『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督と、ティモシ ー・シャラメの再タッグが実現し、ヴェネツィア国際映画祭監督賞と新人俳優賞をW受賞した『ボーン ズ アンド オール』を、6月7日(水)より、Blu-ray&DVDの発売とレンタルDVDを開始致します。
あの傑作『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督と、全世界で大ヒットを記録した『DUNE/デューン 砂の惑星』で主演を務めたティモシー・シャラメとの再タッグが実現。逃れられない本能に立ち向かうマレン役に新鋭テイラー・ラッセル。アカデミー賞®受賞俳優のマーク・ライランスも同族サリーを怪演、『サスペリア』のジェシカ・ハーパー共演。不気味で恐ろしい、この世でたったひとつの物語を誕生させた。『エクソシスト』『オーメン』と共に"世界三大ホラー"と並び称される、あの『サスペリア』を鮮烈に生まれ変わらせたルカ・グァダニーノ監督の手腕が冴えわたる。
マレンとリーのスリリングで危険な旅に観客を引き込むために欠かせない最後の要素が、示唆に富む映画音楽である。
"デュラン・デュラン"で始まるサウンドトラックは瞬時に観客を80年代のティーンエイジャーのベッドルームへと誘う。さらに"ジョイ・ディビジョン"や"ニュー・オーダー"といった80年代を代表するインディー・バン ドの楽曲も含まれている。一方で、グァダニーノ監督が音楽制作を依頼したのは、これらのバンドの影 響を受けながら、孤独と切迫感を音で表現できる特筆すべき能力を身につけ、80年代以降に登場した2人のミュージシャン、トレント・レズナーとアッティカス・ロスだった。ふたりは今や、社会を鋭く風刺したインダストリアル・ロックバンドの"ナイン・インチ・ネイルズ"としてだけでなく、米アカデミー賞を受賞した『ソーシャル・ネットワーク』やピクサーの『ソウルフル・ワールド』などの幻想的で独特の雰囲気のある音楽でも有名である。
「ふたりは彼らの世代で最も優れた作曲家だ」とグァダニーノ監督は言う。「彼らと話し始めた瞬間に、ふたりとは真のパートナーになれると思った。ふたりにはオープンで寛大で、繊細な魂が宿っているんだ」
生まれながらに人を喰べる衝動を抑えられない18歳の少女マレン。彼女はその謎を解くために顔も知らない母親を探す旅に出る。そして、同じ宿命を背負う青年リーと出会う。初めて自らの存在を無条件で受け入れてくれる相手を見つけ、次第に求めあう二人。だが、彼らの絆は、あまりにも危険だった。同族は喰わないと語る謎の男サリーの存在が、二人を予想だにしない逃避行へと加速させていく―。世界を驚愕させた「人喰い」の若者たち・・・二人の逃避行の先に待つ世界とは?!あなたを待ち受ける未体験の恐怖と衝撃──。
マレン:テイラー・ラッセル
リー:ティモシー・シャラメ
サリー:マーク・ライランス
監督:ルカ・グァダニーノ
脚本/製作:デビッド・カイガニック