ニフラーのテディVSボウトラックルのピケット ニュートの一番かわいい相棒はどっち?

ケットとテディが両方ともかわいいということは紛れもない事実です。でも"愛くるしい相棒"という観点ではどちらが勝つのでしょうか?ふたりのライターがそれぞれのかわいい魔法動物たちの魅力を語ってくれました...

ネタバレ注意!この記事は『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』のネタバレを含みます。まだ映画をご覧になっていない場合はUターンして、鑑賞後にお楽しみください。

テディ派の主張

逆にテディ以外ありえますでしょうか?「どっちがかわいい相棒?」という問いの答えはもちろんニフラーのテディに決まっています。当たり前です。テディという名前を知る前から大好きでしたし、名前を知ってからももっともっと好きになるばかりです。

私たちがこのもふもふのいたずらっ子の存在を知ったのは「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」でした。ハグリッドが「魔法生物飼育学」の授業で生徒たちにニフラーと一緒に金貨を探させたのでした。そしてみなさんも知っている通り、ニフラーはきらきらしたものに目がないのです。 ロンは「僕にもニフラーがいたらなあ」と嘆きましたが、みんなそう思って当然ではないでしょうか? その数十年前にニュート・スキャマンダーの相棒で、愛らしいけれど、その盗み癖でよくニュートを困らせているニフラーがいたのをわたしたちは目にするのです。たしかにニフラーの面倒をみるのはなかなか骨が折れますが、そこがポイントなのです。ニフラーがきらきらしたものを集めるのはその性質としてはじめから分かっているので、"そこまで"怒ることができないのです。そしてそれをちゃんとニフラーに渡さなければなりません――身の回りのものを盗むのは大の得意なのですから。『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の最後でゲラート・グリンデルバルドから最新作でダンブルドア先生を助けることになった「血の誓いのペンダント」を盗んできたときの手業(それとも肉球業?)を思い出してみてください。このペンダントなしでは、"黒い魔法使い"との対決はまったく違うかたちになっていたかもしれません。結論、ニフラーはただもふもふしたかわいい魔法動物なだけではない、ということです。

強いて加えるとするならば、この2語でしょう。ベビー、ニフラー。

ピケット派の主張

たしかにピケットはテディほどふわふわしていないし、もふもふしていないかも知れません。それでも、ニフラーよりかわいいという自信があります。まず、ものすごく小さいので手のひらですくい上げ、ポケットに入れたくなりますし、実際にポケットサイズなので本当に入れることができます。ニュートのジャケットのポケットのなかで居心地よさそうに過ごしている様子をみると、かわいくて仕方がありません。それに、あの小さな声。あの甲高い鳴き声はかわいすぎるのです。見た目の話をすると、この小さくてかわいいボウトラックルはまるで人間のようなかわいさがあります。

でもピケットの魅力は外見だけではなくて、その内面――特にニュートとの関係性にあります。ふたりは切り離せない仲ですし、強い絆で結ばれています。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』でもぐり酒場のブラインド・ピッグ・バーのオーナー、ナーラクに交渉で引き渡されると思ったときのピケットのあの表情をだれが忘れられるでしょうか? もちろん、ニュートのことですから信頼できる相棒を渡すわけがありませんが、ニュートに向けてその小さな腕を伸ばしたピケットの姿はわたしたちの涙を誘いました。そしていかにピケットがニュートのことを好きか、物語っていました。

それに最新作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』ではヒーローさながらの行動をみせました。ドイツのアークスタークでニュートとテセウスをマンティコアの攻撃から救出したのです。もちろん、テディも手伝ってはくれましたが、すぐにきらきらしたものに目がいってしまうので...。自分の友人のことを意志を持って助け、身体は小さくても、心は大きいということを証明したのはピケットでした。忠誠心のある相棒にこれ以上なにを望むでしょうか?

ピケットは信頼できて、かわいくて、賢く、おまけに(便利な)ポケットサイズの相棒です。ニュートが世話をしている魔法動物たちのなかでは、ピケットが最もかわいい相棒として認識されるべきだと思っています。あまりにかわいいので、魅了されない人は石でできた心臓を持っているに違いありません。

いかがでしたか?あなたはテディ派?それともピケット派?それとももっとかわいい相棒がニュートの魔法動物たちのなかにいるでしょうか?

『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』を観る前に記憶を鮮明にしておきたければ、ファンタステック・ビーストページをご覧ください!ダンブルドアの秘密からかわいい魔法動物、予告編など必要な情報はすべてそこにありますから。

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