6月24日(金)より、『余命10年』の先行ダウンロード販売、7月22日(金)よりデジタルレンタルとブルーレイ・DVD発売、レンタルを開始いたします。
『余命10年』は小坂流加原作の同名のベストセラー小説の実写映画化作品。二十歳で難病を発症し、余命10年であることを知った茉莉に小松菜奈、そして茉莉と恋に落ち、その運命を大きく変える和人を演じたのは坂口健太郎。
日本中を感動の渦に包み込んだ、"涙より切ない"ラブストーリーは大きな話題を呼び、今年一番の感動作*として大ヒットを記録している。*累計興行収入(3/4〜5/2)
この度初公開となったのは、茉莉(小松菜奈)と和人(坂口健太郎)、タケル(山田裕貴)、沙苗(奈緒)という劇中の仲良し4人組での、和人宅でのクリスマスパーティシーンのメイキング映像。
本作の撮影は、茉莉と和人の過ごした日々を鮮明に映し出すため、約1年もの時間かけて行われたため、クリスマスパーティのシーンは約4か月ぶりの4人での撮影となった。藤井道人監督は4人に対し、「グルーヴ感を取り戻してもらうためにアミダくじをして、みんなでプレゼントを交換するみたいなのをドキュメンタリーで撮ります」と説明。4か月前の撮影での楽しい雰囲気を取り戻すため、アドリブでのプレゼント交換を行うこととなった。
急遽のアドリブに対し、山田が率先してその場を盛り上げ、アミダくじとプレゼント交換を行う。山田は小松と坂口に対し「2人して俺の顔を見た。"もう任せたよ"みたいな(笑)」と言うと、2人は 大笑い。4人は4か月ぶりに揃ったとは思えないほど息ぴったりだった。
そんな和気あいあいとした撮影の合間に、何やらトランプを持って準備を始める坂口。「すごいですから絶対撮っておいた方がいいですよ」と山田がカメラマンに教えると、坂口の手元に現場の注目が集まった。
なんと、坂口が始めたのはトランプを使用したマジックのようだ。「ここに2枚"6"があります」とテーブルにおいて見せると、続けて裏向きのトランプを1枚1枚机に置いていき「好きなところでストップと言ってもらえます?」と小松に伝える坂口。一拍置いて小松が「ストップ!」と言うと、そのタイミングで机に置いておいたクローバーの"6"を表向きのまま山札の間に加えた。坂口はそのまま同様の流れで1枚1枚トランプを机に置いていき、再度小松が「ストップ!」と声をかけると、そのタイミングで今度はダイヤの"6"を山札の間に加え、シャッフルでかきまぜた。
小松がマジックのタネを見つけようと凝視する中で、坂口は余裕そうな表情で「まあどうなるか難しいですよね」と言い、山札の中から表向きになっているクローバーとダイヤの"6"と、それぞれの"6"の上にあったカードを2枚、山札から抜いていく。その裏向きのカードをめくると、どこにあるかわからないはずのスペードとハートの"6"が。マジックの成功に、先ほどは凝視し疑っていた小松も「え!それすごい!」と驚き、坂口はスタッフへしたり顔を見せ満足げに笑い出した。
『余命10年』の楽しいシーンでの撮影では、アドリブでアミダくじからのプレゼント交換を行ったり、撮影後もトランプでマジックを披露したりと、現場は和気あいあいとした空気に包まれていた。本作のプレミアム・エディションには今回のメイキング映像を含め、4時間を超える映像特典が収録されている。今年一番の感動作の舞台裏を、本編と併せて確認してほしい。