント・イーストウッド 出演:クリント・イーストウッド メリル・ストリープ
©1995 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

ガープの世界
1982年/136分/35mm
監督:ジョージ・ロイ・ヒル 出演:ロビン・ウィリアムズ グレン・クローズ ジョン・リスゴー
©1982 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

ラストサムライ
2003年/154分/35mm
監督:エドワード・ズウィック 出演:トム・クルーズ 渡辺 謙 真田広之
©2004 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

公式ホームページ:https://www.bunkamura.co.jp/cinema_miyashita/
※詳しい上映スケジュールについては公式ホームページをご覧ください。

ワーナー・ブラザース創立100周年を記念してあの『トレーニング デイ』が4K UHDの最高クオリティでよみがえる

ワーナー・ブラザース100周年を記念して、『トレーニング デイ <4K ULTRA HD&ブルーレイセット>(2枚組)』を11月3日(金・祝)発売致します。この作品は、デンゼル・ワシントンが、アカデミー賞主演男優賞を受賞し、黒人男優としては、1964年に受賞したシドニー・ポワチエに続いて2人目、38 年ぶりの快挙を達成しました。

これまでの善人のイメージを脱ぎ捨て、ロス市警麻薬捜査課のカリスマ的な悪徳刑事アロンゾを熱演。アロンゾの行動は、暴行、脅迫、証拠ねつ造と次第にエスカレートしていく。そのアロンゾとコンビを組む新人刑事ジェイクを演じるのはイーサン・ホーク。監督は『キング・アーサー』のアントニー・フュークワー。その他ドクター・ドレーやメイシー・グレイ、スヌープ・ドッグなど音楽界のスーパースターが総出演。"壮絶なアクション・エンターテイメントを 4K ULTRA HDの最高のクオリティでご堪能下さい。

ストーリー

念願だったロス市警麻薬捜査課に配属された新人刑事ジェイクにとって、今日は勤務初日。彼のパートナーは数々の大物摘発で伝説となり、憧れの存在でもあるベテラン刑事アロンゾだ。やや緊張の面持ちでアロンゾと待ち合わせたジェイク。だが、のっけから唖然とさせられる。「か弱い子羊でいるか、獰猛な狼になるのか、それを選べ」。そう言うと、アロンゾは押収した麻薬をジェイクに吸わせる。意識を朦朧とさせながらアロンゾの捜査に同行するジェイク。そこで彼が見たものは職権乱用による過剰暴力、脅迫、証拠のでっちあげ、どんなモラルも通用しない犯罪捜査の最前線だった。翻弄するジェイクをよそにアロンゾの行動はエスカレートしていく。そんななか、アロンゾの昔なじみの情報屋から、ロシア人によるアロンゾ報復計画を聞き・・・。

キャスト&スタッフ

アロンゾ...デンゼル・ワシントン (手塚 秀影)
ジェイク...イーサン・ホーク (辻合 耕史)
ロジャー...スコット・グレン (仲野 裕)
サミー...スヌープ・ドッグ (麻生 智久)

監督:アントニー・フュークワー
製作総指揮:ブルース・バーマン
製作:ジェフリー・シルバー
製作:ボビー・ニューマイアー

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