この度、アジア最大級の映画祭である「上海国際映画祭(SIFF)」のムービーフランチャイズ部門にて、「るろうに剣心」シリーズ全5作の招待上映が決定!
2016年に新設された本部門はこれまで、「ハリー・ポッター」「007」「ミッション・インポッシブル」といった世界中にファンをもつハリウッド大作シリーズのみが招待されていたが、今年、「るろうに剣心」シリーズが日本実写映画初の本部門での上映となる。
また「るろうに剣心」シリーズにとっても、海外で初のシリーズ一挙上映、さらに現在公開中の『るろうに剣心 最終章 The Final』と来月4日公開の『るろうに剣心 最終章 The Beginning』はこれがインターナショナルプレミア上映(海外初の上映)となる!
キャスト&監督からのコメントも到着!!
■佐藤健 コメント
Q.海外のファンの方には、どのようなところを楽しんでいただきたいですか?
アクションは当然ですけど、登場人物全員が持っている、武士の心といいますか。それはきっと剣心やサムライ達だけじゃなく、女性の登場人物とかも、(原作者の)和月さんの描かれるキャラクターは、全員に共通した芯の強さを持っていると思うので、そういうところを日本の昔ならではの美術と合わせて楽しんでもらえたら嬉しいなと思います。
Q.どこから見ても楽しめるシリーズだと思いますが、何作目から観る事がオススメでしょうか?
一作目(パート1)からですかね。もちろんどこからでも良いんですよ。強いてオススメを聞かれたら一作目から観て頂くのがいいのではないでしょうか。
■有村架純 コメント
Q.今回初のシリーズ参加となりましたが、海外でも人気の「るろうに剣心」シリーズにはどのようなイメージをお持ちでしたか?実際に参加されてみて「るろうに剣心」シリーズへの印象に変化はありましたか?
私は一視聴者としてこの作品も拝見させて頂いていて、圧倒的なアクションと映像美と迫力、あとは出演されている方々のエネルギーみたいなものが、何の弊害もなくそのままストレートにぶつかってくるというか、それぐらいの勢いを感じる作品です。
当時、観たときは技術面だったりとかの知識が全くなかったですが、このお仕事をさせて頂いて、そういったことも踏まえて観てみるともっともっと、シリーズで続けていくことの大変さだったりというのが、皆さんに対してのリスペクトの意味も込めてものすごく想いが大きくなっていきました。実際に「The Beginning」で初めて参加させて頂いた時に、現場に参加するのは初めてだったので、これまでの現場がどういったように進んでいたか分からないんですけど、監督が全然違った作品になるということを仰っていて、それが「The Beginning」ではドラマチックに、より心情の部分を表現するということだったので、自分は初めて参加させてもらった「るろうに剣心」の雰囲気としては、とても静かで丁寧に一歩ずつ撮影していったという感覚です。
■江口洋介 コメント
Q.どこから見ても楽しめるシリーズだと思いますが、何作目から観る事がオススメでしょうか?
日本では「The Beginning」が最後に公開されますけど、「The Beginning」から観るのが一番いいのかなと思います。
上海のアクション映画で「グリーン・デスティニー」もワイヤーアクションで世界にはすごい映画がいっぱいありますけど、日本の様式美と美意識は、中国の時代劇とは違う世界観が、色々な部分に散りばめられていると思いますので、その辺りを侍映画と思って見てもらえたら嬉しいですね。
■大友啓史監督 コメント
Q. 海外のファンの方には、どのようなところを楽しんでいただきたいですか?
まずはやっぱりアクションですかね。色々なスタイルをミックスした、「るろ剣」ならではのソードアクション。剣の一振り一振りに、登場人物たちそれぞれのエモーションが感じられると思います。
と同時に、剣心という魅力的な主人公をめぐる濃厚な「贖罪」のドラマ、ですね。そしてそれらを支える美術や撮影、音楽など、一作一作毎に新たな機材や手法も取り入れ、まったく違う挑戦を重ねてきました。
完結作となる「The Beginning」に向かって、どんどんパワーが加速していきます。日本製のエンターテイメントを存分に味わってほしいですね。
■上海国際映画祭プログラミング・ディレクター 徐昊辰 コメント
1作目から10年、同じチームで一緒に戦って、進化して、作り上げた映画「るろうに剣心」シリーズは、次元の壁を突き破り、日本映画の可能性を斬り拓いた。更に東洋武術をメインにした凄まじいアクションは、ハリウッド映画とはまったく違い、東洋ならではの"究極"のエンタテインメントが誕生した!素晴らしい作品、本当に謝謝でござる!
剑心,欢迎来到上海(剣心!上海へようこそ!)
【上海国際映画祭 概要】
上海国際映画祭(SIFF)は1993年に設立され、中国はもちろんアジア最大級の映画祭であり、今年で24回目の開催となる。
カンヌ国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭・ベルリン国際映画祭と並んで、国際映画製作者連盟(FIAPF)に公認されており、2019年には1745スクリーンで511タイトルの上映が行われ、46万人以上の映画ファンが参加したアジア最大級の映画祭。
今年のSIFFで上映される映画の数は約400タイトル。
【ムービーフランチャイズ部門とは】
2016年から新設された部門であり、シリーズ作品のみが招待上映される。
2020年まではハリウッド大作作品のみ上映されていたが、「るろうに剣心」シリーズは日本実写映画として初の招待作品となる。
〈同部門 過去上映作品〉
2016年:「007」シリーズ一挙上映
2017年:無し
2018年:「マーベル」10周年記念上映&「ミッション・インポッシブル」シリーズ上映
2019年:「トイ・ストーリー」1~3、「メン・イン・ブラック」1~3上映
2020年:「ハリー・ポッター」シリーズ上映
2021年:「るろうに剣心」シリーズ上映
関連リンク:
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