『スーパーマン エクステンデッド・エディション』6/6(水)ブルーレイ発売!本編に30分以上追加された未公開シーンを一部紹介!

2018.06.05 DCコミックス, スーパーマン

2018年6月6日(水)より、スーパーマン誕生80周年を記念して、『スーパーマン』(1978)の「ディレクターズカット版」(2000)に30分を超える未公開シーンを追加した『スーパーマン エクステンデッド・エディション』のブルーレイを発売いたします。

エクステンデッド・エディションに追加された、30分を超える未公開シーンの中身の一部をご紹介

クリストファー・リーブが主演を務めた『スーパーマン』(1978)は、アメコミ映画の金字塔として映画史に名を残すエンターテイメント超大作で、その後4作目まで製作された。滅亡の危機に瀕していた惑星クリプトンから、ひとり地球へ脱出させられたカル・エル(クラーク・ケント)が、やがて地球で成長し自らの能力と使命を知り、正義と真実を守るため、スーパーマンとなって次々と事件を解決して行くストーリーだ。シリーズの第1作目となる本作では、スーパーマンの誕生と宿敵レックス・ルーサーとの闘いが描かれる。初のパッケージ化としてブルーレイで発売される『スーパーマン エクステンデッド・エディション』は、元々テレビ放送用に制作され、「ディレクターズカット版(本編:151分)」よりも30分以上長い188分の本編が楽しめる。

追加された主な未公開シーンを紹介すると、まず冒頭のクリプトン星が崩壊するシーンでは約1〜2分の追加カットでより詳細に崩壊の様子が描かれ、迫力や悲壮感が増している。さらに地球で高校生になったクラークのシーンも。彼は能力を隠してあえてアメフトチームのマネージャーをしているが、選手たちがプレイするシーンや、彼が思いを寄せるラナとの会話などが追加され、能力を隠しながら青春時代を送るもどかしさをより感じさせる仕上がりになっている。また、クラークが"孤独の要塞"を出現させて父:ジョー=エルにスーパーマンとしての使命を告げられるシーンでも未公開映像が追加。スーパーマンになってからは、木から降りられない猫を助けるシーンなども追加され、より深く彼の人物像が描かれている。

そして最も多くシーンが増えているのが、スーパーマンの宿敵であるレックス・ルーサーとその取り巻き:オーティス、テシュマッカーのシーンだ。ドジなオーティスとそれを叱責するルーサーの会話劇や、ルーサーとテシュマッカーの愛人関係の描写も増え、一味の個性をより際立たせている。終盤、ルーサーの一味が米軍のミサイルに細工をする作戦シーンがよりコミカルに長尺で描かれており、作品をより楽しむことができる。また、ルーサーを裏切ってスーパーマンを助けたテシュマッカーのその後も明らかに。ルーサーが彼女を始末しようとするところを、間一髪でスーパーマンが救出するシーンが追加されている。

これらの追加シーンによって、「エクステンデッド・エディション」はスーパーマンの活躍や人間らしさ、各キャラクターの個性が詰め込まれた、ファン必見の見応えたっぷりの内容となっている。さらに、つい先日訃報が届いたばかりのマーゴット・キダーの追加シーンも納められているので、彼女が演じるロイス・レインを改めて鑑賞し直すきっかけとしてもおすすめの一本だ。

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