10年前、松山ケンイチさんの"怪演"によって伝説となった世界的名探偵・L。
なんと、今回の正統続編でも、なんとあの"L"を松山ケンイチさんが再び演じていることが明らかになりました!
LはICPOの要請を受けて、日本の警視庁にキラ事件を解決するために送り込まれた人物で、世界中の迷宮入りしていた数々の難事件を解決してきた天才的な推理力を持った名探偵。
真っ白な肌に隈取ったかのようにギョロットした目、ボサボサの黒髪に痩身猫背で裸足にジーンズ、そして白い長袖のシャツしか着ないという外見。さらにどんな椅子にも膝を抱える独特の姿勢で座り、常に甘いモノを食べ糖分を異常摂取しているまさに異形の存在。
松山さんはその異形の存在を、見事に現実の存在として表現してみせ、その"Lっぷり"で憑依型俳優と強く世間に印象づけました。第30回日本アカデミー賞(2007年)では、『DEATH NOTE』で優秀助演男優賞を受賞。Lは"デスノファン"のみならず、松山さん自身も思い入れの深いキャラクターです。
今回、松山さんがLを演じるのは、Lを主人公としたスピンオフ作『L change the WorLd』(2008年)以来、8年ぶり!前作とスピンオフLとプロデュースしてきた佐藤貴博プロデューサーは「10年ぶりのデスノートに何とかして松Lにも参加して欲しかった。松ケンには『L change the WorLd』のラスト直前の気持ちで演じてくれと伝えました。さらに、Lの芝居の裏側に、役者の後輩である池松壮亮への松山ケンイチとしての気持ちも込めてくれと難題もぶつけときました。しっかり込められていたと思います(笑)ファンサービスの気持ちで松山に出演をお願いしたのですが、さすがそれ以上のものを出してくれました!」松山さんは「また久しぶりにLを演じる事が出来てとても嬉しく思っています。なれたのは3分だけでしたが。でもそれ以上なれない位自分にとって心身ともに遠い存在になっていました。このように自分の中のLを探す旅みたいな事が出来たのもこの作品のおかげだと思って感謝しています。」とコメントしています。
池松壮亮さんが演じる竜崎は、Lが生前残した遺伝子から生まれた正統後継者にして世界的名探偵。"竜崎"はLが偽名として使っていた名前でもあります。
前作でLは、難敵である月を食い止めるための最期の手段としてデスノートを使用しています。今まで語られなかった、Lがデスノートを使用したことへの思いが、松山ケンイチ演じるLの言葉として、後継者である竜崎に語られます。それを受けて、竜崎はLを超えることを誓います。Lが竜崎に遺した言葉とは何なのか、そして竜崎はLを超えることが出来るのか?
松山ケンイチさんが新たに演じたLの言葉にも注目ですが、それだけではない「Lの登場」も?!一体どんな形なのか?・・・是非、劇場でお楽しみください!