渋谷ロフト「SUPERNATURAL展」遂に明日スタート!開催記念!吹替キャスト・内田夕夜&東地宏樹のインタビューが到着!

2021.05.25 海外ドラマ

2021年5月26日(水)に<ファイナル・シーズン>全話を収録するブルーレイ、DVDのコンプリート・ボックス、全15シーズンを収録したブルーレイ、DVDの「コンプリート・シリーズ」、さらに、新規特典を収録したブルーレイ GIFTセットも発売いたします。

「SUPERNATURAL」はファースト・シーズンからフィフティーン・シーズンに該当するファイナル・シーズンまで悪魔や悪霊、天使など、あらゆる超常現象(スーパーナチュラル)との戦いを描き続けてきた、ウィンチェスター兄弟が主人公の大人気超常現象アクション。シーズンを重ねるごとに深まるヒューマンドラマやポップなおもしろエピソードなども魅力となり、高い人気を誇っています。
渋谷ロフトでは「SUPERNATURAL展」を、明日5月26日(水)~6月8日(火)の14日間開催の予定です。開催を記念し、長年サムとディーンのウィンチェスター兄弟の吹替を担当した声優の内田夕夜さん、東地宏樹さんよりインタビューが届きました。15シーズン続いた長寿TVシリーズに、吹替キャストの2人が今思うこととは―。

内田夕夜&東地宏樹 インタビュー

この度、15シーズンに渡って続いていた人気TVシリーズ「SUPRENATURAL」が終了する。内田と東地はそんな本作の吹替キャストを長らく務めてきた。ファイナルについて、内田は「やっぱりさみしいですよね」としながらも、東地は「(事前にフィフティーン・シーズンがファイナルだと知っていたので)覚悟してファイナル・シーズンに臨んで、新型コロナウイルスの関係などで間が空いたりして、丁寧に心の準備をしながら撮れたな、という感じがありますよね」と語った。

これまでの吹替の裏話について尋ねられると、「15シーズンもあるので本当に色々な声優の方と絡ませていただいて、芝居そのものもそうですし、姿勢についてもかなり学ばせていただきました」と内田。東地は「あれはやはり面白かったですよね。若本(規夫)さん」と印象的な思い出を挙げた。特徴的な威厳のある話し方で知られる若本氏だが、本作の吹替収録でもその話し方は健在だったようだ。"フレンチフライ美味かったよ"といい、画面から去るシーンのはずが、TAKE1では若本氏が"フレンチフラ..."と言ったあたりで演者のジュリアン・リッチングスが画面から去ってしまったようだ。「でもTAKE2でやるとしっかり入るんですよね(笑)」と内田。東地は「できるんじゃねえか!って、言えないですけどね(笑)」と当時思ったことを暴露した。

続いて、"この機会に"と東地に質問を投げかける内田。「台本で次のページにまたがっている台詞があるじゃないですか。あれ前のページに書き写さなくなりましたよね」これに対し「書き写さなくなったです」と東地。というのも、ボビーの吹替を担当していた谷口節氏が、過去の収録時に"俺は写さねえよ。絶対に"と言い切ったそうで、それを聞いて以来書かなくなったそうだ。「だからたまにミスもします(笑)そういう時に節さん!って思い出します」と谷口氏との思い出を語った。

一番好きなキャラクターは?との問いに内田は「それはサムです!」と即答。「サムもそうだけど、生理現象とか芝居じゃない芝居の部分でジャレッド・パダレッキさんともリンクしてきて。サムって必ず咳ばらいを2回するんですよ。それはジャレッド・パダレッキさんの癖で、それがそのままサムになって、みたいな。自分と同調している部分がすごいあるなと思うので、なんといっても一番好きなキャラクターはサムです!」と目を輝かせて語った。東地は「"飢饉"(シーズン5 Epi14に出てくる四騎士の一人)の吹替を大木民夫さんが担当されたことが忘れられないですね」としながらも、「やはりディーン」とのこと。「吹替はジェンセン(・アクレス)がやっている演技を踏襲するのですが、後半は本当に口がパクパクパクパク動くようになったんですよ。パクパク病と僕は呼んでいるんですけれども(笑)。そこに翻訳家さんが台詞を入れてくださるのですが、僕らは家での台本の勉強は原音を聴きながらするので、本来台詞がないところに入れるのは気味が悪いんですよね。でも入れたほうが出来上がりが良くなることに気づいて、一生懸命パクパクに合わせてやるようになったりっていうのも、僕たちにしかわからない、本人でさえわかっていないと思います。ぜひ会って言いたい!怒るかもしれない。"おいっ!"って(笑)。"でもそれも併せて大好きなんだよ"ということを付け加えて、"ありがとうね"ということを一度会って伝えたいと思っております。」と15シーズン分の様々な思いをカメラに語った。
「SUPRENATURAL展」は明日5月26日(水)~6月8日(火)の14日間、渋谷ロフトにて開催される。感染対策に注意を払いながら、2人の歩んできたこれまでを感じてほしい。

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