現地時間5月18日(木)、映画『無限の住人』がカンヌ国際映画祭にて特別招待作品として公式上映され、木村拓哉、杉咲花、三池崇史監督が出席! 本作が選出されたアウト オブ コンペティション部門は、世界中の作品から選ばれた、たったの4本が上映されるもので、日本映画がこの部門に選出されること自体大変珍しく名誉なこと。過去には、スティーブン・スピルバーグ監督作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』、ジョージ・ミラー監督作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などが選出されており、日本映画がこの部門に選出されること自体大変珍しく名誉なこと。
現地カンヌでは、18日(木)朝から実施されたプレススクリーニング(報道関係者向けの上映)で450人の座席が満席。本日時点で、米批評家サイト"Rotten Tomatoes"での批評家の評価は82%。辛口の批評で有名な英国「ガーディアン紙」のレビューでは星4つを獲得し、「三池ワールドが全開。そのアクションは、『LOGAN/ローガン』や他のハリウッド作品とも違う。アクションで衣装がなびくたびに興奮が止まらない。」と絶賛するなど、多くの海外メディアの評価を得ている。
この日の上映は、映画祭最大の劇場「グラン テアトル リュミエール」。木村拓哉、杉咲花、三池崇史監督が超満員の会場に集まった観客2300人と共に本作を鑑賞。最大の見せ場である、万次が挑む 300人斬りのクライマックスシーンでは、客席から歓声が沸き起こり大いに盛り上がった。さらに上映終了後も拍手が起こり、鳴りやまない拍手とともにスタンディングオベーションに!!
公式上映を終えた木村は、「今日のカンヌ公式上映でお客さんと一緒に映画を観ている最中に、上映中に拍手や笑いが起きました。スクリーンと客席が一体になっていると感じました。今日の上映は一方通行ではなく、本当にコミュニケーションをとることが出来たと思います。」と感無量の想いを述べた。杉咲は「光景に圧倒されました。まだ成人もしていないのに(笑)。こんなことが起こるのは想像もつかなかったのですが、色々なことを体験することが出来てとても幸せです」と幸せをかみしめた。
クライマックスシーンで客席から歓声が起きたときの心境について木村さんは「照れくさいというか、嬉しいんですが、監督が『そうなるでしょ』とボソッと呟いていて。監督はさすがに違うなと思いました」とハミカミながらながら答え、三池監督は「編集で何百回も音をつけて、何十回と映像を見るんですが、何度見ても新しい驚きや発見が絶えずあります。作った人間に対して何か語り掛けてくる映画ですし、違うメッセージを持つ映画だと感じています。今日は万次が現れたときに、ホッとしましたし、『やっぱり木村拓哉きたな!よし、来た!!』って。自分で監督をしていますが、他のお客さんよりも『よし来た!!』って喜んだかもしれません(笑)」と、ユーモアを交えてコメントした。
アメリカ、オーストラリア、ドイツ3か国での海外配給も決定!さらなる上映国の拡大に向けて世界40カ国以上の国と地域での本格的なセールスも開始した本作。今後の世界的な動向にご注目ください!