「THE LAST OF US <シーズン1>」を、2023年3月22日(水)より順次デジタル販売いたします。
本作はPlayStation®3専用ソフトとして史上最多、全世界200以上のゲームアワードを受賞した伝説のゲーム「The Last of Us」をベースに、「チェルノブイリ ーCHERNOBYLー」の監督&脚本を手掛けたクレイグ・メイジンがHBO®にて巨大な製作費をかけて描いた海外TVシリーズ作品。寄生感染症のパンデミックにより、現代文明が滅亡した世界で、妻子を失った男と、感染交代を持つ14歳の少女が生き残るために戦うサバイバルホラー・アクションアドベンチャー!
第1話はHBO®史上2番目となる470万人が視聴しただけでなく、放送直後から驚異の高評価の嵐!海外メディアRotten Tomatoesの批評家スコアは99%、視聴者スコア96%! Metacriticのメタスコアは84点と必見スコアをたたき出している。また、高評価もあり、第2話では多くの作品で視聴者が減少する中、本作は前週比22%増となり、この大幅増加はHBO®史上最大の記録。さらにその勢いは止まることなく、最終話では820万人が視聴し、初回放送時から驚異の75%増となっており、米国では社会現象となっている。また、ヨーロッパと南米でも、HBO Maxで史上最も視聴された番組となり、世界中に旋風を巻き起こしている。
主人公のジョエルとエリーを演じるのは、同じくHBO®が手掛ける大人気海外TVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」でオベリン・マーテル役、リアナ・モーモント役を演じた、ペドロ・パスカルとベラ・ラムジー。さらに、本作のメインキャラクター5名の吹替を務めるのは、ゲームからの踏襲となる超豪華吹替声優陣!ジョエルを山寺宏一、エリーを潘めぐみ、ジョエルの弟トミーを高橋広樹、テスを田中敦子、マーリーンを朴璐美が演じる。
この度、そんな本作が3月22日(水)より吹替版・字幕版共に順次デジタル販売を開始となる。ゲーム版をプレイしている方はもちろん、未プレイの方も楽しめる本格派の作品のため、ぜひ視聴してほしい。
※動画はページ上部
期間:3月15日(水)~3月28日(火)
――山寺さんが吹替をされたジョエルの魅力や役を演じる上でのこだわりを教えてください
山寺「タフなところです。歩く武器庫、人間凶器と言われていて、武器を操って生き抜いてきた強い男と言うイメージですけど、そもそもは娘思いの優しい男で、エリーとの出会いによって少しずつ心を取り戻していくけれども、というキャラクターです。演じる上でのこだわりは、今回のドラマ版のペドロ(・パスカル)さん演じるジョエルをしっかり演じることです。ゲームの時も(モーションキャプチャーを行った)トロイベイカーさんを基に表情を作られていると思うのですが、今回は実写版ですから、よりきめ細かい機微を声で表現できるように、そして自分も本当に心からその台詞を説得力のあるかたちで表現できるように、気にして演じております」
――同じく、潘さんが吹替をされたエリーの魅力や役を演じる上でのこだわりを教えてください
潘「(現代文明の滅亡した)この世界になってから生まれたということもあって、どこか達観していて、大人びていて、彼女もジョエル同様タフなんですよね。ただ、達観した部分と裏腹に年相応な部分や、少女らしい一面もあります。この世界や環境が彼女をそうさせてるのかなと思うのですが、ちょっとした残虐性も彼女の魅力だと思いました。初めてがれきに埋もれた感染者を見たときに、エリーが体を切ってから仕留めるというシーンがあって。この年齢で危ういことを経験してしまっているが故のちぐはぐさが、強さでもあり脆さでもあり、その揺らぎのようなものに魅力を感じますね。この世界で生きてきて、強さを身に付けないと生き延びられないというのは当たり前だと思うんですけど、その中でも1人になるのを恐れている、
弱さみたいなのも彼女の魅力のように思います。こだわっている点は山寺さん同様、ラムジーさんの演じるエリーに寄り添っていくことです。もちろんゲームで培ってきたベースのエリーから大きく変わったりしていないですけど、よりドラマになったことで見える機微みたいなのをこちらでもくみ取れるように細かく注意しつつ、寄り添えたらなと思っています」
――ジョエル、エリー以外に好きなキャラクターはいますか?
山寺「ジョエル的にはサラになります。愛娘ですし、エリーをサラと重ねているからこその行動となるので、全てはそこから始まりますからね。ただゲームの時も凄いストーリーでしたけど、ドラマ版は毎回、オリジナル部分や膨らませ方が凄くて、出てくるキャラクターがみんな魅力的に見えます。3話のビルとフランクのエピソードは世界中で素晴らしい物語だと言われていますが、その中でも3話の後半でジョエルがフランクの着ていたシャツに着替えるんですよね。そこでビルとフランクをうまく絡めるというところで好きなキャラクターランキング上位にビルとフランクがグイっと上がってきました」
潘「潘めぐみとしてはビルとフランクなんですけど、外せないのはヘンリーとサムですね。ゲーム版のサムはエリーと同じくらいの年齢ですが、ドラマ版ではサムは年下の男の子なのでエリーが遊んであげるんですよね。"好きなコミックスを何巻持ってるの?"って聞いて、2人の巻数を合わせても全巻ないみたいなところも素敵です」
――見どころを教えてください
山寺「とんでもなく面白いということをまずお伝えしたいなと思います。ゲームが好きな方から『The Last of Us好きです!』といまだに言っていただけるくらい、思い入れの強い方が多いので、ドラマ版はどうなんだろう?と思っているでしょうが、そのような方の期待に十分に応えられますし、全く触れてなかった人もみなさん感動できます。
どうしても感染者やパンデミックというワードでゾンビ的な作品、アクションホラーみたいなイメージを持たれると思います。もちろんそういう面も凄いですけど、それ以上にヒューマンドラマであるということ。きっと感動できるということをお伝えしたいなと思います」
潘「タイトルが"私たちの最後"という意味なんですよね。実際の世界も本作の世界ほどのパンデミックではないにしろ、やっぱり世界中で大きな変化があって、人生の最後を迎えるかもしれない世界の中で一体私たちはどうやって生きていくの?何を選んでいくの?これからどうしていくことが幸せなの?というのがこの作品を観て自分に返ってくるような気がしています。もちろんゲーム版をプレイされた方には『ゲームと同じ画角だ!』とか『同じ音楽だ!』『こうやって再現されるんだ!』というのを喜んでいただきたいですし、プレイされたことのない方にはこの2~3年間の経験だったり思いだったりをドラマから反芻して自分に返していっていただけたらより楽しんでいただけるんじゃないかなと思います!」
2003年9月26日 金曜日。月曜日までにはすべてが無くなっていた・・・。 ージョエル
「THE LAST OF US」は、同名の有名ビデオゲームを元にHBOがゲーム版クリエイターのニール・ドラックマンと「チェルノブイリ ーCHERNOBYLー」のクレイグ・メイジンと共に生み出すドラマ。
ストーリーは、現代文明がコルディセプス(冬虫夏草)と呼ばれる真菌感染によって滅ぼされて20年後から始まる。
無情で冷淡なサバイバーである"ジョエル"は、制圧隔離区域から"エリー"という名の14歳の少女を密輸するよう雇われる。
はじめは小さな仕事だと思っていたが、やがてアメリカ全土を横断しながら、残酷で胸が張り裂けるような想いを抱える2人の旅となっていくのだったー。
ジョエル役:ペドロ・パスカル(山寺宏一)
エリー役:ベラ・ラムジー(潘めぐみ)
トミー役:ガブリエル・ルナ(高橋広樹)
テス役:アナ・トーヴ(田中敦子)
マーリーン役:マール・ダンドリッジ(朴 璐美)
脚本/製作総指揮:クレイグ・メイジン、ニール・ドラッグマン
監督:クレイグ・メイジン、ニール・ドラッグマン、ピーター・ホアー、ジェレミー・ウェッブ、ヤスミラ・ジュバニッチ、リザ・ジョンソン、アリ・アッバシ