魅力的なキャラクターと、アクション・ミステリー・サスペンスの要素を兼ね備えたクライム・スリラ ー作品。「羊たちの沈黙」のレスター博士を彷彿させるシリアルキラーのマーティンと、その息子「THE MENTALIST/メンタリスト」のジェーン(演:サイモン・ベイカー)を凌ぐ洞察力を持つ犯罪心理学者・マルコム。父の模倣犯が現れた時、手掛かりを求めて父子は10年ぶりの再会を果たす。極限まで犯罪者の心理に近づき、どんな痕跡も見逃さないマルコム。これは才能なのか、あるいは"殺人鬼の系譜"なのか―。
2020年の米TIME誌で「最も影響力のある100人」にも選出された、「THE FLASH / フラッシュ」などで知られる当代きってのTVプロデューサー、グレッグ・バーランティが製作を務める。また、本作最大の魅力である父子だが、シリアルキラーのマーティンを「グッド・ファイト」のマイケル・シーン、マーティンの息子でFBIプロファイラーの主人公・マルコムを「ウォーキング・デッド」の英国出身俳優トム・ペインが演じる。
2019年スタートの新作ドラマの中で、18-49歳層の視聴者数NO.1を記録している。その人気振りから、放送開始からたった2週間でフルシーズンのオーダーが決定。これは2019年新作ドラマでは最速となる。現在は第2シーズンが本国アメリカで放映中。
FBIのプロファイラー、マルコム・ブライト(トム・ペイン)はある事件の現場で保安官を殴って解雇される。マルコムの父親で医師のマーティン・ウィット リー(マイケル・シーン)は"外科医"と呼ばれたシリアルキラーで、マルコムがまだ幼いころに、23件の殺人容疑で逮捕された。マルコムは以来、犯罪者の心理に興味を抱き、殺人犯の視点で考えてその心理を理解する、凄腕のプロファイラーになったが、父親の逮捕によるトラウマに悩まされ情緒不安定な一面も。かつてマーティンを逮捕したニューヨーク市警の警部補ギル(ルー・ダイアモンド・フィリップス)は、マルコムに犯罪捜査への協力を依頼。担当する最初の事件は、マーティンが女性4人を殺した四重奏(カルテット) という事件を模倣したものだとみられる。マルコムはFBIに入る時に会わないと決めた父親に意見を聞くため、精神科病院にいるマーティンと10年ぶりに再会するが―。
マルコム・ブライト:トム・ペイン(武藤 正史)
マーティン・ウィットリー:マイケル・シーン(高木 渉)
ギル・アローヨ:ルー・ダイアモンド・フィリップス(てらそま まさき)
ジェシカ・ウィットリー:ベラミー・ヤング(加藤有生子)
エインズリー・ウィットリー:ハルストン・セイジ(森 なな子)
ダニ・パウエル:オーロラ・ペリノー(品田 美穂)
JT・ターメル:フランク・ハーツ(安齋 龍太)
イドリサ・タナカ:ケイコ・アゲナ(榊原 奈緒子)
製作総指揮:グレッグ・バーランティ、サラ・シェクター、サム・スクレイバー、クリス・フェダック
この度、本作のメイキングが到着した。殺人鬼の親と、凄腕プロファイラーの息子という複雑な設定の本作。 メイキングと思えないほど緊張感の漂う映像の中、バーランティは「(本作は)不気味なのに魅力的で、怖いけど面白い」と満足げに語る。「この作品には2つの側面がある」と語るのは脚本/製作総指揮のクリス・フェダク。「1つは犯罪劇の側面、もう1つは主人公を取り巻く家族劇の側面。だからこそ様々な感情を呼び起こす物語となった」と本作の魅力を語った。バーランティが「作品に深みを与えている」と絶賛する、主人公の父親で殺人鬼でもあるマーティンを演じるマイケル・シーンは「偽りの仮面をつけた男で、社会に受け入れられない欲望と衝動を持っている」と自身の難しい役を考察した。最後にグレッグは「思いがけない展開や、手に汗握る興奮。次を観ずにはいられない」と自信満々に締めくくった。本作「プロディガル・サン 殺人鬼の系譜<シーズ ン1>」は7月7日よりダウンロード販売・デジタルレンタル、DVDレンタルを開始する。