近未来。クリスタル湖研究所で働く科学者チームは、遂に不死身だと思われていた悪名高き連続殺人鬼ジェイソン・ボーヒーズ(ケイン・ホッダー)を捕らえることに成功した。ジェイソンを封じ込めるため、彼を冷凍し、超低温室に隔離することになったが、いつもの如く、ジェイソンが覚醒し、殺戮を繰り返す。唯一の生存者ローワン(レクサ・ドイグ)は、ジェイソンを必死の思いで超低温室へ誘い込むものの、ジェイソンの攻撃によって重傷を負い、自らも冷凍されてしまう……。
それから400年の歳月が流れた。
西暦2455年。
人間によって汚染され、見捨てられた星になった地球には、激しい嵐が吹き荒れ、有毒物質が蔓延する大地と海が広がっていた。しかし考古学の研究のため、星間探険隊が、旧地球に戻ってきた。凄まじい環境破壊をもたらした文明の遺跡を研究するためである。
考古学者のロウ教授(ジョナサン・ポッツ)に率いられた学生の探検家たちは、かつてクリスタル湖の地下にあった研究所遺跡へと入っていく。そこで彼らは、考古学上、画期的な発見をする。それは400年前に冷凍された、若い美女と奇妙なマスクを付けた大男だった。一行は、貴重な研究材料を宇宙船に運び込み、第2の地球に向けて発進した。
その後、船内で、冷凍状態だった美女ローワンを自動再生システムによって無事蘇生させることに成功するが、彼女の様子がどうもおかしい。ジェイソンを蘇生させてはいけないと必死に訴え続けるローワンの気持ちとは裏腹に、ロウ教授は、歴史上に名を残す連続殺人鬼ジェイソンを高く売って、金儲けをしようと企んでいた。
やがてジェイソンも蘇生し、宇宙船内で殺戮を開始する。次々と無惨に殺されていく若者たち、そして常駐していた特殊訓練を積んだ兵士たちさえも、次々と餌食になっていく。
閉鎖された宇宙船の中、奴から逃れることはできるのか…。