映画『ドクター・スリープ』のブルーレイ・DVDリリースを本日、4月8日(水)より開始いたします。またデジタル先行配信中です。
本作は、大ヒット映画『IT/イット』シリーズのスティーブン・キング原作、キューブリックが生み出したホラー映画史を変えた映画『シャイニング』の40年後を描き出す最恐バトルエンターテイメント。ユアン・マクレガーが演じる、幼い頃に経験した壮絶な惨劇を生き延び、大人になり再び"シャイニング(特殊な力)"を持つことになった主人公ダニーことダン・トランスと、同じ力を持つ少女・アブラは、謎多き連続事件を介して邪悪な力を持つ集団の元へと導かれていくー。映画『シャイニング』のオマージュや、少年・ダニーを演じたダニー・ロイドがカメオ出演しているなど、ファンにも嬉しい要素がちりばめられていることも注目の作品です。
この度公開されたのは、特典映像に収録されている<シャイニングからドクター・スリープへ>からの映像の一部。監督・脚本・編集を手掛けるマイク・フラナガンと原作のスティーブン・キング、そして主人公であるダン・トランス(ダニー)を演じたユアン・マクレガーのインタビューだ。フラナガンは子供の頃からキングのファンで、キューブリック監督が手掛けた映画『シャイニング』に影響を受けている一人で もある。「『シャイニング』の世界に戻りダニーに会えること、自分が監督できることが光栄だった」という彼がメガホンをとった本作は、キング自身やキューブリックの遺族らが太鼓判を押すほどで、原作と映画の違いもうまく調和させながら続編となる世界を作りあげている。
彼は本作について「この映画はホラー映画の金字塔の続編であり、多くの影響を与えた象徴的な人物が出てくる。それはダン・トランス(ダニー)だ。彼は暗く恐ろしい世界で、まだ"シャイニング(特殊な力)"について悩んでいる。彼の旅の続きを描くんだ。」と話す。「ホラー的な要素はキャラクターと同じ力を持つ。僕はそう信じている。それはスティーブン・キングの本を長年読んで学んだことなんだ」(フラナガン)。
原作者であり、ダニーの生みの親であるキングは登場人物を描く際に「アタマの中にアイデアはあっても、登場人物の顔は見えない。本の中では身体的な描写をあまり書かない」と明かす。その理由は「彼の目で世界を見ているから」だ。
ダニー役のユアン・マクレガーは「ダニーは5歳で父を亡くし、父親のトラウマを抱えている。恐ろしい体験をした少年は、"シャイニング(特殊な力)"とどう向き合うかを考えた」と演じるにあたっての思いを語っているが、そんなユアンについて、キングは「映画を見ているとユアン・マクレガーが演じているダニーだとは思わなくなる。ダニー自身だと思うんだ。僕が描いた通りの人物だ」と、満足そうな表情で答えている。