サルバトーレ学校には新たな校長・ヴァルデマスが就任してきた。これまで生徒たちの能力を隠し、制御する方針だった学校は、この校長によって変革していく。そんななか、巨大な狼のようなモンスター、シュンカ・ワラキンが現れ、デニスを襲う。
ホープがマリボワの池に飛び込んだことで、ホープの存在は誰からも忘れ去られていた。ホープがいないためにラファエルは狼の姿から戻れず、ランドンは森の隠れ家でラファエルに付き添っていた。ランドンは入水自殺をしてはフェニックスの能力で生き返ることを繰り返し死ぬ時に垣間見える記憶の断片を手繰り寄せていた。
新学期を迎え、サルバトーレ学校には魔術師のヴァルデマス校長が新たに就任する。アラリックはこれまで存在を隠し、力を制御できるようにすることを方針としていたが、ヴァルデマスは人間より優れた超自然的な生徒たちの力を信じ、鼓舞した。
毎年恒例のサルバトーレ学校とミスティック・フォールズ高校のアメフトの試合を前に、アメフトチームのデニスが仲間を引き連れ、夜のサルバトーレ学校に落書きをしに向かった。そこに巨大な狼のようなモンスター、シュンカ・ワラキンが現れ、デニスが襲われる。
大昔の日本からクルッタという名の鬼ハンターの侍が、サルバトーレ学校に現れる。その昔、肌が触れた人間から人間へと乗り移る鬼を退治しようとしていたクルッタは、子供を斬ることができず、鬼を自分に乗り移らせたまま突如「穴」のような場所を通って来たと言う
リジーはホープについての記憶を取り戻したことをホープ本人に告げる。この日は学校で80年代をテーマにしたダンスパーティーが催される予定で、その後ジョージーとランドンが結ばれるのを阻止するため、リジーは2人に真実を話すべきだとホープを説得するが、ホープは応じない。
リジーの日記を盗み読んでホープの存在を知ったジョージーは、ホープの叔母フレイヤを訪ねにニューオリンズに行く。鬼を追い払ったときの魔法でリジーの記憶が戻ったため、その魔法でみんなの記憶を取り戻せるかもしれないと考えたのだった。
ホープの記憶が全員に戻り、ジョージーはランドンが本当はホープを愛しているという事実を受け入れられずにいた。ジョージーは偽物のランドンをつくりマリボワに送って門を閉めるという案を思いつく。
ホープは指輪を使ってクラークが乗り移ったシュミランドンの顔をクラークに変え、地下牢に監禁する。ランドンとラファエルは追跡の魔法で分かったラファエルの両親を探しにいく。
1年前、マリボワから解き放たれたネクロマンサーは、テッドという名の人間の姿になり、魔力を奪われていた。アイス店の同僚チャドを誘い込み、再び死者をよみがえらせるネクロマンサーになるべく練習を重ねる。
ホープのルームメイト、アリッサ・チャンは幼い頃に魔法で家を燃やし家族を死なせ、アラリックによってサルバトーレ学校に引き取られていた。昔から気が強く、周りとのトラブルが絶えないアリッサ。アラリックは他の厄介な生徒と同じく牢獄の世界に送り込むことも考えたが...
ホープはアラリックたちを戻すため、アセンダントのありかをアリッサに聞くがアリッサは一切答えない。そんなとき、ネクロマンサーから送られたキューピッドが現れキューピッドの矢を与えられる...
アリッサによって牢獄の世界に送られてしまったアラリック、ジョージー、リジー。アラリックは武器を集めてカイ・パーカーの出現に備える。
牢獄の世界では、砂時計を破壊し黒魔術を吸収したジョージーが、殺人鬼となっていたジェイドに再び人間性を戻す。アラリックは交通事故で危険な状態のリジーを病院に運び込み、ジェイドの指示に従って治療しリジーを助ける。
最近試練続きだった一同に対してエマがセラピーを行う。ヴァルデマスが開発した道具で、全員の潜在的な心の問題が合わさって1つの物語となり、そのシミュレーションのなかで各自が役割を果たすというものだったのだが...
黒魔術に冒されたジョージーが学校に現れ、融合を決行すると宣言する。ネクロマンサーが司会となって融合のイベントがスタートする中ホープがジョージーと戦う事になり...
ジョージーの頭の中に入ったホープは、おとぎ話のような世界で赤ずきんの恰好で目を覚ます。現実世界では、死んだことになっているリジーの追悼式の準備が進められるがリジーは自分の追悼式が気になるため、ホープの姿に変身して準備に溶け込む事にする。