『アメリカン・スナイパー』『ハドソン川の奇跡』とリアルヒーローの真実の物語を描き続けてきた巨匠クリント・イーストウッド監督最新作にして新境地。
2015年に起きたパリ行きの特急列車内で554人の乗客全員をターゲットした無差別テロの襲撃事件。極限の恐怖と緊張感の中、とっさに行動に移し阻止したのは、ヨーロッパを旅行中だった3人の心優しきアメリカ人の若者たちだった。
なぜ名もなき男たちは死に直面しながら、命を捨てる覚悟で立ち向かえたのか!?
本作は、事件に勇敢に立ち向かった3人の若者たちを始め、乗客として列車に居合わせた数多くの人が出演し、事件が起こった場所で撮影に挑んだ究極のリアリティーを徹底追求した前代未聞のトライアル。いつ、どこで、誰もがテロに直面してもおかしくない今、当事者の目線からテロの時代を生きる私たちに問いかける真実と現実。87歳を迎えても尚、現役の監督として新たなる挑戦を続けるトップランナーの最新作は、今を生きる全ての人々に捧げられた物語。「この映画はごく普通の人々に捧げた物語」だと語る監督が描くテロリズムの<真実>に迫る【実話】。