1767年、強制的にアメリカに連れてこられたクンタ・キンテは、言葉に尽くせない苦難に満ちた過酷な新天地で、一族を築き上げる。
1750年 - 父オモロと母ビンタのもと、西アフリカのガンビアにあるジュフレという村で生まれたクンタ・キンテは、村の文化的、宗教的な伝統に影響を受けながら、優秀な羊飼いへと成長する。だがある日、成人の儀式を無事に終え帰ってきた喜びもつかの間、クンタを思いがけない悲劇が襲う。クンタと近隣の部族は外国からの侵略者に捕まり、船で異国の地アメリカへと送られてしまうのだった。
1767年 - 捕らえられたアフリカ人たちは、アメリカへの航海中に船上で反乱を起こす。彼らは、乗組員に多くの死者を出しながらも、リゴニアー卿に打ち勝つことはできなかった。3カ月に及ぶ悲惨な航海の末、メリーランド州アナポリスに到着したクンタと生き残った仲間たちは競売にかけられる。クンタは、バージニア州スポットシルベニアのレイノルズ農園に売られ、そこでアメリカ生まれのフィドラーと友達になるが、やがてフィドラーとの友情は試されることになる。クンタは、ファンタと再会するために逃亡を計画し…。彼は、果敢な反逆のために甚大な代償を支払うのだった。
1776年 - 国家は自由のために戦う…。だが国民すべてのために、というわけではない。今も自分は誇り高き“マンディンカの戦士”であるという思いに突き動かされ、("トビー"と名付けられた)クンタは、もう一度逃亡するが、再び捕まり、二度と逃げられないような体にされてしまう。意気消沈したクンタを励ましたのは、料理人のベルだった。ベルのおかげで、クンタは立ち上がり、歩く。再び走り出すために。
1780年 - ジェネルバが恋人と逃亡したあと、クンタはベルと恋に落ち、やがて結婚する。そして、ある日、ポンペイ叔父さんがたたく太鼓の音を聞いたクンタは、自由の可能性を感じるのだった。だが、ベルが自分の子を宿していることを知り彼はその土地に留まることを決意する。得るものあれば失うものあり。長年の友人フィドラーが亡くなるが、タンタとベルの間には娘が生まれ、喜びをもたらしてくれる。彼女の名はキジー。アフリカの言葉で“そのままでいて”という意味だった。
1806年 - 十代になったキジーは、父のおかげでマンディンカの歴史に精通し、ミッシー・アンとの友情を通じて読み書きを学び、逃亡を決意した青年ノアと恋に落ちる。だが、逃亡しようとしたノアが捕まりキジーが助けたことが発覚すると、キジーはレイノルズ農園から粗野な養鶏家のトム・モーアのもとへ売られてしまう。
1824年 - キジーの息子ジョージは、優秀な闘鶏師になり“チキン・ジョージ”と呼ばれた。ある時、キジーは、サム・ベネットのおかげで、自分が生まれた農園に戻る。だが、そこで彼女は、父がすでに亡くなり、母はどこかに売られたことを知る。父クンタ・キンテの墓前で、ふいに父の言葉を思い出したキジーは結婚の解消を決意するのだった。 1841年 - トム・モーアのもとでヘッド・トレーナーになったチキン・ジョージは、評判も高まり、十分な収入を得て家族も自分も自由になれると思っていた。だが、イギリス貴族との大勝負に負けたモーアは借金のかたにジョージを売ってしまうのだった。
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ルーツ コレクターズBOX
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