この度、本作で主人公のジェイク役(ジェラルド・バトラー)を演じた上川隆也さんと、マックス役(ジム・スタージェス)を演じた山本耕史さんによる緊迫の吹き替え版予告が完成。更に、シークレット・サービスのサラ役として声優初挑戦のブルゾンちえみさんの吹き替え本編映像も完成し、合わせて公開の運びとなった。
公開となった日本語吹替え版予告では、本作の主人公で気象コントロール衛星の暴走を食い止めようと奮闘する科学者のジェイク役を演じた上川隆也さんと、そのジェイクを地上から助ける国務次官補の弟マックス役を演じた山本耕史さんとの、緊迫したやりとりが映し出されている。
今回が実写の吹き替え初挑戦となった上川さんは「そこに生身の人間がいるので、アニメに声をあてることとは違いますね。でもそこがやりがいにもなりました。」と語り、難しさと共に手ごたえを感じたことを話す。そしてなんと映画の設定と同じように、長男の上川さんと兄を持つ山本さん。今回の兄弟役はご本人同士演じやすかったようで、上川さんは「男兄弟は一度ぶつかる時期があるんです。でもそれがあったからこそ、弟のことを何にも代えがたい存在として感じられています。この経験はジェイクを演じるにあたり、いい意味で支えになりました。」と語り、対する山本さんは「僕は次男なので、常に兄をみながら育ってきました。兄弟の切っても切り離せない関係も理解できるし、今回は自然と演じることが出来ました。」と語っている。更にお二人ともブルゾンさんとのコラボレーションが楽しみで仕方ない様子で、「どういう新しいWith Bになるのか?凄く楽しみ!(山本)」「じゃー僕が35で、山本さんが億ね!(上川)」とノリノリで答えてくれました。
また合わせて公開となった日本語吹き替え本編映像には、職業柄秘密裏に付き合っているサラとマックスのホワイトハウスでの会話が映り込む。「今日も素敵だな」とサラに話しかけるマックス。すると「私は仕事中に私的な会話をすることを許されていませんので」と軽くあしらうサラ。つれないサラの返事にしょんぼり仕事に向かうマックスだが、その背中に向かって「7時に帰る。愛してる。」とサラが投げると、一瞬足を止めてマックスは嬉しそうに振り返る。
今回が声優初挑戦となったブルゾンさんは、「とにかく嬉しかったです!映画は大好きだけど、映画は自分とは別世界のものだと思っていたので、今回自分が関われるということが本当に嬉しかったです。」と喜びを露わにする。ブルゾンさんが演じたシークレット・サービスのサラは、素晴らしい美貌の持ち主でありながらも大統領の緊急事態には男性顔負けの銃捌き&カーチェイスを見せる"スーパーキャリアウーマン"。この役柄に関して「サラはキャリアウーマンレベルが上過ぎました!大人で、冷静で、国家の仕事をやっているという堅実さもある。いつも私がやっているキャリアウーマンとはまた違った声だと気づいて、難しかったですね。」と演じる上での苦労を明かした。また、「大統領を守るという重要な仕事に就きながらも、ちゃんと恋愛も楽しんでいるところに、1人の女性としても憧れます。」と語り、恋と仕事を両立するサラにできる女を感じていた。そして「とにかく臨場感を出すのが難しかったです!実際は、台本を持ってマイクに向かって言っているという状況だけど、"走って駆け寄るシーン"とか、確かにそういう時って声が変わっているなというのが分かって、本当に難しかったです。」と語り、初挑戦の感想を下さったのでした。