<レポートvol.1>「リバーデイル」が全米女子の心を掴む4つの理由とは?

2018.07.25 海外ドラマ

2018年8月8日(水)に海外TVシリーズ「リバーデイル<シーズン1>」のブルーレイ、DVD発売、レンタルを開始いたします。
また、同日デジタル配信を開始いたします。本作は、青春ドラマとミステリー要素が絡んだ中毒性アリのストーリーと劇中のファッション、演じるキャストへの注目度も急上昇中の青春"ゴシップ"ミステリーです。「ゴシップガール」や「プリティ・リトル・ライアーズ」に劣らず、全米女子の間で 「リバーデイル」が大ヒットしているその理由と魅力に迫ったレポートが到着いたしました。

「ゴシップガール」「プリティ・リトル・ライアーズ」好きはハマること間違いなし!

現在、アメリカの女子の間で熱狂的なファンを生み出しているドラマ「リバーデイル」。
実はこれまでに一大ブームとなった「ゴシップガール」や「プリティ・リトル・ライアーズ」など女子が絶対ハマるドラマとして、その2作品に負けず劣らずの人気となり、さらに本作は学園ミステリードラマの"ベスト"とまで言われている。そのヒットの理由と本作の魅力を分析してみたい。

その1.個性豊かで等身大なファッションが魅力的♡

「ゴシップガール」といえばセリーナ(ブレイク・ライブリー)とブレア(レイトン・ミースター)のファッションが話題に。セリーナのハリウッドセレブさながらのゴージャスな着こなしと、ブレアの上品かつキュートなお嬢様ファッションという対照的な装いが世界中の女子たちを虜にした。「リバーデイル」も同じでベティ(リリ・ラインハート)のガーリーなファッションやヴェロニカ(カミラ・メンデス)のモノトーンをベースにしたエレガントなスタイリング、さらにシェリル(マデライン・ペッチ)の大人びた服装まで、三者三様の装いはまるでファッション誌を見ているよう。ストーリーに負けず劣らず、全米女子の目を楽しませる要素となっている。「ゴシップガール」はニューヨークのハイソなエリア、アッパーイーストサイドに暮らす高校生がモデル。セリーナやブレアのファッションは「プラダ」や「マークジェイコブス」「クリスチャンルブタン」などハイブランドが並び、普通の高校生には真似できないのが実情。その点、「リバーデイル」はより日常的!「プリティ・リトル・ライアーズ」の流れを受け継ぎ、4人の女子高生たちが着ていた「ザラ」や「テッドベイカー」がベティやヴェロニカのお気に入りブランド。今すぐ真似できる等身大のファッションも女子の心をつかんだ理由だ。

その2.リアルなミステリーに満ちている!

仲良し女子高生5人組の1人、アリソンの謎の失踪を解き明かそうとする「プリティ・リトル・ライアーズ」と同様、「リバーデイル」もミステリーから始まる。
シェリルの双子の兄ジェイソンは、シェリルとともに川に出かけ行方不明に。そして死体となって発見される。ベティとジャグヘッド(コール・スプラウス)はその死の真相を突き止めようと調査を始める。その中で明らかになる家族や友人、街の人たちの秘密や過去。そして学校内でのいじめやセクハラ、妊娠、先生との禁断の恋、親との確執など、ドロドロしているけれど、よく見てみれば実際の学校生活でも起こっているものばかり。
そんな現実的な問題に直面する「リバーデイル」の高校生たちにティーンが共感するのは当然かも。

その3.キャストたちのプライベートに話題沸騰!

「ゴシップガール」のキャストたちがプライベートでも濃厚な関係を築いていたのはご存知の通り。ドラマの中で恋人を演じていたセリーナ役のブレイク・ライブリーとダン役のペン・バッジリーは幼馴染で共演中に交際を始めた。さらにブレア役のレイトン・ミースターはカーター役のセバスチャン・スタンと、チャック役のエド・ウェストウィックはヴァネッサ役のジェシカ・ゾアと交際し、マスコミを賑わせた。
そして、「リバーデイル」でもカップルが誕生!ベティ役のリリ・ラインハートとジャグヘッド役のコール・スプラウスにはドラマが始まってすぐに交際の噂が浮上。
今年5月に開催されたMETガラでレッドカーペットデビューを飾り、関係を公にした。キャストたちの間で恋が発展しやすいのは、ずばりセットで長い時間を過ごすから。ちなみに「リバーデイル」はシーズン3の放送がすでに決定し、今年の秋からアメリカで放送が開始される。これからさらに撮影が続けば、キャストの中から第2、第3のカップルが生まれる可能性も大!?リリとコールの関係はもちろん、他キャスト達の恋愛からも目が離せない!

その4.若者だけに主役は張らせない!?

実はこのドラマ、アメリカではティーンの親世代からも密かに熱い支持を集めている。その理由はアーチー(K.J.アパ)の父フレッドとベティの母アリスの存在。フレッドを演じるのは90年代に一世を風靡した「ビバリーヒルズ青春白書」のルーク・ペリー。
そしてアリスを演じるのは「ツイン・ピークス」のシェリー役メッチェン・アミック。この2人が久しぶりに連続ドラマの主要キャストとして登場したことで、かつてのドラマファンたちの注目も集めているのだ。実はこの点も「ゴシップガール」や「プリティ・リトル・ライアーズ」と同じ。
「ゴシップガール」でセレーナの母を演じたケリー・ラザフォードと「プリティ・リトル・ライアーズ」でハンナの母役だったローラ・レイトンは2人とも90年代のドラマ「メルローズ・プレイス」に出演していた過去の持ち主。彼女たちが母親役で出てきたことでより幅広い年代のドラマファンをひきつけた。
世代を超えて楽しめるキャストも本作が注目を集める理由になっている。

「ゴシップガール」並みにおしゃれだけれど、等身大で「プリティ・リトル・ライアーズ」同様にミステリアス。
そしてよりリアルな悩みや問題を描いたストーリー展開に加え、キャストの話題性と個性豊かで親しみやすいキャラクターがもつ魅力がファンの心を惹きつけているのかもしれない。

2大ヒット作「ゴシップガール」や「プリティ・リトル・ライアーズ」を上回るレベルで全米女子が熱狂する「リバーデイル」。アメリカに続いて日本の海外ドラマファンの心をとらえるのは間違いなし!

TEXT:長坂陽子

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