1940年第2次世界大戦中のアメリカ。ヒトラー率いるナチスがヨーロッパで勢力を拡大するなか、反ユダヤ主義で親ヒトラー派の英雄的飛行士チャールズ・リンドバーグが大統領選で現職のルーズベルトを破り新しい大統領となる。
リンドバーグ政権によって扇動される憎悪と差別はやがて、物語の主人公となるユダヤ系家族のレヴィン家の人々にも暗い影を落としていく…。
現代アメリカ文学を代表する作家フィリップ・ロスの同名の歴史改変小説をHBOがウィノナ・ライダーを始めとする実力派キャストでドラマ化。
ニュージャージー州ニューアーク。ユダヤ人の保険外交員ハーマンは、昇進が近いと信じて隣町への引越しを視野に家族を下見に連れて行くが、妻ベスは住み慣れたユダヤ人街を離れることへの不安を隠さない。そんな中、秋の大統領選に立候補した反ユダヤ主義の英雄的飛行士リンドバーグの演説を聞いたユダヤ人街の住民に不安が広がる。一方、失恋したばかりのベスの姉エヴリンに新たな出会いが訪れる。