映画『ドクター・スリープ』のデジタル先行配信を3月11日(水)に、ブルーレイ・DVDリリースを4月8日(水)より開始いたします。
本作は、大ヒット映画『IT/イット』シリーズのスティーブン・キング原作、キューブリックが生み出したホラー映画史を変えた映画『シャイニング』の40年後を描き出す最恐バトルエンターテイメント。ユアン・マクレガーが演じる、幼い頃に経験した壮絶な惨劇を生き延び、大人になり再び"シャイニング(特殊な力)"を持つことになった主人公ダニーことダン・トランスと、同じ力を持つ少女・アブラは、謎多き連続事件を介して邪悪な力を持つ集団の元へと導かれていくー。映画『シャイニング』のオマージュや、少年・ダニーを演じたダニー・ロイドがカメオ出演しているなど、ファンにも嬉しい要素がちりばめられていることも注目の作品です。
3月11日(水)より、いよいよデジタル先行配信が開始、そして4月8日(水)にはブルーレイ・DVDがリリースとなります。
これを記念して、未公開シーンなど約28分が追加された"ディレクターズカット版"から、『シャイニング』のオマージュたっぷりのシーンを一部初公開いたします。なお、ディレクターズカット版は 、【初回仕様】ドクター・スリープ<4K ULTLA HD&ブルーレイセット>に収録される他、デジタル配信(セル)でもお楽しみいただけます。
解禁された映像は、劇場公開時にも話題となった、ダニー(ダン)が再び展望ホテルへ足を踏み入れた後、父・ジャックの姿をした、ホテルのバーテンダー・ロイドと出会う場面の未公開映像だ。
ジャック・ニコルソンが映画『シャイニング』で演じたジャックそっくりな風貌のロイドは、ダニ ーに酒の入ったグラスを差し出して「男にとって酒は薬だ」「お前は薬を飲むか?」と問いかける。幼いころのトラウマ、惨劇後の母との生活、母の死...ダニーのこれまでの人生が語られるシーンでもあり、父・ジャックとの邂逅を果たす重要な場面でもある。『シャイニング』を観ている者にとっては、同映画でジャックとロイドがカウンター越しに話すシーンを彷彿とさせる場面でもあるだろう。
劇場公開版では問いかけにこたえる前に、一緒に行動している少女・アブラからのテレパシーでその場を離れることになるが、ディレクターズカット版ではその続きが描かれている。「飲まない」と答えたダニーのセリフを聞くなり、ロイドがグラスを思い切り手で払う。それでダニーにかかってしまった酒をぬぐうためにトイレへと移る。それはまさに『シャイニング』でのジャックとバーのウェイター、グレイディが同じやりとりをした場所だ。
ロイドはダニーの洋服のしみをぬぐいながら、淡々と口にする。「あなたを面倒に巻き込んだ者が心配している。」「賢い男なら本人にやらせます。運命通りに。」「なぜ人の勘定を払う?」。そのセリフは、赤と白のコントラストで彩られた部屋の様子と合わせて、強く印象に残る。
尚、ジャックそっくりのロイド役は、『E.T.』の主人公エリオット少年でも有名なヘンリー・トーマスが演じている。