公開目前の4月16日(火)、『シャザム!』の吹替版完成披露試写会が行われました。
本作の主人公である見た目はオトナ、中身はコドモのスーパーヒーロー・シャザムのコスプレほか、スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマン、 アクアマン、フラッシュ、グリーン・ランタン、アクアマンのメラ、スーパーガールなどのコスプレをした DC コミックスファンたちが集まった超満員の熱気に満ちた会場に、シャザムの声を担当した菅田将暉さん、変身前の少年・主人公ビリーの声を演じた緒方恵美さん、主人公ビリーの親友でスーパーヒーローオタクの少年フレディの声を担当した阪口大助さん、ビリー、フレディと同じグループホームで育つ少女メアリーの声を務めた平野綾さんが大きな歓声と拍手に迎えられて登場!
大人気DCコミックスのヒーロー映画である本作の吹替版のオファーが来た時の心境について、菅田さんは「びっくりしました。ついこの間、オファーを貰ったんですが(笑)、その頃はTVのCMを見てDCの新しいヒーローがあるんだ!観に行こうと思っていたら3日後ぐらいにオファーが来たんです!そんなに大きな話ではないと思っていたので詐欺ではないかと思いました(笑)」と、オファーを受ける前から本作を楽しみにしていたこと、そしてオファーがウソではないかと疑ったことを明かしました。
全米興行収入が2週連続でNo.1を記録し、全世界での興行収入は2億5800万ドルを突破するなど大ヒットとなっている『シャザム!』。本作の魅力について緒方さんは「シャザムとフレディが子供らしくて全体を通して面白い!ビリーがグループホームで暮らしているのでシニカルな感じで斜に構えた感じなんですが、シャザムに変身すると子供らしさ全開で色々遊ぶんですよ。実験するシーンが好きです。」とコメント。阪口さんも「実験のシーン楽しかった!」と緒方さんのコメントに頷きながら「青春というよりもっと下な感じ。葉っぱ燃やしてダンゴムシ集めているレベル(笑)」と笑いを誘いながら説明。菅田さんも阪口さんに共感したようで、「僕も筆箱に集めていました。」と明かし、周囲を沸かせていました。
本作では、オトナになったシャザムとフレディが悪ふざけ全開で楽しみますが、MCに子供の頃大人になったらやってみたかったことについて問われると、平野さんは、本編にも登場するシャザムとフレディがビールを買うシーン同様にビールを飲むことが憧れだったと明かしました。しかし、炭酸が苦手だそうで「いまだにビールは大人の味がします。」とはにかみました。「機動戦士Vガンダム」のウッソ・エヴィンの声で知られる阪口さんは「某アニメの某パイロットになりたかったんです(笑)。でもガンダムに乗っちゃった!」と、幼いころの夢がこの仕事でかなったことを明かし、阪口さんと同期の緒方さんは「阪口さんはガンダムに乗れたら業界辞めてもいいと言っていたのに、初めての主人公の仕事がガンダムのパイロット(笑)」と暴露。阪口さんが「もうちょっと頑張りますよ!」と慌てる一幕も。自分で稼いでスイカを丸ごと1つ食べるという夢を大学でやってみたという緒方さんは「数学の先生になりたかった。」とコメントし、菅田さんも「僕も!」と互いに共感して和気あいあいな雰囲気に。そんな菅田さんは「トイザラスのおもちゃを大人買いしたかった。」と振り返りました。
福田雄一監督監修の魅力について問われると、菅田さんは「全体的に分かりやすくなっています。福田さんのワードセンスが良くて、海外ならでは独特の言い回しがきちんと還元されているので笑えるし、最後は感動して泣けるんです。」、緒方さんも「福田監督は演出監督として初めてだったけど、指示が的確。作品を大切にしながらわかりやすい言葉に還元されていて、監督の言葉選びが素晴らしい。」と大絶賛!阪口さんも「足されているセリフもあったし、菅田さんのセリフでげらげら笑っていた。」と、現場の様子を振り返ると、菅田さんは「福田さんは緊張していたんです!」と福田監督と一緒に組んでいるからこそ分かる豪華声優陣を前に緊張していた監督の様子を振り返りました。
そして、菅田さんが演じたシャザムについて問われると、緒方さんは「いい感じでウソがないし、そのまんまな感じ。」、阪口さんからは「マイクの前でもダンゴムシ集めてそうだもん(笑)」といじられ、童心を忘れない菅田さんがシャザムにぴったりだったと全員が口を揃えてコメント。菅田さんは「貴重な体験をさせていただきました。」と笑顔を見せました。
最後に、菅田さんは「家族や友人たちと笑って、騒いで泣いて、最後にすごく熱くなれる新ヒーロー映画が誕生しました。是非、色んな方を誘って劇場に遊びに来てください。」と魅力をアピールしました!