たった一人の私の味方

妻の病院費を用意しようとして犯罪者になってしまったキム・ヨンフン。無期懲役を言い渡されたヨンフンの娘ドランを預かったのは、孤児院で兄弟のように育ったキム・ドンチョルだった。それから27年後、ヨンフンは模範囚として出所する。しかしドランの未来を思い、自分が本当の親であると名乗り出ないことを決める。一方のドランは明るくてしっかり者の娘に成長したものの、母ヤンジャは妹のミランばかり可愛がっていた。

ひょんなきっかけで大企業の御曹司ワン・デリュクと出会ったドラン。しかしお互いの第一印象は最悪。一方、川に飛び込んで死のうとしていたところを通りがかった神父に救われたヨンフンは、それをきっかけにカン・スイルと名前を変え教会の保育園を手伝いながら過ごすことに。そんなある日、かつての事件を知るグモクと偶然出会ってしまうドンチョル。何かを誤魔化そうとしているドンチョルの態度を不審に思うヤンジャだが…。

義母のグムビョンと上手くいっていないデリュクの母ウニョンは、親友のホンシルに愚痴を聞いてもらっていた。一方、ホンシルの娘ダヤは恋人でありデリュクの弟、イリュクと別れの危機に。そんな中、ドランはヤンジャから自分が実の娘でないという事実を聞く。家を飛び出したドランを慌てて追いかけるドンチョルだったが、なんと交通事故に遭ってしまう。突然の別れに悲しむ間もなく、ドランは家を追い出されてしまうのだった。

家を追い出されてしまったドランは仕方なく法科大学院への進学を諦めて就職することに。そんな折、デリュクが誰にも見られたくなかった過去の写真がインターネットに流出する事件が起きる。写真のデータがドランの鞄の中にあると確信したデリュクはドランを探しに出かけるも、またもや最悪の再会を果たすことに。一方のヨンフンはペテロ神父の紹介でデリュクの家で運転手として働くことになるのだが…。

子どもたちが付き合っていることを知ったウニョンとホンシル。一方、ボム＆フードの１次面接を受けたドランはまたもやデリュクと出会う羽目に。ドランが面接を受けに来ていることを知り、仕返しをしようと目論むデリュク。イリュクは周囲からの言葉を受け、ダヤと結婚する決意を固める。しかしホンシルは結婚を認めたもののウニョンは反対だった。なんとか説得を試みるダヤだがウニョンの意思は固く、泣く泣くその場を後にする。

ウニョンが結婚を反対した理由を知り激怒するホンシル。必死で謝るウニョンだが、ホンシルは頑として謝罪を受け入れようとしない。そんな中、グムビョンに頼まれて市場へ行ったスイルは魚の箱を運んでいたドランに偶然出会う。不審に思ったスイルはドンチョルの店を訪ね、そこでようやくドンチョルの死を知る。これまでの恩をドンチョルの家族に返そうと誓ったスイル。そしてとうとうドランの二次面接の日がやってくる。

認知症のグムビョンに実の妹ミョンヒと勘違いされてしまうドラン。どうにか会場へ向かったものの、結局グムビョンのせいで二次面接には間に合わなかった。仕方なく自宅に連れ帰ってグムビョンの世話をするドランの元をジングクとウニョンが訪れるも、症状が出ている間グムビョンは二人のこともわからないのだった。グムビョンのせいでドランが面接を受けられなかったことを知ったジングクは、ドランを会社に呼び出して…。

ジングクの助けで無事に入社することになったドラン。ところが出社初日にいきなりデリュクと顔を合わせてしまう。デリュクがボム&フードの本部長であることを知ったドランは驚きを隠せず、クビになるのではと不安に駆られる。一方、ドランが家を追い出されたことを知ったスイル。さらにグムビョンを家まで送ってきたドランと出くわしてしまい、困惑する。そしてドランがいちいち自分の嘘に騙されるのが面白いデリュクは…。  

ホンシルの怒りが収まり、晴れてイリュクと結婚することになったダヤ。ドランと出会う機会が増えるにつれ嬉しい反面、自分の正体がばれるのではと心配するスイル。一方、ドランへの腹いせに日々ちょっかいをかけるデリュクだったが、ある日とうとうやりすぎてドランを怒らせてしまう。同じ頃、イリュクが突然行方をくらましショックを受けるダヤ。帰宅したダヤはさらに思いがけず父親の死に関する大きな秘密を知ることになる。

父親の死の真相を知り強いショックを受けるダヤ。どうにかして犯人に会おうとするも、ウニョンとゴレの思いを知り三人はこれまでどおり過ごすことに。一方、今の仕事をやめようとしていたスイルだがドランから父親が亡くなってひとりぼっちになったという話を聞き、良い人が現れるまで近くで見守ることを決める。そんなある日、ヤンジャが買った店が詐欺だったことが発覚。慌てるヤンジャとミランの元に貸金業者が訪ねてきて…。

貸金業者からの取り立てに追われ、ヤンジャとミランはこっそり夜逃げすることに。ドランとデリュクは無事に仲直りしたものの、デリュクはなぜかドランのことが気になってしまうのだった。一方、二人で暮らさずにイリュクの家族と住むことにしたダヤ。イリュクの実家を訪ねたダヤは偶然スイルと鉢合わせ、父親を殺した犯人とスイルを無意識に重ねてしまう。そしていよいよイリュクとダヤの結婚式の日がやってくるのだが…。

結婚式場でブーケを受けとったドランを抱きとめたデリュク。なぜかドランに近付くたびに自分の心臓が高鳴るのを感じていた。同じ頃、運転手として式場に同席していたスイルはその場からいなくなったグムビョンを交通事故の危機から救うものの、代わりに怪我をしてしまう。そんな中、ホンシルが縁を切ったはずの妹ホンジュがアメリカから帰国。そしてヤンジャたちを追っていた借金取りはとうとうドランの家までやってきて…。

母親の借金を返せという闇金業者からの脅迫を受けたドラン。ヤンジャとドランの関係はさらに悪化する。一方、ドランへの感情を抑えていたデリュクはドランが体調不良で会社を休んだと聞いて思わず家まで訪ねて行くのだが、まだ気持ちの整理がつかない。お見合いで会った女性と上手くやろうと努力するデリュク。どうにか金を用意したスイルは密かに貸金業者に会いに行き、自分が返済する代わりにあることを約束させる。

社内で開催される公募展に出品することを決めたドラン。ドランのことが日々気になっていくデリュク。そんなある日、行き場のなくなったヤンジャとミランが突然ドランの家を訪ねてくる。追い出そうとしたドランだがヤンジャは頑として出ていこうとしない。泣きながら家を飛び出したドランを優しく慰めるスイル。そして精子提供を受けるつもりだというホンジュの言葉を聞いたホンシルは、数日後ホンジュをカフェに呼び出して…。

結局ドランは家に無理やり押しかけてきたヤンジャとミランと一緒に住むことに。話を聞いたスイルはドランを優しくさとす。そんな時、グムビョンの症状が再び悪化し夜中に大騒ぎを起こす。グムビョンが妹ミョンヒを呼んでいるとジングクから連絡を受けたドランは大慌てでグムビョンの元へ。ジングクとウニョンはグムビョンを養護施設に送るかどうかで口論になり、ウニョンはグムビョンを施設に預けなければ離婚すると言い出して…。

「一緒に住んでミョンヒとして振舞ってほしい」というウニョンの提案を受け、悩むドラン。ある日、スイルは再びグモクと再会する。スイルの話を聞き、ユジンと話しているドランがますます気になるグモク。一方ヤンジャが勝手にクレジットカードを使ったことでまたもや喧嘩になるドランとヤンジャたち。やけ酒をしていたミランはまたもやゴレと偶然出会う。そして悩みに悩んだ末、ドランはウニョンの提案を受けることに。

ドランが公募展のために使っていた調理室で火災警報器が鳴る。デリュクはドランを救うために調理室へ向かうが、実際はフライパンの火に反応しただけだった。自分がドランを心配していることに気持ちが追い付かないデリュク。そんなある日、また認知症を発症して遊園地へ行こうと言い出したグムビョン。ドランとデリュクと一緒に遊園地に向かったスイルは、デリュクの視線が常にドランに向いてることが気にかかってしまう。

 ドランがグムビョンを始め家族全員からちやほやされるのが気に入らないダヤ。ドランが外泊するのを男のせいだと勘違いしたヤンジャはスイルに掴みかかり、家の前で大騒ぎに。そしてミランは出先でまたもやゴレと出くわし、スイルとホンジュもまた偶然の出会いを果たす。一方、ドランのためにスヒョンとの関係を整理したデリュク。会食の帰りにドランを家まで送っていったデリュクは、そこでとうとう自分の気持ちをドランに告げる。

デリュクの告白を受け驚いたドランだが、これまでのデリュクの振る舞いを思うといまいち信用できずにいた。偶然に告白を聞いてしまったスイルは、ドランがデリュクになびかないようそれとなく言い含める。どれだけアピールしてもつれないドランにしびれを切らしたデリュクは、どうにかドランに振り向いてもらうためスイルに助けを求めるものの、デリュクのことを信用できないスイルはきっぱりとそれを断るのだった。

公募展に当選した賞金でグムビョンへ贈り物を買って訪ねたドラン。しかしドランにあまり良い感情を持っていなかったダヤに八つ当たりされてしまう。しかしその現場を目撃され、かえって叱られてしまったダヤは泣きながら実家へ帰ってしまうのだった。一方のデリュクはドランを気晴らしに連れていき、柔らかくなったドランの態度に自信を持つ。ダヤは結局ドランに謝れというジングクの言葉に仕方なく謝罪することにする。

教会でスイルにたまたま出会い、積極的に話しかけるホンジュ。一方、ネットカフェで毎日会うゴレを不審に思うミラン。デリュクはドランが身につけている腕時計がスイルから贈られたものであることを知り疑問を抱く。その日の夜、グムビョンのネックレスをウニョンがダヤに渡したことでグムビョンは大激怒。またもひどく叱られてしまったダヤは、泣きながらドランの代わりになる介護福祉士を捜してほしいとホンシルに頼むのだった。

ダヤに頼まれ、介護福祉士を雇うためにホンシルに相談するウニョン。一方、街中でまたもスイルと偶然出くわしたホンジュ。ホンシルのすすめでグムビョンのために新しい介護福祉士がやってくる。そんなある日、ホン秘書から社内にデリュクの恋の相手がいると聞き驚くドラン。さらにはその女性社員を見つけ出すと言うホン秘書にドランは気が気がえない。どうにかしてホン秘書を止めるようデリュクに言うものの…。

デリュクとドランのデートの日がやってくる。しかし介護福祉士がグムビョンに睡眠薬を飲ませて無理に眠らせていたことが発覚。急いでドランを迎えに行ったスイルはデートを終えて帰ってきたドランの幸せそうな笑顔を見て心配を隠せない。介護福祉士がグムビョンにした仕打ちを知ったジングクは「ドランをまた連れてこい」とウニョンを叱りつける。大慌てでドランの家に向かったウニョンとダヤだが、ドランはきっぱりとそれを断る。

ひざまずいてでもドランを連れてこいと言われたウニョンとダヤは再びドランを説得するも、ドランは頑として首を縦に振らない。しかしジングクからの電話でミョンヒを捜すグムビョンの声を聞き、ドランは結局またワン家に向かってしまうのだった。一方、酔ったミランが絡まれているところに偶然通りかかったゴレはミランを助けてやる。ある日、みんなで出かけた際に転んだグムビョンをかばってドランは坂を転げ落ちてしまい…。

幸いにも重傷ではなかったドラン。目を覚まさないドランを心配する姿を見てデリュクを見直したスイルは、二人の仲を取り持ってやることに決める。一方、スイルが既婚者だと嘘をついていたたことを知り、傷ついたホンジュは一度は韓国を去ることを決めたものの、盗まれかけた鞄をスイルが取り戻してくれたことに再び運命を感じる。そしてネットカフェのバイトイトと客として相変わらず奇妙な距離感を保っているゴレとミランだが…。

ひょんなことからゴレに送ってもらうことになったミラン。そんなある時、デリュクとスイルの二人で作戦を立てていたことがドランにバレてしまう。頑なに自分を拒む態度に耐えかね、とうとう真剣に告白をしたデリュク。様々な理由からデリュクを拒もうとしたドランだったが、デリュクの真摯さに心を動かされる。一方、ホンジュの動向が気になるホンシル。こっそりホンジュを尾行したホンシルはスイルといるホンジュを見かけ…。

スイルがホンジュの財産目当てに近付いていると信じ込み、ホンジュを説得するホンシル。スイルがワン家の運転手と知りショックを受けていたホンジュだが、スイルの人柄を信じることにする。一方、グムビョンが相変わらずドランばかり可愛がることが気に入らないダヤ。ダヤもウニョンもドランに必要以上に尽くすデリュクの態度に疑問を持つ。そして頑固なホンジュに呆れたホンシルはこっそりスイルを呼び出して…。

会食帰りに二人でいたデリュクとドランは偶然イリュクとダヤに出くわしてしまう。二人が一緒にいるのを見て特別な仲ではと疑い始めるダヤ。一方、スイルを呼び出したホンシルは話を聞き、ホンジュの一方的な片思いだと知って呆れ果てる。そんな時、夜遅くにミョンヒを探すグムビョンのためにドランはワン家に泊まることに。デリュクとドランが付き合っている証拠を掴みたいダヤは、二人が隠れて会うのではと待ち伏せするが…。

デリュクとドランの関係を裏付ける決定的な場面を目撃してしまったダヤ。急いでウニョンにそれを明かすも、ウニョンは信じようとしない。こっそり二人を尾行してデート現場の写真を撮ったダヤがそれをウニョンに見せ、今度こそウニョンはドランとデリュクが本当に付き合っていることを知った。すぐさまドランに会い、デリュクと別れるよう強く迫るウニョン。深く傷ついたドランは会社を辞め留学へ行くことを決意するのだった。

デリュクを呼び出して別れを告げたドラン。何か理由があると思ったデリュクは必死でドランを追いかけるものの、ドランは口を割ろうとしない。スイルも他の理由があると思いドランを呼び出すものの、スイルにさえ理由を言わないドラン。二人とは対照的に少しずつ距離を縮めているゴランとミレ。そして別れを受け止められずにいるデリュクはとうとうドランの家の前で夜を明かし、無理やり家に踏み込んでいくのだが…。

ドランの態度に耐えかね、とうとう諦めることにしたデリュク。他の理由があるはずだとスイルが説得するも、デリュクの意志は固く耳を傾けようとしない。一方、ウニョンとダヤは新しい介護福祉士をドランと偽って連れてくる計画を立てる。しかし案の定失敗に終わり、暴れるグムビョンを見てジングクは慌ててドランの元へ。ウニョンからデリュクとドランが好き合っていると聞いたグムビョンは、突然家じゅうの人間を外出させて…。

スイルがこっそりグムビョンを追いかけてたどり着いたのは介護施設だった。誰にも言わないでほしいと頼まれたスイルだがドランのことを思いジングクにだけ全てを伝える。ウニョンがドランに別れるよう要求したことを知ったデリュクは急ぎドランの元へ。そしてドランと再会したデリュクは覚悟を決め、家族の前でドランと結婚することを宣言。猛反対するウニョンとは逆に、ジングクは二人の結婚を許可するのだった。

着々と進んでいくドランとデリュクの結婚に乗り気でないウニョン。一方、友達になると言いながらまたもや酔ってキスしてしまったミランとゴレ。ミランは自分がゴレを好きだと感じ始めていた。グムビョンに言われ、結婚の準備に向けて仕方なくヤンジャと会ったウニョンは、ドランを嫁に出す代わりに28年間分の養育費がほしいというヤンジャの言葉に驚愕する。それを知ったスイルは堪らずヤンジャを怒鳴りつけるのだった。

ドランが実子でないことを知ったウニョンはさらに激しく反対する。そのうえジングクまでドランが義理の両親の元で育ったことが気になるそぶりを見せ、結婚が破談になるのではないかと心配で気が気でないスイル。結局グムビョンが直接ヤンジャに会いに行き、要求通りの金額を渡すことになった。一方、ゴレにこれ以上会わないようにしようと告げるミラン。そしてグムビョンの後押しもあり、デリュクとドランは正式に結婚することに。

式の日取りも決まり、招待状を配る二人。しかし式の前にまたも揉めてしまうヤンジャとウニョン。式の当日もウニョンの表情は固く、ヤンジャはそれが気に入らない。式場でスイルを見かけたグモクは慌ててスイルの後を追うも、追い付く前に倒れてしまう。紆余曲折の末、無事に結婚式を終えたドランとデリュクは新婚旅行へ。一方、ホンジュから正式に交際を申し込まれたスイルだったが自分ではホンジュに釣り合わないと断るのだった。

グムビョンが養育費を渡しヤンジャが受け取った念書を発見したダヤ。急いでウニョンに言いつけ、家じゅうに知れ渡る。新婚旅行から帰ったドランはそれを聞きヤンジャを問い詰めるが、悪びれないヤンジャの態度にとうとう親子の縁を切ると言い放つ。そんなある日、いつものように認知症の症状が出たグムビョンはなんとホンジュのことを同級生のチュンシムだと思い込む。そしてユジンに会いに行ったドランはそこでおかしな話を聞く。

ユジンの言葉が気になり、グモクを訪ねたドラン。しかしグモクはなんとか誤魔化し、ドランはそれ以上追求すことはなかった。ドランとデリュクは結婚を後押ししてくれたスイルにプレゼントを贈り、食事をごちそうすることに決める。しかしその夜、ミス・チョは偶然スイルの部屋で床に落ちたドランの幼い頃の写真を発見してしまう。一方、合コンをしてみろというゴレに怒ったミランは待ち合わせ場所のホテルへと向かうが…。

間一髪でミランを助けたゴレだが、ミランの告白には何も言えないままだった。そんな中、なんとヤンジャの妹ヤンスンが突然家を訪ねてくる。ワン家で娘がいることが知られてしまい、心穏やかでないスイル。一方、グモクは胃がんであることが発覚。手術を受けることになったグモクから「話したいことがある」と突然呼び出されたドラン。そこでドランは衝撃の事実を聞かされることに。信じられないまま家に帰ったドランは…。

両親についての真実を聞かされたドランは密かにスイルと自分のDNA検査をすることに。そして二人が親子だという結果を見てショックで倒れてしまう。一方、酔って友達に支えられながら帰ってきたゴレの姿を見たホンシルとホンジュはゴレが男性を好きだと誤解するが、当のゴレはミランと契約恋愛という形で付き合い始めることに。ドランの言動を不審に思ったスイルがもしやと思いグモクの病室を訪ねると、そこにはドランがいた。

グモクがドランに自分が父親だという事実を伝えたことを知り、ドランのそばを離れようとするスイル。そんなスイルに、ドランは何も聞かないから傍にいてほしいと頼むのだった。一方、諦めきれずにゴレのあとをつけたホンシルとホンジュはゴレが男友達と会うのを見てさらに誤解を深めてしまう。そんな中、ウニョンから会社を辞めるよう言われてしまったドラン。それを知ったデリュクとジングクはウニョンをたしなめるも…。

ウニョンの嫁いびりはひどくなる一方。明日までに餃子を400個作るよう言いつけられたドランは仕方なく夜のうちに作業することにする。しかし結局ドランに餃子を作らせたことが家中にバレてしまい、またもジングクに叱られてしまうウニョン。そんなある日、ホンジュの元に以前別れた恋人が訪ねてきた。強引にホンジュを連れて行こうとするところを救ったスイルに、ホンジュは思わず「この人ともうすぐ結婚する」と言ってしまう。

またも家からいなくなってしまったグムビョン。慌てて捜すドランたちだが、なんとグムビョンはドランの家の前に。そのうえミランをミョンヒの友達だと思い込んでいた。一方、ドランは結局会社を辞めることにする。コ社長から持ち掛けられた投資にのったヤンジャだったが、なんとそれは詐欺だった。ジングクがドランにだけ新車を買い与えたことが気に食わないダヤ。その夜、夜中にスイルの部屋へ向かうドランを偶然見かけて…。

夜中に出歩くドランを怪しむダヤ。一方、またしても詐欺に遭いグムビョンから渡された養育費ごと全財産を失ってしまったヤンジャ。デリュクがその話をするのを偶然聞いてしまったウニョンは激怒し、ドランは深く傷つく。どうにかして金を用意しようとドランの元を尋ねたヤンジャだったが、それを見たウニョンに手厳しい叱責を受ける。ところがさらにそれを聞いていたグムビョンがドランをかばってウニョンを叱りつけるのだった。

スイルから話を聞き、実の母について知ったドラン。デートに行くミランを尾行したヤンジャは相手がゴレだと知り、ミランにゴレの正体を教える。今まで自分が騙されていたと知ったミランは泣きながらゴレを問い詰めるも、本心を言い合ってお互いを理解したゴレとミランは結婚することを決め、ホンシルの元へ。女性と結婚するというゴレの心が変わるのを恐れ、何も聞かずミランとの結婚を許すホンシルにダヤは疑問を持つ。

ヤンジャがミランの結婚資金をもらいにデリュクに会いにいったことを知り、ヤンジャの元へ向かうドラン。一方ミランが結婚すると聞き、密かに資金を渡そうとヤンジャの家に向かうスイル。しかしポストに封筒を入れているところをヤンジャに見つかってしまう。警察を呼ぶと暴れるヤンジャに、スイルが本当の父親であることを明かしたドラン。そしてとうとうゴレとミランの結婚に向け、両家の顔合わせの日がやってくる。

ゴレとミランの両家族はそれぞれの関係を知り驚く。二人の結婚を許してほしいと涙ながらに頼み込むヤンジャに、ホンシルはゴレの意見を尊重するつもりだと話す。波乱を乗り越え無事に結婚することになったゴレとミランだが、ダヤはどうしても受け入れることができない。そんなある日、グムビョンの宝石がなくなる事件が起きる。ウニョンとダヤはミランの結婚資金欲しさにドランが盗んだのではないかと疑うが…。

ジングクにきつく叱られたことで心を入れ替え、ドランを受け入れることにしたウニョン。一方、ダヤは実家でも婚家でも自分の居場所がないと感じていた。どうにかしてドランを出し抜きたいダヤは、ある日ドランが夜遅くこっそりスイルの部屋を出入りするのを見かける。不倫を疑いウニョンに言いつけたダヤだが、逆にひどく怒られてしまう。症状が悪化したグムビョンに辛く当たられるダヤのため、別居しようと提案するイリュクだが…

ヤンジャやホンシルの心配をよそに仲睦まじく過ごしているゴレとミラン。ホンシルはミランにかかりきり、ウニョンもドランをかわいがるようになった状況に苛立ち焦るダヤ。ある日、ダヤは市場で腕を組んで歩くスイルとドランを見かける。ドランとスイルの関係や行動を不審に思ったダヤは確かな証拠を掴むため、ドライブレコーダーを確認することに。こっそりドランの部屋に忍び込んで車のキーを盗んだダヤが見たものは。

二人の会話を聞いたダヤは、ますますスイルとドランの関係を怪しむ。一方デリュクもドランの行動を少しずつ不審がり始めていた。真相を明かすため密かにスイルとドランの親子鑑定を依頼することにしたダヤ。その頃スイルはジングクに退職したいと伝え、ワン家の面々は心から残念がる。そして鑑定の結果、スイルとドランが実の親子だと知ったダヤはその鑑定書をもってジングクの元へ。真実を知ったジングクはドランを呼び出して…。

誰にも言わず会社に来るよう、スイルとドランをそれぞれ呼び出したジングク。スイルには黙って出ていくよう告げ、ドランにはこのまま何もなかったように過ごしてくれと頼む。一方、デリュクはとうとうドランを問い詰めるも、ドランが理由を言わないため喧嘩になってしまう。そして相変わらずゴレが男友達と付き合っていると誤解しているホンシルとホンジュ。男友達が家に来た夜、突然「実家に帰る」と言い出したミランに驚き…。

夜中にこっそりスイルを訪ねるドランを偶然見かけてしまったデリュク。一方、自分よりドランを優先するウニョンに我慢ならなくなったダヤは、スイルとドランが親子であることをホンシルに明かしてしまう。デリュクの態度に耐えきれなくなったドランはとうとうスイルが実の父であることを明かす。事態が思ったように進まないことに焦ったダヤは、スイルとドランの関係を明かそうと密かにウニョンを呼び出して…。

ドランとスイルの関係を知ったウニョンは激怒し、離婚させドランを家から追い出そうとする。家を出たドランは道で倒れ、救急室へ運ばれることに。ワン家の面々も事情を知ることとなるが、どうにかドランを受け入れようとするジングクやグムビョンとは正反対にウニョンは断固として拒絶する。そしてドランとダヤが言い争うのを聞いたウニョンは、真冬に着の身着のままでドランを追い出す。家を追われたドランはスイルの元へ。

ドランが家から追い出されてスイルの元へ向かったと聞き、ヤンジャは怒りをあらわにスイルの家を訪ねる。行き場のないドランはしばらくスイルと過ごすことに。グムビョンがスイルやドランを捜すたびに引き合わせるジングクとそれが気に入らないウニョンは言い争いになり、とうとう離婚の危機に。イリュク夫婦と３人で暮らすと言い出すウニョンに焦るダヤ。一方その頃、スイルはパンの移動販売を始めようとしていた。

服役中に世話になった恩を忘れられないドンウォンは、偶然スイルを街で見かけてから子分たちを使って捜させていた。一方、ダヤからジングクとウニョンが自分のせいで離婚しそうになっているという話を聞きつけ、慌てて駆けつけたドラン。心から反省し、代わりに自分が離婚するというドランの姿を見たウニョンは悩んだ末もう一度ドランを家族として受け入れることにする。そしてスイルが移動販売を始めた日、そこに現れたのは…。

ドランには何も知られたくないというスイルの頼みを快く受け入れたドンウォン。一方、ゴレが同性愛者ではないと知って倒れたホンシルは手のひらを返したようにミランにきつく当たり始める。いきなり豹変したホンシルの態度が理解できないミラン。そんなある日、スイルはドンウォンから小さなパン屋の店舗を贈られる。初めは断ろうとしたスイルだが、ドンウォンの言葉を聞いて結局はその善意を受け入れることにするのだった。

ヤンジャにまでひどい態度をとるホンシルに傷つくミラン。一方、小さいが自分の店を持つことになったスイルは大忙し。ホンジュと少しずつ親密になっていくスイルだったが、家の前で抱き合っているところを偶然ダヤに見られてしまう。スイルを恋人だと紹介したホンジュのせいでホンシルとダヤは大騒ぎ。二人から猛反対にあったホンジュは怒って家を飛び出し、スイルの元へ向かう。ところがそこへデリュクとドランが訪ねてきて…。

スイルの店の求人に応募してきたのはドランを助けた青年テプンだった。一方、日増しにひどくなる嫁いびりに耐えられなくなりヤンジャに泣きついたミラン。ホンシルが結婚に賛成した理由を知ったミランはショックを受け実家に戻る。そんなミランの姿に心を痛めたヤンジャは、事実をマスコミに明かして告訴するとホンシルに言い放つ。そんなとき、ドランは偶然にもスイルの部屋でドンチョルから送られてきた手紙を見てしまう。

キム・ヨンフンはスイルなのではと考えてしまうドラン。必死にそれを否定するも、あるときドンウォンがヨンフンと呼ぶのを偶然聞いてしまう。真実を確かめにグモクを訪ねたドランは、そこでスイルが過去に犯した罪について知る。深いショックを受け涙するドランの元にウニョンからの電話が入る。デリュクがミランの結婚資金を出したこと、それをドランが黙っていたことに激怒したウニョンは今度こそ離婚するよう言い渡すのだった。

スイルが過去に起こした事件について知る人物が現れるも、スイルはそれを知らない。スイルが犯した罪を知って混乱し傷ついたドランだが、グモクから事情を聞き今までと同じように親子として過ごしていくことに決める。そしてドランはスイルのため、そしてデリュクのために離婚することを決意。デリュクに一方的に離婚を突き付けたドランは荷物をまとめて家を出る。慌てて連れ戻しに来たデリュクに対してもドランは頑なで…。

周囲に何を言われてもドランの決意は固く、離婚するとしか言わない。それでも諦めずに説得してくるデリュクに、ドランはとうとう自分が殺人犯の娘であると明かす。強い衝撃を受けたデリュクは酒に酔い、その勢いでドランと離婚すると言い出す。ヤンジャやグムビョンもドランを説得するも、ドランは「離婚したい」の一点張りだった。そしてとうとう、家の前でデリュクとドランがスイルの話をしているのをスイル本人が聞いてしまう。

自分の過去をドランが知り、そのせいで離婚しようとしていることを知ったスイル。その場で死のうとするもドランに止められ思いとどまる。スイルの過去を知り、ドランの意思を汲んで一度は離婚しようとしたデリュクだったが、結局スイルの罪ごと受け入れ離婚しないことに決める。それでも離婚をしようとしていたドランだったが、ミョンヒを探すグムビョンのこともあり、ジングクが再びドランを迎え入れまたワン家に戻るのだった。

ホンジュはスイルにプロポーズをするもスイルは自分には資格はないと言って断る。深く傷つくホンジュの前にまたもや現れたテソク。テソクの口から「スイルは殺人犯だ」と聞いたホンジュ。初めのうちは信じなかったホンジュだが、スイルの言葉を思い出す。悩んだ末にホンジュはテソクの要求通り金を渡し、代わりにスイルの過去について誰にも言わないことを約束させる。一方、二人が別れたと聞いたドランは心配でスイルを訪ねる。

製パン学校に通うことにしたドランは、そこで偶然テプンと出会う。一方、ホンジュはアメリカに戻ることを決意。スイルは一度は空港へ向かうも、声を掛けられずに帰ってしまう。しかしホンジュもまた飛行機に乗らずスイルの元へ戻ってきていた。スイルとホンジュは正式に付き合うことになり、一緒に住み始める。ところがそこにグムビョンとドランが訪れ、グムビョンは大騒ぎ。さらにホンシルの義兄デフンも帰国して…。

スイルとホンジュが同居を始めたという事実を知ったホンシルとダヤ。慌ててスイルの家を訪ね、ホンジュを連れ戻そうとするもスイルと結婚するという言葉に衝撃を隠せない二人。猛反対するホンシルたちとは逆にウニョンは大喜びで、スイルを正式に家に招待するというウニョンの言葉にドランは感激する。一方、ダヤはデフンに会って、父親を殺した殺人犯について尋ねる。しかしデフンは何も教えてくれないのだった。

ワン家にも親戚として招かれ、ホンシルにも許しを得て正式に結婚の準備を進めるスイルとホンジュ。一方、デフンは街中でスイルを見かけ、今度こそ本物だと確信する。デフンから連絡を受けたダヤは犯人が釈放されたか調査を依頼することに。そこで初めてスイルが自分の父親を殺した犯人であることを知る。ホンジュとスイルの結婚式に乗り込みスイルを問い詰めるダヤ。経緯を知ったジングクはドランを家に呼び出す。

ジングクに言われるがまま離婚したデリュクとドラン。ドランがいなくなったことで日に日に悪化するグムビョンの認知症に耐えられなくなった家族はグムビョンを介護施設に入れることに。さらにホンシルはドランの妹という理由でミランを追い出し、ゴレと別れるよう迫る。ミランの話を聞き、ヤンジャはスイルの家へ向かいスイルを責め立てる。そしてスイルがパン屋を再開したと聞いたダヤは怒りをあらわに店を訪れ…。

パン屋で暴れるダヤをたしなめたデリュク。デリュクはドランのことが頭から離れず、毎日のように酒を飲んでいた。ある日、デリュクはバーで偶然ソヨンに会う。酔いつぶれたデリュクをソヨンは家まで送り届ける。そんな中、町の住人たちがスイルのパン屋に押し寄せドランとテプンはひどい目に遭う。ドランのためを思い自分から離れるよう言うスイルだが、ドランはきっぱりとそれを断る。そしてヤンジャはホンシルを訪ねるのだが…。

ミランと別れる気はないと言い切るゴレ。一方、ソヨンと会った帰り道テプンといるドランに偶然出くわすデリュク。その夜テプンの元に彼の祖父が訪ねてくる。ホンジュはホンシルに一度だけスイルを許すよう頼みこむ。パン屋の前を清掃するホームレスを見て、過去の事件で証人だった金貸しのことを思い出したスイル。当時の記憶を思い出すためその人物の行方を探ることに。ホンジュの話を聞き、今度はホンシルがスイルのパン屋へ。

いつものように酒を飲んだデリュクは、ある日酔った勢いでスイルとドランの暮らす家に向かってしまう。ゴレはまた朝から鼻血を出し、原因不明の腹痛も感じるように。一方、毎日ミョンヒを連れてこいと暴れるグムビョンに耐えかねたジングクは「ミョンヒは死んだ」とウソをつく。しかしそのせいでグムビョンは衰弱し、ミョンヒに会うため絶食して死のうとする。全く食事に手をつけないグムビョンに困り果てたジングクはとうとう…。

グムビョンのために一度だけ施設に来てほしいというジングクの頼みに悩むドラン。一方、街で偶然スイルと出会ったゴレ。しかしスイルと別れた直後、ゴレは意識を失って倒れてしまう。病院に搬送されたゴレは肝機能の検査をすすめられるのだった。そしてドランは結局グムビョンに会いに行くことに。一時は症状も落ち着いたグムビョンだが、ある日夜中に抜け出してスイルの家へ向かってしまう。そのうえ絶対帰らないと言い張って…。

悩みに悩んだジングクはドランにグムビョンの面倒を見てくれるよう頼み、ドランは条件付きでそれを承諾する。そんな時、スイルの元にヤン社長がホームレスになっていると連絡が入った。一方、デリュクはドランと再婚すると家族たちに宣言してドランの元を訪ねるも、もう来ないでほしいときっぱりと断られてしまう。さらにゴレは肝硬変の末期と診断された。ウニョンはデリュクにドランを忘れさせるためソヨンを家に招待することに。

自分がもう長くないと知り、ミランに何も言わず別れを告げたゴレ。ソヨンはワン家にやってきたものの、グムビョンの症状のせいで大騒ぎになりそのまま帰ってしまう。ホンシルがゴレの部屋で薬を見つけたことで、ゴレの病状を知った家族たち。離婚を切り出された理由を知ったミランはゴレに向かって別れるつもりはないと言い切る。家族が周囲の人々に検査を頼んで回るなか、偶然ミランがその話をドランにするのを聞いたスイルは…

ゴレに肝臓移植をしたいというスイルの申し出を一度は断ったホンシル。しかし悪化するゴレの病状を見守るうち、移植を受けることを決めスイルに頼みに行く。手術のため、婚姻関係を結んだホンジュとスイル。ドナーが誰か隠そうとしたホンシルだったが、立ち話をしているところへ通りかかったゴレに相手がスイルだと聞かれてしまう。スイルを訪ねて怒りをぶつけるゴレだったが、スイルは移植を受けるよう説得するのだった。

手術前に遊園地に行くことになったスイルとドラン、そしてホンジュだったが、認知症のせいで少女に戻ったグムビョンのおかげでデリュクまで加えた５人で行くことに。逃げようというデリュクの言葉をドランはやはり拒絶する。手術は無事に成功したものの、すぐに目覚めたゴレと違い昏睡状態になってしまったスイル。デリュクが夜通しドランといたことを知ったウニョンは、病院にいるドランの元を訪ね「再婚は考えるな」と念を押す。

スイルの病室の前で謝っていたヨンダルが気にかかるデリュクは、過去の事件について調べ始める。ドランに会いに行くデリュクをとがめるウニョンとジングクだったが、デリュクはどうしても納得できない。そんな中、なんとホンジュが妊娠していることが発覚する。産むと言い張るホンジュに困るホンシル。ダヤのせいでスイルに前科があることが院内に知れ渡ってしまう。スイルが濡れ衣を着せられた可能性があると知ったデリュクは…。

デリュクからスイルが無罪であるかもしれないと聞き、涙するドラン。ヨンダルから当時の話を聞くべく、二人はあちこち捜し回る。しかしようやく会えたヨンダルは、頑なに何も語ろうとしない。デリュクの後を追って二人が一緒にいるのを見たウニョンはスイルの病室に乗り込み、ドランの頬を叩いて激怒する。しかしウニョンの思いとは逆に、またも症状を発症したグムビョンのおかげでグムビョンはスイルの病室に向かうことになる。

ようやく目を覚ましたスイルはジングクとウニョンを病室に呼び、ウニョンの仕打ちやグムビョンを世話させていることに怒り二度とドランと関わらないでほしいと厳しく告げる。これ以上迷惑をかけないため、ドランと縁を切り遠くに旅立つことを決めたスイル。そんなある日、ヨンダルからデリュクの元に連絡が。なんとヨンダルは自分が犯人で、警察に自首すると言う。自分は冤罪だと知らないまま旅立とうとするスイルだが…。

デリュクから連絡を受け、慌ててスイルを引き止めたドラン。警察署でヨンダルに会い、二人はそれが事実だったことを知る。濡れ衣が晴れたことで正式にドランを自分の戸籍に入れることに決め、ホンシルと暮らし始めたスイル。しかしドランとやり直そうとするデリュクにウニョンは猛反対する。スイルの元を訪ねて再婚しないよう念を押すウニョンの態度を見て、スイルもまたドランにデリュクのことは忘れるよう言うのだった。

ドランとデリュクが再婚できるようにしてほしいと頼むジングクを、スイルはきっぱりと断る。さらにテプンが投資会社の会長の孫だと知り、驚くデリュクとウニョン。そんななか、イリュクが従業員のスジョンと浮気していたことが発覚。ダヤとスジョンの揉め事を仲裁し、イリュクとの仲も取り持ってくれたドランにダヤは深く感謝する。テプンの気持ちを知ったデリュクはドランに会いに行くも、二人が一緒にいるところを見てしまい…。

深酒をしたデリュクは玄関の前で眠ってしまい、低体温症で病院に運ばれる。死ぬところだったという医師の言葉に二人を別れさせたことを後悔するウニョン。ドランに会いに行き許しを請うも、スイルが現れウニョンを追い返す。デリュクは会社を辞め、海外に旅立つことを決意。話を聞いたダヤは急いでドランにそれを伝えに行き、ドランは悩んだ末に空港へ向かう。そして二年後、そこにはそれぞれ幸せをつかんだ家族の姿があった。