知っているか。様々な現象や出来事は数字の23と結びついていることを。ウォルター・スパロウは気付いてしまった。マヤ暦最後の年は2012年 (20+1+2)……人体の23対の染色体……2月3日はウォルターの誕生日。ここにも、そこにも、至る所に繋がりが。やがてそれはウォルターを狂気へ、さらに殺人へと駆り立ててゆく。
ジム・キャリーがコメディアンの仮面を捨て、強迫観念に取り憑かれたウォルターに扮した鬼気迫るサイコスリラー。監督はジョエル・シューマカー(『ロストボーイ』)。繋がりは増え続け、謎は深まり、スリルは『ナンバー23』で合致する。