『キングコング:髑髏島の巨神』映像特典に収録されているジョーダン・ボート=ロバーツ監督が語る音声解説はファン垂涎のネタが満載!

2017.07.11 ブルーレイ,DVD & 4K UHD/デジタル配信

2017年7月19日(水)より『キングコング:髑髏島の巨神』のブルーレイ&DVDを発売・レンタル開始いたします。さらに、4K ULTRA HD&3D&2Dブルーレイセット、3D&2Dブルーレイセット、デジタルレンタル配信も同時開始いたします。デジタルセルは先行配信中です。

ジョーダン・ボート=ロバーツ監督が全編に渡り、
作品への想いや製作秘話などを語った貴重な音声解説をメインに映像特典の内容に迫ったレポートが到着!

新たに創造された"最強キングコング"の姿に映画ファンが熱狂して話題を呼び、2020年には2014年に公開された『GODZILLA ゴジラ』との直接対決も決定しているモンスターアクション大作『キングコング:髑髏島の巨神』ブルーレイ&DVDが遂にリリースとなる。

今回はファンなら泣いて喜ぶような豪華映像特典の数々をご紹介しよう。
まずはジョーダン・ボート=ロバーツ監督自身が全編に渡って映画の魅力や裏話を語りつくす"音声解説"。スタイリッシュで印象的なオープニングタイトルを手がけたベテランタイトルデザイナー(エンドロールのみにしか出てこないのでご確認を)への賛辞、監督が今回の作品を手がけるきっかけになった前作『キングス・オブ・サマー』と関連させた遊び心溢れる仕掛け。本編をご覧のみなさまはすでにお分かりかと思いますが、巨匠フランシス・フォード・コッポラ監督のサスペンス映画『カンバセーション...盗聴...』や戦争映画『地獄の黙示録』、日本が世界に誇るスタジオジブリ作品や『シン・ゴジラ』を手がけた鬼才の大ヒットアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」、さらには監督の好きなゲームまで、挙げたら切りがない(監督はまだまだ話し足りないとご不満の様子)のだが、いかに監督が映画やアニメ、ゲームマニアで、その"愛"が映画のところどころに反映され、監督の口から出る数々のタイトルを聞くだけでも、映画ファン、アニメファン、ゲームファンだったら思わずニヤニヤしてしまうようなものばかり。

さらに、ハワイ、オーストラリア、ベトナムでロケが敢行され、あのシーンはハワイで、このシーンはオーストラリアで撮影されていたのかと、映画マジックの奥深さも知ることができる。そして、オリジナルである1933年製作の元祖『キング・コング』に対する敬意を表すと共に、これは"KAIJYU"映画であると宣言する彼の映画に対する真摯な姿勢も、垣間見せてくれるような興味深い内容となっている。

この他、今回のキングコングがいかにして作られたのかを監督やスタッフ、キャストが証言する【キングコングの創造(伝説の再現、巨神の復活)】、風光明媚なベトナムでの撮影中にトム・ヒドルストンやブリー・ラーソン、コリー・ホーキンスら主要キャストの素顔が見られる【ベトナムでの撮影】、ハワイ、オーストラリア、ベトナムでの撮影に迫った【ロケーション紹介】、撮影の裏話が紹介される【レンズの向こう側】。そして、若き地質学者ヒューストン・ブルックスを演じるコリー・ホーキンスのナレーションで、ブルックスが特務研究機関モナークに報告するという体で制作されたレポート映像【モナーク:機密資料】がもうひとつの目玉といえるほどのクールな出来栄えとなっている。

映画館では本編を見たきりでパンフレットを読むことぐらいしかできないが、ブルーレイやDVDの映像特典は本編だけでは知り得なかった映画のさらなる魅力を発見でき、何度でも楽しむことができるというのが利点。ロバーツ監督が語っていた作品以外のオマージュを見つけるもよし、映像特典で作品のさらなる魅力に触れるもよし、さまざまな楽しみ方でこの作品を存分に満喫していただきたい。

TEXT 小原 雅志

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