『ニンジャバットマン』を生み出した、クリエイター5人が語る!オーディオコメンタリーレポート&貴重なエンディングコミックを公開!

2018.10.23 DCコミックス, ブルーレイ,DVD & 4K UHD/デジタル配信

映画『ニンジャバットマン』のデジタル先行配信を開始いたしました。また、2018年10月24日(水)にブルーレイ&DVDを発売・レンタル開始いたします。本作は、DCコミックと監督:水﨑淳平、脚本:中島かずき、キャラクターデザイン:岡崎能士をはじめ、日本を代表するクリエイター陣が奇蹟のコラボレーションを果たし、1939年に誕生以来世界中で人気のバットマンやヴィランズが戦国時代へタイムスリップする日本発のぶっ飛びエンターテイメントです。

10月24日(水)に発売を控える【初回仕様】ブルーレイ 絢爛豪華版に収録される、監督・水﨑淳平、脚本・中島かずき、キャラクターデザイン・岡崎能士と、設定考証・堺三保、アニメーションプロデューサー・里見哲朗によるオーディオコメンタリーのレポート!これでもか、という位のこだわりや、遊び心が満載の制作秘話をお届けします!さらにコメンタリーでも話題にのぼった、本編エンディングで流れる"アメコミ風画像"も公開いたします。

「僕ら日本人だけで創ってるけど、日米合作になってるよね!」

『ニンジャバットマン』ブルーレイ・DVDが10月24日(水)にリリースするにあたり、【初回仕様】ブルーレイ 絢爛豪華版に、監督・水﨑淳平、脚本・中島かずき、キャラクターデザイン・岡崎能士と、設定考証・堺三保、アニメーションプロデューサー・里見哲朗によるオーディオコメンタリーが収録されている。DCと日本アニメの融合による新しい作品を生み出した日本のトップクリエイターである5人。「実際は僕ら(日本ベースのスタッフ)だけで創ってるんだけど、僕たちの心の中のアメリカ人とアメリカがあって、全体的に日米合作的な感じになっているよね!」と制作時に感じたこと、技術的にこだわった点など、盛り上がった内容になっている。

本編は、日本の戦国時代で大名となって群雄割拠しているジョーカーをはじめヴィランたちと共に、タイムスリップしてしまうバットマンの様子からスタートする。バットマンが戦国時代へ到着すると、ヴィランたちはすでにこの世界で暮らして2年経っている設定だ。

本編では全体の演出上「すぐにバットマンをタイムスリップさせて」いるが、実際には脚本の中島はその前の段階、つまりヴィランたちがタイムスリップするまでの経緯を「脚本4ページ分くらい書いてあった」と告白。併せてキャラクターデザインの岡崎も「実は僕もヴィランとか全員の現代装備もデザインしていたんです」と明かす。

潔いストーリーの組み立て方は編集の手法に見られるようで、プロデューサーの里見は「当初は70分くらいまで水﨑さんが映像を切って行ったんです」と最初は予定より短く編集していた事を振り返る。「最初ぎゅっとさせておいて、必要な箇所を伸ばしていくのが好きなんですよね。それで言うと、(ジョーカーの)百姓のシーンなんかも、尺を伸ばしましたね。」と話す監督の水﨑に対し、里見が「これは水﨑さんというか、まさに神風動画スタイルだと思う」と発言すると一同うなずいた様子が伝わってくるくだりもある。

続いて次々と飛び出てくるのが、クリエイター陣の「これでもか!」という位のこだわりや遊び心が満載の内容についてだ。

"実はこんなところが見どころ"になっている細かな設定は、数え切れないほどある。例えば"劇中に登場する神社の狛犬がジョーカー風の狐"になっていたりする。これは"戦国の世界において、全てがジョーカー仕様になっている"表現の一つ。又、バットマンやロビン、レッドフードが乗りこなす馬の装飾具もそれぞれのキャラクターに合わせたオリジナルデザインになっていたり、現代でキャットウーマンが乗るバイクのナンバープレートが【9LIVES】だったり、パッと見るだけで分かるものはもちろん、他にも日本とアメリカに関するネタを元にしたこだわりポイントが随所に見受けられる。

また、バットマンの生みの親であるボブ・ケイン版「バットマン」へのオマージュや、オリジナルのルックをベースにしたハーレイ・クインのキャラクター設定、さらには往年の名作アニメ・ロボットアニメなどを彷彿とさせるシーン描写が盛り込まれている事などにも触れられている他、ブルーレイだからこそ何度でも観直して欲しいポイントが、楽しい会話に乗って紹介されている。

冒頭から秘話が飛び出し、尽きない話が続く中、本編はあっという間に終盤へ。「エンディングはアメコミ風になっているのもいいよね!」と岡崎が絶賛するように、エンドロールはこれまでの和テイストからガラリと変わりアメコミ風の画像と共に流れる。このアメコミ風の画像は、絢爛豪華版の映像特典に「エンディングコミック」として収録されているので必見だ。

コメンタリーでは、この他にも、劇中のCGについて、アメリカでも大絶賛だったという水彩画風に描かれたジョーカーとハーレイの百姓パートの映像技術、音響について等も語られ、本編をさらに楽しむことが出来る、聴きごたえたっぷりの内容となっている。

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