映画『シャザム!』、TVシリーズ「ブラックライトニング」「クリプトン<シーズン1>」と続々DCの映像化作品が実現する中、
今年劇場公開され、大ヒットとなった映画『アクアマン』がブルーレイ&DVD好評発売/レンタル中、デジタル配信中!
『アクアマン』は世界69ヶ国でNo.1を記録し、世界興収11億800万ドルを超え、DC映画史上ではNo.1の興行成績を記録し、ワーナー・ブラザース映画の歴代でも『ハリー・ポッターと死の秘宝Part2』に次ぐ2位の記録。
日本でも2019年公開洋画では初めて週末興行収入No.1に輝きました。
2月8日(金)の日本公開時には、非公式でタレントの桑野信義氏が「ア・クワマン」という画像をTwitterにアップし、ネットニュースで話題に!
その後、「スポンジ・ノブ」としてVtuberデビューする謎の経緯、また桑野氏の目線でネットの海をどうご覧なっているかなど、ブルーレイ&DVDが好評発売/レンタル中であるこのタイミングで実施されたインタビューを公開!
■この度は2月8日(金)にSNSに投稿して頂いた「ア・クワマン」の記事の反響を受けて、今回は公式としてお話を伺えればと思います。
すごいですねー。あの時は"勝手に応援隊長"をさせて頂いたんですが、来ましたね公式が!
■それではまずは映画『アクアマン』をご覧になった率直なご感想をお伺いできますでしょうか。
この映画にはでっかい愛があるね。アクアマン自身も海底人と地上人のハーフですし、義理の弟もいて、向こうは海底人で、複雑な人間関係なんだけども最後にはそこにやっぱり"愛"があるなと感じました。それぞれ主人公は主人公の愛があるし、父親は父親で愛があり、海底人の義理の弟も彼なりの愛がある。違う愛なんだけどそれが最後は一つになったかなと思いました。
■お気に入りのキャラクターはいらっしゃいましたでしょうか?
やっぱり主人公アクアマンが一番好きですね。いろいろな場面の笑えるシーンが好きですね。あの独特なクスッと笑える雰囲気がちょうど僕が好きな笑いの間なんだよね。特に好きなシーンは、アクアマンが父親とバーに行って、不良に絡まれて銃を出すのかなと思ったら・・・っていうあのテンポがいいよね!
あとあの豪快な感じがいいよね。宿敵のブラックマンタに撃たれた時も、なんて言うのかなと思ったら、「痛てえ」って言うんだよね。
全体的にもすっごい迫力があるし、観ていて映像に引き込まれていくよね。あと音もすごい!映画を観て思い出したけど、小学校の時に僕はプールが大好きで、潜ったときのゴポゴポゴポっていう音を思い出したので、音も見どころです。
■アクアマンの他に、お好きなDC作品・キャラクターはいらっしゃいますでしょうか。
スーパーマン、バットマンは小さいころから観てたんだけど、最近ではワンダーウーマンも観てるし、スーサイド・スクワッドのハーレイ・クインが大好きでね、今度はあの格好してみようかな(笑)。
■やはりそういったヒーロー系の映画は昔からお好きだったのでしょうか?
大好きですよ!DC作品も大好きです。こういうヒーロー映画は観る年齢関係ないと思うんだよね。よく「こんなおっさんが」とか思われるかもしれないけど、子供と一緒に観れる作品はいいよね。僕ももちろんバットマンもスーパーマンも観てますけど子供も観てるしその子供も観れるし。こういう映画ってみんなで観に行けるじゃん。老若男女が観れるっていうのはいいところじゃないかな。限定が無いって言うか。おっさんが観ても子供が観ても孫が観てもみんなで観てもいいし、そこにはやっぱり"愛"があるじゃん!戦ってても愛があるし家族が大切だし、それを教えてくれるヒーロー映画が大好きです。
■アクアマンのようなスーパーヒーローの能力で持ってみたいパワーはありますか?
DC作品とか観るとよく考えるときあるよねー。"常に人を笑わせられる力"が欲しいかな。困っている人を笑わせて元気を分けてあげるというのが出来たらいいよね。かっこつけてるわけじゃなくて、なんか幸せになれるっていいじゃん。
■『アクアマン』が劇場公開された際に投稿された「ア・クワマン」の記事ですが、どのような経緯で投稿まで至ったのでしょうか。
アメーバブログとfacebookは毎日ファンとの交流とかも含めて楽しみでやっていていたんですが、Twitterをやってみようかなと前々から思っていたんです。人を中傷するような投稿とかが目立っていたので、そういうんじゃなくて本当の"ちょっとつぶやく"って本来こうなんじゃないの、っていうのをあえてやってみようかなって思ったんです。どうせやるんならね。日々「ここに行きました」とか「なになにを食べました」っていう投稿じゃfacebookとあまり変わらないですし。それでちょうど『アクアマン』が2月8日に公開になるっていうことも前から知っていたので、やるんだったら「ア・クワマン」だろう、と思ったんです。
■「ア・クワマン」という語呂合わせはご自分で思いついたのですか?
周りでそう言ってる人もいましたが、僕そういうシャレが好きなんですよね。合成だったらもっと綺麗に出来たかもしれないけどやっぱり笑いも入れたかったから、楽な感じでやりたくて、カツラと腹筋が割れてる柄のシャツと学生が履くようなトレパンを買ってきて、銛(もり)の代わりのアヒルの人形を持って撮影したんですよ(笑)。
■ちなみに、銛(もり)に似たものは他にもあるかなと思いますが、なぜアヒルの人形だったのでしょうか。
たまたま持ってたんだよね。ああいうのってバカ殿様でも使うし。他にも銛(もり)に似たものもアニメが好きだから持ってるんだけど、それじゃちょっと違う気がして。
■映画の世界観にとても合っている背景でしたが、どちらで撮影されたのでしょうか。
サメの水槽がある水族館ですね。まず中で撮影OKかどうかの確認も自分でとりました。結果的に撮影はどこでもOKですと言われてたんですが、係員さんもまさかアクアマンの格好で撮るとは思ってなかったみたいです(笑)。でもいざ撮るとなると学生がたくさんいて、なかなか水槽の前が空かなかったんだけど、人がいなくなった瞬間にすぐに目の前にあるトイレに駆け込んで衣装に着替えようと思ったんだけど、そこに清掃のおばさまがいて「なにしてんだろうこの人」っていう目で見られました(笑)。それでアクアマンの衣装で水槽の前に行ったんですけど、今度はサメがなかなか目の前に来なかったのよ!でもたまたまその時周りに人が少なかったから、しばらく待った後に何枚か撮影できたんです。ちなみにシャッターを切ったのは息子です。一人では撮影できないので、一緒に行って協力してもらいました(笑)。投稿時の画像に文字を入れるのも息子にアドバイスをもらって編集しました。
■Twitterの投稿では「#私は出ていませんが #だから出たい」とありましたが、アクアマンの続編が製作されたらどのような役で出演してみたいか希望はありますでしょうか。
えー!おこがましいけど、やれるとしたらやっぱりアクアマンかな(笑)もしくは"ア・クワマン"っていって勝手にアクアマンの真似をしている大ファンで、悪い奴に戦いを挑むけどすぐやられちゃう役をやりたいね(笑)
■「ア・クワマン」の投稿はネットニュースでも話題にはなっていましたが、実際にご自身の周りからの反響は何かありましたでしょうか?
アメブロとfacebookは登録している人しか見れないようになってるんだけど、Twitterでこれを投稿した時には、かなり反響がありましたね。まず"クワマン"っていうのが今若い人の間ではあまり認知されていなくて、"ラッツ&スター"っていっても来年40周年で、それ自体知らないし、バカ殿様の家老を僕がやってるっていうのも絶対知らないんだよね。それがこの「ア・クワマン」をやって、世の中の人たちが「え、誰なの」ということでどんどん調べていって、最後には「"ラッツ&スター"のクワマンだったの!?」「クワマンってこういう人だったの!?」と逆に私も認知して頂けるきっかけになりました。アクアマンの応援もできて、自分の認知も広げられてwinwinになってこちらこそ感謝でございます(笑)。
■それではなぜTwitterアカウントを削除し、Vtuberデビューを果たしたのか、経緯をお教え頂けますでしょうか。
Twitterというのは動画をアップしようとしても秒数に限りがあるじゃないですか。そもそもTwitter利用者は長い映像は見ないですし。でもyoutubeのファンというのは逆なんですよね。Twitterが好きな人はyoutubeを観ないし、youtubeが好きな人はTwitterをあまり観ない傾向にあると思うんです。それでちょっと長い動画ネタもやってみたいなと思ってやり始めたんです。その時、いま世の中にはyoutuberってごまんといるし、そこであえて「Vtuberにしようか!」ということで"スポンジノブ"というチャンネルを始めたんです。動画の内容としては結果的に絶対Vtuberじゃないんだけど(笑)「でもいいじゃないか」と思って今は続けています。
■youtubeの撮影はご自宅で撮影されて、ご自身で編集なさっているのですか?
自宅ですね。編集はもちろん息子や周りの人にアドバイスをもらいながらですが。ネタとしては自分で「こういうのやりたいなー」って自分で考えて「こういうのやるから撮ってよ」って手伝ってもらっています。そういう完璧じゃないシュールな感じをおっさんやっているのがいいんですよ(笑)
■今後はtiktokやInstagramなどの新しいSNSを始めるご予定はございますでしょうか。
今のところはないですね。あれだけバズッたTwitterもやめてしまったんですが、そのフォロワーだった人たちにも"スポンジノブ"としてVtuberになったというのが、世の中的にまだ認知されていないみたいなんですね。なので今はyoutubeでそれを巻き返そうかなと思って注力しようと考えていますね。でもさっきも言いましたが決して本気じゃないので(笑)でもそれで若い人たちとつながれたらいいなと思ってます。
■それでは最後に、好評発売&レンタル中/デジタル配信中の本作『アクアマン』をこれから観るという方々におすすめのコメントを頂けますでしょうか。
自分は一度観た映画で本当に気に入ったものは買うようにしています。音楽業界もそうですが今の時代CDを買う人は少なくなってきています。だけどこの映画に関しては絶対手元に置いとくべきだと思うので是非お買い上げ頂ければと思います。私"ア・クワマン"がこれだけ推していますし、もちろん大ヒットの保証付きなので、是非この映画を観て「愛ってなんなんだろう」というのをもう一度思い出してほしいなと思います。あと、みんな海を大切に!(笑)