『モンタナの目撃者』のデジタルダウンロード販売とデジタルレンタルを本日11月17日より開始いたします。また、ブルーレイ・DVDのセル&レンタルを12月22日より開始いたします。
本作は、数々の作品で体を張ったアクションを披露し、アクションヒロインとして世界的な地位を不動のものにしたアカデミー賞®受賞女優アンジェリーナ・ジョリーにとって約11年ぶりとなるアクション作品。人間では太刀打ちできない「大自然の脅威」と、凄腕の「暗殺者」に行く手を阻まれながらも、事件の目撃者となった少年コナーを守るために、森林消防隊員のハンナが決死のサバイバルを繰り広げる――。
劇場公開時は字幕版のみでの公開となった本作だが、デジタル配信、ブルーレイ、DVDにのみ日本語吹替版を初収録。この度、主人公のハンナたちの"追跡者"となるパトリック役・ニコラス・ホルトの吹替を担当した、注目の若手声優・鈴木崚汰のインタビューが到着!
本映画を鑑賞して「やはり自然の脅威というか、森林火災などのシーンでの映像の迫力もさることながら、それだけではなく、ハンナとコナーという心に傷を負った2人が出会い、最初はわかり合えないながらも、徐々にわかり合い、困難に立ち向かっていくという人間ドラマの側面もある。そんな魅力がたくさん詰まっている作品だと思いました」という鈴木。
本作で彼は、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』や「X-MEN」シリーズなどで知られるニコラス・ホルトの吹替を担当している。その役作りについて、「もちろんニコラス・ホルトさんはいろんな作品に出られている方なんですが、この映画で彼が演じるパトリックは、いわゆるこわもてで、身体の大きな殺し屋という従来のイメージとはちょっと違っていて。若い役者さんではあるんですが、子分感を出しすぎないというか。わりと視野が広くて、冷静なところがある人物なので、そうしたことを踏まえて演じました」という。
パトリックは、エイダン・ギレン演じるジャックとともに行動し、主人公のハンナたちを追い詰める役柄となる。そこで今回は、ジャックの吹替を担当した上田燿司氏と一緒に収録することになった。「収録自体はとてもスムーズだったと思います。始まる前には上田さんとロビーでお話をさせていただいて。仲が深まったところで『ミッションを成功させよう!』と言い合って、気合を入れました。そういう感じでコンビの空気感を作れたかなと思います」と振り返る。
彼の声質は、22歳という彼の実年齢を感じさせないほどに、どっしりとしていて、落ちついたトーンが印象的だ。「僕と年齢やキャリアが近い役者・声優と比べて、そういった声の圧とか、重さを出せるということに関しては、自分でも自負している部分ではあります。だからそういった役を任せていただけるのはありがたいです」という鈴木。
そんな彼にとって、日本語吹替版の魅力とはなんだろうか。「もちろん好みはあると思いますが、字幕版も、吹替版もどっちも愛してほしいと思っています。もちろんわれわれ声優は、実際の俳優さんが行う役作りをリスペクトしています。ですから、その役作りをわれわれがどういう風に解釈し、かみ砕いて、日本語でも伝わるように工夫するか、というのが吹替ならではの魅力だと思うので。両方を聞き比べてもらうと面白いんじゃないかと思います」とメッセージを寄せた。