7月5日(金)の公開初日、丸の内ピカデリーにおいて『Diner ダイナー』初日舞台挨拶が開催されました!
藤原竜也さん、玉城ティナさん、窪田正孝さん、本郷奏多さん、武田真治さん、真矢ミキさん、奥田瑛士さん、蜷川実花監督が壇上に姿を現すと、会場からは大きな歓声が!藤原さんは「この濃いメンバーに囲まれて一か月半撮影を行ってまいりました。今日は宜しくお願い致します。皆さんの反応を聞くのは武田さんに任せます(笑)」とコメント。それを受けた武田さんは「皆さんこんにちは‼僕ら勢揃いして皆さんの反応そんなものですか!?まだちょっと元気ないみたいなので皆さん一回スクワットしますか?」と彼らしい挨拶で会場を一気に盛り上げました。蜷川監督は「ものすごく濃いメンバーで駆け抜けて、魂を懸けて作った作品です。是非面白かったら宣伝お願い致します!」と作品に懸ける思いを笑顔で語りました。
MCから初日だからこそお互いに話せる事、言いたいことを聞かれた藤原さんは「順調に撮影していたので特に無いです」と回答するも、監督から即座に「雨のシーンはブーブー言ってたじゃん(笑)」とツッコミが。藤原さんは「雨ね!後半ずっと12時間位雨に打たれながら撮影していたのですが、真矢先輩が入ってきて全部持って行くという(笑)真矢さんが立ちまわりをやると全スタッフから拍手が起きるんですよ。待て、待てと(笑)こっちは12時間打たれているのに拍手の1つもないじゃんか(笑)」と過酷なアクションシーンの思い出を笑いながら語りました。玉城さんは「なんで監督はカナコという役に私を当てはめたのかな、不安じゃなかったのかなっていうのを聞きたかったです」と質問。監督は「確かにそんなにたくさんお芝居をやっている訳ではなかったと思うのですが、何の不安も無かったです。それは皆さんに対してもそうで、大好きな人達ばかりだし、絶対凄いものになると決まっていると思ってモニター前にいました」と力強く回答し、玉城さんはホッとした様子を見せました。
窪田さんは武田さんに対してスペイン語をどの位練習したのかと質問。武田さんは「現場で聞いてくれたら良かったのに(笑)監修の方がご自身でスペイン語を喋っている動画を送って下さったんですけど、その方が何故か山手線の中でスペイン語の台詞を言っているんですよ。駅に降りるとかもっと場所があったんじゃないですかね。不思議な事前資料が送られてきました(笑)」と素朴な疑問から会場の笑いをきっちりとる見事なトークを展開すると、窪田さんは「流石っす・・・!」とコメント。本郷さんは窪田さんが演じるスキンの耳が欠けている理由を監督に質問。本郷さんが「自分としてはスキンが大きいピアスをしていて、セーターを着ている時に引っかけてやっちゃったんじゃないかと思っている」とコメントすると、監督からは「実際はノリで決めちゃったんですけど(笑)理由はセーターです!まさか当てられるとは!」と本郷さんの妄想が公式設定になる結果となりました。
真矢さんは監督に対して、豪華なセットの中でも一番思い通りにいった部分について質問。監督は「横尾忠則さんですかね。ダイナーのメインセットに横尾さんの画を使うと決めた時に一気に色んなものが動いたんです。映画を世界と戦えるビジュアルにする為に日本の魂が入っているものにしたかったので、思いついた時はやった!と思いましたし、映像になった時も日本らしさが横尾さんを通じて出たんじゃないかと思います」と答えた。奥田さんは「監督から"この映画どうですか"と聞かれた時に、"女性にしか撮れない映画だ"ということを申し上げたんです。でも2,3日たって考えた時にそうじゃない。"この映画は蜷川実花しか撮れない映画"と言うべきだった思い、この場にて訂正させて頂きます」とコメントし、会場からは大きな拍手が起こりました。
そして、7月7日の七夕ということで、店主も客も全員殺し屋のぶっとんだダイナーにちなんで、事前に【ここでしか言えないぶっ飛んだ願いごと】を記入した短冊型パネルをキャスト全員が披露。藤原さんが【Diner ダイナー2撮影ALLメキシコロケ‼】、窪田さんは【Diner ダイナー世界へ】、武田さんは【Diner ダイナー2がありますように・・・】と書かれた短冊を披露し、各々続編や世界進出などへの意欲を見せました。玉城さんは【変身したい】、本郷さんは【食事をしなくても死なない身体になりますように】、真矢さん【学生になれますように】、奥田さん【人生ぶっ飛んできたので修復不可能。願い事無し】とそれぞれ願い事を披露しました。最後に監督が全員の願い事から一番ぶっとんだものを選ぶ流れとなり、監督も「メキシコで2、いっちゃいましょうかね!」と続編への期待を覗かせました。最後に藤原さんが「今日が初日ですので、しっかりと宣伝していきたいと思っております。皆さんのお力も借りられますと嬉しいです。今日はありがとうございました!」と挨拶し、イベントは大盛況のまま幕を閉じました。