『ARROW/アロー』や『GOTHAM/ゴッサム』などDCコミックからも大ヒット作が次々と登場する中、“DC”の人気ダークヒーロー“コンスタンティン”(原作:「ヘルブレイザー」)が遂にその仲間入りを果たす!
主人公は黒魔術の達人である悪魔祓い師ジョン・コンスタンティン。地獄に落ちる宿命を背負った呪われた魂を持つ彼は、ある悲劇的な出来事を機に悪魔 祓いから手を引いていたが、恩人の娘を助けるために、また、力を強めている暗黒の勢力から罪のない人々を守るために再び立ち上がる。善と悪の瀬戸際 で、コンスタンティンは世界中で人々を脅かす恐怖の超常現象を探し出し、その原因となる悪魔をいるべき場所に送り返していく…。救いを求める彼の魂の行く 末に希望はあるのか。
黒魔術の達人である悪魔祓い師だったジョン・コンスタンティン。自分の失敗が原因である少女を地獄へ送ってしまったショックで、悪魔祓いから手を引いていた。そんな中、霊視能力を持っていた亡き恩人の霊から、特殊能力を引き継ぐ娘リブが闇の勢力に狙われており、彼女を守ってほしいというメッセージが届く。コンスタンティンはリブを守るため、悪魔祓い師に復帰するが…。
炭鉱の町で、鉱員がシャワー室で焼死する事件が発生。悪魔が絡んでいると悟ったコンスタンティンは、ペンシルバニアへ向かう。その炭鉱では1年で9人の鉱員が事故で亡くなり、坑内で不審なノック音が頻繁に聞かれるなど、呪われているのではないかと噂になっていた。彼は新聞記者を装い、調査を開始する…。
1930年代に悪魔に魂を売ったと噂されたブルース歌手ウィリー・コールが、レコーディング中に何者かに殺されるまでが録音された呪われたレコードを聴いたことをきっかけにコンスタンティンの昔のバンド仲間だったバーニーが自殺してしまう。コンスタンティンは、封印されていたはずのレコードを持ち出した人物を探し始めるが…。
古い友人で黒魔術の素養もあるガリーが、スーダンから帰国した。コンスタンティンと共にある少女を悪魔から救えなかったことに苦悩し、スーダンを放浪していたガリーは、罪滅ぼしにと現地で悪魔祓いの生贄になっていた少年を救い、悪魔を瓶に封じ込めた。だが持ち帰った瓶が空港で空けられてしまい…。
マスク姿の女性が「私きれい?」と道行く人に質問し、答えた相手をハサミで刺し殺す事件がニューオーリンズで連続して発生していた。同じ頃、森で謎のヒッチハイカーを乗せた車が事故に遭う事件も頻発。調査に乗り出したコンスタンティンたちは、マスク姿の女性も謎のヒッチハイカーも既に死んでいる人物であることを突き止めるが…。
35年前から何度突如精神不安定になった子供が、親を殺す事件が連続して起こっていた。事件を調べ始めたコンスタンティンは、親に憎悪を持った子供の霊が生きている子供に憑依し、殺人を引き起こしているのではないかと推測する。そして現在はその霊が医者の母親を持つヘンリーに取り憑いていることが発覚。実はその霊は35年前の最初に起こった事件と深い関連性があった…。
父親の後を継いだばかりで、自信のないザッカリー牧師は、毒蛇に噛まれたことをきっかけに、教会に来る人々の病気を治したり、失った足を再生させるなど、特別な力を持つようになる。“奇跡の牧師”として有名になったザッカリーの力を怪しんだコンスタンティンは、ゼットと共に彼に会いに行く。やがて、ザッカリーの施しを受けた人が凶暴化するなど、不穏な出来事が起こり…。
コンスタンティンと一時期恋愛関係にあり、彼を黒魔術の世界へ誘った女性アン・マリーは、現在その修道院のシスターとなっており、そのメキシコの修道院で、生まれたばかりの赤ん坊がさらわれる事件が発生。ただならぬ事態であることを予感した彼女は、絶縁状態だったコンスタンティンに助けを求め…。
コンスタンティンはさらわれた赤ん坊を救う途中に命の危機に陥る。“台頭する闇”の正体がついに明らかになる中、精霊の守護を絶ち、悪魔を身体に憑依させることで自分の命を守った彼は、悪魔に救いを求めたことで、守護天使マーニーから見放されてしまう。悪魔に意識を乗っ取られる寸前のコンスタンティンは、自らを悪魔祓いすることになるが…。
離れて暮らす幼い娘ジェラルディンに会いに行くチャズ。しかし、ジェラルディンは原因不明の昏睡状態に陥ってしまう。チャズが彼女を病院へ連れていくと同様の人々が続々と運ばれて来ていた。駆けつけたコンスタンティンは、昏睡状態の人々を、体は生きているが魂が抜かれてしまっていると判断。魂を分離する高等な魔術に成功したと思われる黒幕を探し始めるが…。
遊び半分で“異世界に行ける”という儀式を大学の学生たちが試す。その学生たちとは、コンスタンティンの昔の親友で相棒だった大学教授リッチーの生徒だった。儀式に参加したメンバーが謎の死を遂げ、異変を察知したコンスタンティンは、リッチーに助けを求める。2人は、古代エジプトの催眠術を使って異世界に行ったという男が事件に関わっているのではないかと気付くが…。
コンスタンティンは、ある病院に入院するテイラーという女性を調べろと守護天使マニーから告げられる。チャズとゼットと共に病院に潜り込んだ彼は、急死したテイラーの遺体が謎の暗黒物質に支配されていることを知る。そんな中、ゼットが急な発作で倒れて入院。彼女の脳に腫瘍があることが発覚し、マニーに魔術をかけて人間に乗り移させ、彼女の代わりに手伝わせるが…。
ミイラ化した遺体で発見された刑事のことについてニューオーリンズの一件で知り合ったコリガン刑事に相談される。その刑事は3人の少女誘拐事件の捜査中に失跡していた。そんな中、家出して行き場を無くした少女が、謎の3人の少女から、自分たちと共にある男と結婚して一緒に暮らそうと誘われる。一方、勢力を増すブルへリアはコンスタンティンの首に懸賞金を懸けるが…。