映画『TANG タング』ついに公開!場内に感動と涙の嵐が巻き起こる!豪華キャスト陣が公開初日を祝福!

2022.08.12 劇場作品

二宮和也さん、2年振りとなる主演作が遂に公開!!満島ひかりさん、市川実日子さんら超豪華俳優陣も公開を祝し舞台挨拶に大集結!!

この度、8月11日(木・祝)、春日井健を演じた主演の二宮和也さん、健の妻・絵美役の満島ひかりさんをはじめとした、市川実日子さん、小手伸也さん、奈緒さん、山内健司さん・濱家隆一さん(かまいたち)、景井ひなさん、武田鉄矢さんの超豪華キャスト陣と、三木孝浩監督が映画の公開を祝し、公開初日舞台挨拶を実施いたしました!
本作への出演オファーを受けたのは2020年、まさに「嵐」の活動が佳境に入っているタイミング。二宮さんはグループの活動に集中するためにオファーに対する返事は1年間待ってもらったそうです。二宮さん自身2年ぶりとなる主演作の公開に「嵐の活動中は受けられないと、お話をさせていただいていましたので、待っていただきありがとうございます、、!という感じでした。僕らの思いが伝わると嬉しいです」と満面の笑みを浮かべ喜びを伝えると、三木監督も「健役には二宮さんしかいないと思っていたので、いくらでも待ちますというお話させていただきました。二宮さんと満島さんは初共演になるんですけど、人生で辿ってきた道のりや、超えてきた壁が似ていると思うんですよ。なので、お二人が演じた夫婦の空気感が本当に心地良くて、現場では鳥肌たちましたね」と返すと、客席からは温かい拍手が送られ公開初日をお祝いするに相応しい和やかな雰囲気の中で舞台挨拶がスタート。

はじめに、本作の原作小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」の著者であるデボラ・インストールさんから【マスクを交換するほど号泣してしまいました。後半はずっと感動しっぱなしでした。映画の中で健が成長していく姿には原作者としても嬉しかったです。二宮さんの演技はパーフェクトで本当に素晴らしかったです。健とタングがお互いを好きになっていく過程と同時に観客もこの二人のキャラクターを好きになっていく、健とタングと観客の心の動きが重なっていくのを実感しました】とメッセージが到着!これには二宮さんも「(演技が)パーフェクトか~(笑)、良いお酒が飲めそうだなと思います(笑)。みんなで作品を作り上げたので、それが伝わって良かったです」と原作者からのメッセージに驚きながらも喜びを笑顔で伝えました。
また、本日の舞台挨拶は上映後ということもあり、健とタングの物語に感動の余韻が冷めやらない客席。そこで、MCから本作の中でグッときてしまうシーンについて聞かれた二宮さんは「最後のシーンですかね。実は撮影の中盤くらいで、泣くことができなくなってしまってシーンの途中で撮影が終わってしまったんですよ。本来だったら、一応泣かなくても良いから全体像を見るために全部走り切りたいっていう思いが現場には必ずあって。でも三木監督はそうせずに、『撮影を中断して、明日ちゃんと撮りましょう』と言ってくださって。その現場の対応も含めて感動しましたし、役者としても有難いですよね」と三木監督の俳優の気持ちを汲む進行に感謝を伝えました。

それには満島さんも二宮さんに続けて、三木監督の現場での姿について「現場に発泡スチロールのタングがいる状況でお芝居をしながら自分たちが迷う中で、道標を作ってくれたんです。一つ一つのセリフとか動きの全部を映画に合うような指導をいっぱいしてくれて、それが映画を観たとき本当に素敵で。初めて観た時、結構泣きました。健が泣くと泣いちゃいました。絵美の気持ちで観てたのかな?健が冒険をして、タングからいろんなものを貰って。タングが成長しているように見えて、どんどん健が成長していることにすごい泣けました」と健とタングの関係に涙してしまったことを告白。市川さんは「映画はクラシカルなお話。台本を読んで、キャスティングを見て、二宮さんと満島さんのお名前を見て『すごい面白い!』と思ったんです。そして、出来上がりを観て、照れそうなシーンとか、お二人の芝居が、演出も相まって感動しました!」と健と絵美の夫婦の姿に感動したとコメント。小手さんは「全編に渡って涙が止まらなかったんですよ。タングには心拍を測定できる機能があって、それが伏線として最後に活きてくるんですけど、そこが感動しましたね。あとエンドロールが一番泣けました」とエンドロールまで必見の作品であることをアピールすると、景井さんも「私も小手さんと全く一緒なんです!最後の伏線の効いたシーン。心から幸せを感じられて、一番大好きなシーンです」と回答。

そして、奈緒さんは「何回観ても、タングが健にコーヒーを渡すシーン!」と即答すると、客席からも共感の拍手が起こり、続けて「あそこグッときますよね!コーヒーを持ってきてくれた時に、たまらなくタングのことが愛おしくなりました。その愛おしくなった気持ちと、同じ気持ちに健がなっているというのを観て感じることが出来て、本当にグッと引きこまれたシーンです」とイチオシのシーンを語りました。

武田さんは「ちょっとずつ人間とロボットについてを考えてみようという深いテーマがあるように感じて。この映画のキャッチコピーに"キミとなら、きっと大丈夫。"というのと、もう一つ"記憶をなくしたロボットと妻に捨てられたダメ男の物語"というものがあります。でもこれおかしいですよね?今までのファンタジーだと逆で、"記憶を失った青年とポンコツロボットの物語"なんですよ。この映画の一番奥底にあるのは、人間らしさとは何かをロボットに語らせる絶妙な構成で、監督の構えが上手だなと思いました。それが、この映画の一番深いところじゃないですかね?ロボットから人間性を教えてもらう。そういう時代に私たちは生きているんだよと教えてもらう映画だと思います」と話し終えると、二宮さんがすかさず「起立、気をつけ、礼」と授業さながらの号令をかけると登壇者も息ぴったりに合わせ客席から笑顔と拍手がこぼれる一幕も。
続けてMCから二宮さん、満島さんの演技について聞かれた武田さんは「二人とも小さいころから芸能界にいらっしゃって。二宮さんと同じ事務所の若手を沢山見てきました。残念ながらこの青年は生徒じゃなかったけど(笑)。やっぱり才能があるなと思いますし、素晴らしい。皆さんも確認されたと思いますけど、楽に演技しているんですよね。普通力むんですよ、動かないモノに向かって演技をするわけですから。それを気負わずにさらっと出来るのは、内側に俳優として高い境地を持ってないと出来ません。すごい青年だなと思いつつ、『流石、二宮!クリント・イーストウッド監督からOKをもらった俳優は只ものじゃねぇな』と思いながら見ておりました」と賛辞を贈ると二宮さんも照れながらも笑顔を見せる。

ここで、劇中の「タング、健のために」というタングの印象的な台詞にちなみ、ゲストの皆さんの【心の支えになった存在は?】という話題に。
二宮さんは「一緒に仕事をしてくださる人たちかなって思います。昔、若い頃にいかりや長介さんから『君とだったらこの作品で、もうどんなことになっても、もう死んだってかまわないっていう人を、一人は見つけなさい』っていう風に教えられました。僕はご一緒してきた共演者の方々、製作陣の方々の運は誇るべきものだと思っているので、今回もそうでしたけど、次回もそうであって欲しいと思いますね」とコメント。
次に満島さんは「漠然としてますが、愛ですね。兄弟が下に3人いるんですけど、俳優をやっている弟が生まれた時に『仲間ができた!』って本当に嬉しくて。人生の仲間を愛していく、仕事自体も、いろんなことに一つ一つ愛情を持てるものがあるから大丈夫って思えます」と答えると、続けて、濱家さんは「20年近く一緒にやってきてますから、一緒にやってこなかったらこの場にもいなかったですから相方の山内ですね」とコンビ愛溢れる回答に客席からも温かい拍手が送られ、それに対して相方の山内さんは「僕はジョニー・デップです。ジョニー・デップを見ていたら、『なんとくなく、大丈夫だな』って思えます(笑)。漠然とですけど、20年くらいジョニー・デップを見てきて、ジョニー・デップとなら、きっと大丈夫」とボケて、濱家さんから全力のツッコミを受ける和気あいあいとした中でイベントも終盤に。

最後に二宮さんは「本日はありがとうございました!とにかく、みんながタングを思い浮かべながら作品に参加しました。何度でも観ていただけたら嬉しいです」と自身の2年ぶりとなる主演作へ込めた思いを語り、イベントは幕を閉じました。

大人とロボット。ポンコツ同士のふたりが人生の宝物を探す感動ファンタジー超大作!!ふたりの迷子が大冒険の先に見つけた、人生の宝物とは――。記憶をなくしたロボットとポンコツな大人の大冒険が日本中を笑顔と感動で包み込む映画『TANG タング』。今後の情報にもぜひご期待ください!

映画『TANG タング』大ヒット上映中!

関連リンク:映画オフィシャルサイト

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