スター・ロード
ピーター・クイルはセレスティアルの父と地球人の母の間に生まれた。父によって地球に導かれた彼は宇宙海賊になり、ヨンドゥの傭兵ラベジャーズの一員となる。その後、「スター・ロード」という名を名乗り、自らが結成したガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのリーダーとなった。
ガモーラ
種族の唯一の生き残りであるガモーラはサノスに育てられたが、彼の超科学により人間を超える能力を与えられ、手ごまとして使われていた。サノスの邪悪さを理解した彼女はサノスのもとを離れ、正義を求めて銀河を彷徨った。そしてついに彼女はガーディアンズ・オブ・ギャラクシーとして仲間と目的を見つける。
ドラックス
アーサー・ダグラスは、サノスにより家族とともに殺されたが、強力なパワーを持つ「ドラックス・ザ・デストロイヤー」として生まれ変わった。以前の記憶はないまま、サノスを倒すという衝動に駆られた彼は、銀河を渡り歩きサノスを探し続けている。
グルート
グルートはフローラ・コロッサス(大型樹木生命体)である。彼は哺乳類に対する仲間の扱いに嫌気がさし、故郷のプラネットXを去った。クリー人の世界に流れ着いた彼は、監獄でロケット・ラクーンと出会い親友となる。2人はまもなくガーディアンズ・オブ・ギャラクシーにも加入した。グルートはサイズや形状を自由に変えることができ、耐久性も非常に高い強力な戦士である。ただし話せる言葉は「私はグルート」だけ。
ロケット
被験体89P13は、エイリアンにより地球からハーフワールドの惑星へ連れ去られたアライグマだった。何年にもわたりサイバー手術と遺伝子操作を受け続けた被験対89P13は、高い知性を身に着け、自らを「ロケット」と名乗るようになった。粗暴な性格の皮肉屋だが、様々な武器の名手であり、多くの宇宙船を乗りこなすパイロットでもある。
征服者カーン
戦略の達人で時間旅行者のナサニエル・リチャーズは30世紀の生まれだが、その世界の地球では暗黒時代がなく、テクノロジーが大きく進歩していた。時間旅行中、カーンは最強の戦士を倒すという考えにとりつかれ、間もなくアベンジャーズの最強の好敵手となった。
ラボーナ
ラボーナ・レンスレイヤーはカレリウスの王女だったが、カーンが王国を狙ってやってきた。のちにラボーナとカーンは恋に落ちるが、カーン側の反抗的な将軍バルダグにより彼女は重傷を負わされる。カーンは本来殺すためのパワーを彼女を救うために使った。ラボーナは時間を超える征服者または暗殺者である『ターミネトリックス』となった。
アイアンマン
トニー・スタークは才能に恵まれ、またビジネスでも成功を収めていた。彼は得た収入で武器開発と販売を行い、経営は順調であったが、ある時誘拐されて人質となった。その際に致命傷を負った彼は、高性能な武装アーマーと生命維持装置を兼ねた、最初のアイアンマン・スーツを開発して脱出する。エネルギー源には、彼の体内にある爆弾の破片が心臓に達することを食い止める機能がついており、トニーとスーツは一心同体の存在である。帰国後、自らの武器製造企業が世界に何をもたらしたのかを知った彼は、そのスーツと類まれなる能力を「アイアンマン」として正義のために役立てる決心をする。のちに彼はアベンジャーズの創設メンバーとなり、異なる性能を持つアーマーを多数生み出した。
キャプテン・マーベル
NASAでの勤務中、キャロル・ダンパースは、ダメージを受けたクリー製のサイケ・マグニトロン内に落ち、遺伝子構造が変化して、半分がクリー人の超人となった。彼女はまもなくニューヨークで、「MS.マーベル」を名乗りスーパーヒーローとして活躍する。やがて「キャプテン・マーベル」の名を受け継いだ彼女は、地球を守るためにアベンジャーズと共に戦っている。
ショッカー
ハーマン・シュルツは落ちこぼれの高校生だったが、ケチな犯罪に手を染めるようになる。何度目かの服役中に、シュルツは技術者としての腕をふるい、戦闘スーツをつくって脱獄する。彼はショッカーと名乗るが、これは衝撃波により空気を振動させ、敵にショックを与えるというスーツの機能に由来する。
キャプテン・アメリカ
ブルックリンで親友バッキー・バーンズと共に育ったスティーブ・ロジャースは、貧弱で病気がちな少年だった。肉体には恵まれなかったが精神面はではその逆で、責任感が強く高潔な性格だった。超人兵士血清で「キャプテン・アメリカ」となった後、彼は何度も英雄的な行動を見せ、アベンジャーズのリーダーとなった。
シー・ハルク
ロサンゼルスの弁護士ジェニファー・ウォルターズは、ハルクことブルース・バナーのいとこである。犯罪組織のボスに関わる事件を手がけている際に銃撃されたため、ブルースの血を輸血され、「シー・ハルク」への変身能力を得て、そのパワーをコントロールできるようになった。その後、彼女はアベンジャーズにスカウトされて加入した。
ソー
ソーはアスガルド人すべてが父と崇めるオーディンと、地球の女神ガイアの息子である。このアスガルドの雷神は、アスガルドと地球両方の力を持っており、魔法のハンマー、ムジョルニアを手にする。もっとも気高い最強のヒーローとして、ソーはアスガルドと地球を邪悪から守る。彼はアベンジャーズの古参メンバーでもある。
プレゼンス
セルゲイはロシアの核物理学者で、自分の天才的な頭脳と政治力に見合う力を欲していた。自ら放射線を浴びたセルゲイはその目的を達した。彼は膨大なエネルギーを放出し続けるプレゼンスとなった。そのエネルギーを自在に操るプレゼンスは、近づくすべての人間にとって危険な存在である。
スパイダーマン
高校生ピーター・パーカーは、放射線を浴びたクモにかまれ、クモに似た超常能力が見についたことを知り、「スパイダーマン」と名乗る。のちに犯罪者を見逃したためにベン叔父さんが死ぬ事件が起こり、ピーターはこの力でスーパーヒーローになって罪なき人々を守るのが自分の責任だと知った。
ホワイト・タイガー
姪であるアンジェラ・デル・トロからジェイド・タイガーの紋章を譲り受けたアヴァ・アヤラは、兄のへクターから「ホワイト・タイガー」の名を受け継いだ。紋章によりアヴァは強大なパワーを手に入れたが、紋章に宿るタイガー・ゴッドの意志に支配されてしまうことがある。
ミス・マーベル
カマラ・カーンはソーシャルメディアやビデオゲーム、二次創作やスーパーヒーローが大好きで、キャプテン・マーベルがアイドルだった。ある晩、カマラはこっそり家を出てパーティに向かう途中、漏れ出したテリジェン・ミストに包まれ、視界を失った。目が覚めた彼女には、インヒューマンの力がもたらされていた。カマラはこの新たな力と「MS.マーベル」の名をもって不正を正すべく活躍する。
クレイブン・ザ・ハンター
クレイブンことセルゲイ・クラヴィノフはスパイダーマンにとって最も手ごわい敵であり、彼を格好の獲物としてみなしている。スパイダーマンを狩ることに失敗した後、ジャングルである薬を飲み、自分にはないと思っていた超常能力を手に入れた。生粋のハンターであるクレイブンはさらなる高みを目指し、地上最強の生物を追い詰めようとしている。
ドクター・オクトパス
オットー・オクタビアス博士は優秀な物理学者だったが、身体に装着する4本の機会の腕を捜査中の事故で、高名な科学者から超人的犯罪者に変貌した。スパイダーマンと何度も対決したが、敗れた彼はシニスター・シックスのメンバーとなり、スパイダーマン打倒を目論む。
スパイダーグウェン
並行世界に住むグウェン・ステイシーは、放射線を浴びたクモにかまれ、クモの能力を手に入れた。当初は自分の利益のため、また注目を浴びるためにスパイダーウーマンとしての能力を使っていた。しかし、友人のピーター・パーカーが、同じようにヒーローになりたいと願った末にトカゲの怪人になってしまい、彼女はピーターと戦うが、彼を死なせてしまう。グウェンは真のスーパーヒーローになる決心をし、名前を「スパイダー・グウェン」と変えた。
ブラックパンサー
当時のブラックパンサーを倒し、ハーブを摂取することでパンサー神とリンクしたティチャラは、超人的なパワーを得て新たな「ブラックパンサー」となった。ティチャラはワカンダ王として国家の運営を行うと同時に、アベンジャーズや他のヒーローと共に世界を守るのだった。
クロー
クローは、自分の音波兵器に使用するヴィブラニウムを奪おうとして、ワカンダ王ティチャカを殺害した。この事件により新たなブラックパンサーとなったティチャラはクローを敵とみなし、父の死の仇討を誓う。
マン・エイプ
エムバクは、希少な白ゴリラを倒し、違法な組織ホワイトゴリラ・カルトを復活させてマン・エイプとなった。神秘の儀式を行ったエムバクは、白ゴリラの能力を与えられた。彼はその力でワカンダの統治をめぐりブラックパンサーに挑戦する。
エンチャントレス
アスガルド生まれのアモラは、力を追い求めていた。彼女は偉大な賢者や優れた女魔術師に学び、幼くして彼らの秘術を身につけていた。成人するころにはすでに強力な女魔術師となり、人を魅了する魔力を持っていた。
キャプテン・アヴァロン
若き領主のストヴァ―ンは、アヴァロンの長老たちを探していた。ストヴァーンは彼らの命により、神秘の盾「エクセルシオール」を手に入れる旅をしていたが、様々な苦難と遅い来る危機を勇気で乗り越えたある時、目覚めると盾がそばに現れ、並外れた体力を与えられたことを知る。その後彼は領地を守るために幾度となく戦い、「キャプテン・アヴァロン」と呼ばれるようになる。
ドクター・ストレンジ
才能に恵まれながらも傲慢な脳神経外科医、スティーブン・ストレンジは、事故により両手の自由を失った。医学では治せないため、彼はエンシェント・ワンを探す。古代の秘術に心を開いた後、彼の傲慢さは消え、数年間が魔術の習得に費やされた。ストレンジは地球のソーサラー・スプリームとなり、ニューヨークを拠点に、世界を邪悪な魔術から守るのだ。
バロン・ジモ
アベンジャーズとの戦いで父が命を落としたあと、ヘルムート・ジモは父の名を継ぎ復讐を誓った。キャプテン・アメリカとの戦いの中、彼は粘着剤Xの容器に落ち、恐ろしい姿になってしまう。戦略的頭脳に長けたヘルムートは、マスターズ・オブ・イーヴルを結成しリーダーとなる。そして世界を混乱に陥れ、征服する機会を狙っているのだ。
ボウマン
遺伝子改造を受けたヒドラ・フォーのメンバーで、遠距離射撃を得意とする。弓矢を主武器とし、ホークアイのものに似た仕掛け矢を使う。最近ではスパイダーマンやニュー・アベンジャーズと戦っているのが目撃されている。
タクティカルフォース
ヒドラの滅亡後、そのエージェントたちは地球最強のヒーローを密かに研究していた。その成果として、彼らは遺伝子強化を行い、アベンジャーズと同等の力を持つ4人の超人を創り出した。タクティカルフォースはヒドラ版アイアンマンで、同じ機能を持つスーツで完全武装している。ただし彼の所在は現在不明である。
M.O.D.O.K
ジョージ・タールトンはA.I.M.によって、コズミックキューブの研究のため超知性体へと変えられた。彼の野心はやがてA.I.M.そのものへと向き、自らをM.O.D.O.K.として組織に君臨した。この名は「Mental Organism Designed Only for Killing(殺人専用精神組織体)」の略である。
キッド・コルト
無実の罪で告発されたブレイン・コルトはアウトローとなり、キッド・コルトの異名をとる。忠実な愛馬スティールを駆るキッド・コルトは、西部の町を股にかけ、法の網をかいくぐりながら悪と戦う。
キャプテン・コルベット
コルベットはサーカスを隠れみのにして国中を旅する犯罪者集団「罪のサーカス」の団員だった。調教師である彼は、訓練したゴリラとクマを使って敵を攻撃する。コルベットは片手に動物を操るムチを、もう片方の手には敵を倒す銃を持っていることが多い。
ジャイアントマン
ハンク・ピムはピム粒子の実験を続けるうちに、物体の縮小だけではなく、拡大も可能であることを発見した。彼はこの能力を使い、『ジャイアントマン』として悪と戦った。だが巨大化形態には危険が伴い、長時間使用すると自分を傷つけかねないことが分かった。
ワスプ
ジャネット・ヴァン・ダインは、ハンク・ピムのピム粒子によって遺伝子構造が変化し、ワスプとなった。ジャネットは身体の大きさを変化させることが可能で、また高速飛行や生体電気を放つ「スティング」を使用することもできる。ワスプはアベンジャーズの創設メンバーで、また初の女性メンバーでもある。熟練の戦士であるワスプはアベンジャーズに強い影響力を持ち、リーダーや幹部をつとめた。
モルド
かつてはエンシェント・ワンの優秀な弟子だったモルドは、恐るべきドルマムゥの力にひかれ反旗をひるがえした。彼は同じく魔術師となったドクター・ストレンジの宿敵として、様々な次元やアストラル界で数々の戦いを繰り広げた。神秘の奥義を身につけたモルドは、ドクター・ストレンジに何度も立ちはだかる相手である。
ドルマムゥ
非常に強力なファルタインの霊体ドルマムゥは、長きにわたり様々な次元を旅し、そのすべてを征服してきた。ダーク・ディメンションの征服後、彼は地球に狙いを定める。だがそれは地球のソーサラー・スプリームに阻止され、以来ドルマムゥは征服のチャンスを狙っている。
ウォン
ウォンは、地球のソーサラー・スプリームに使える使命を持って生まれた。魔術と武術を学んだウォンは、ドクター・ストレンジをサポートするべくエンシェント・ワンによりアメリカに送られた。ウォンは忠実に働き、ドクター・ストレンジは地球の新たなソーサラー・スプリームになった。
サーター
サーターは巨大な身体を持つ悪鬼で、炎の巨人の王である。サーターはムスペルヘイムに住み、魔剣トワイライト・ソードを持つ。その強大な力で、彼はアスガルドに果てしない戦いを挑む。
ソー(ジェーン・フォスター)
ジェーン・フォスターは、ソーの人間体であるドナルド・ブレイク医師の元で働く看護師である。2人が恋に落ちた後、ソーはジェーンをアスガルドに連れて行き、彼女に試練を受けさせ、自分にふさわしいことを証明しようとしたが失敗に終わり、オーディンを失望させた。地球に戻ったジェーンは、自分がソーのマントを受け継いだことを知る。オーディンは、息子がムジョルニアを使う資格を失ったとみなしたのだ。
ロナン・ザ・アキューザー
ロナンはクリー帝国のアキューザー軍で、急速に階級を上げていった。冷徹な軍国主義者かつ権威主義者のロナンは、今やスプリーム・インテリジェンスに次ぐ、スプリーム・パブリック・アキューザーの地位にある。
デアデビル
マット・マードックは子供のころの事故で視覚を失ったが、残りの感覚が超人的に発達した。ニンジャ・マスターのスティックに鍛えられた彼は能力の制御を学び、驚異的な体術を使う戦士となった。法律を学んだマットは、昼間は弁護士として働く。だが夜になると、、「デアデビル」としてヘルズ・キッチンの街角に現れ、ディフェンダーズと共に犯罪者と戦う。
ルーク・ケイジ
無実の罪で投獄されたカール・ルーカスは、怪しげな実験の対象になり、ルーク・ケイジという名のヒーローになった。脱獄した後、ケイジは超人的なパワーと強じんな皮膚を武器に、一般市民を守って戦った。ケイジは多数のヒーローチームに参加してきたが、最近ではアイアン・フィスト、デアデビル、ジェシカ・ジョーンズと行動を共にすることが多い。
アイアン・フィスト
クンルンの伝説の街で育ったダニー・ランドは、幼いころから武術の厳しい訓練を受けた。彼は炎を吐く巨大な龍、不死のショウ・ラオを倒し、「アイアン・フィスト」の称号を手にした。アイアン・フィストは超人的な力「チー」を召喚し、拳を強化することができる。ダニーはアメリカに帰国し、アイアン・フィストの力で悪を正す。
キングピン
ウィルソン・フィスクの巨体はほぼすべてが筋肉で、彼は複数の武術の心得があるため、身体的に非常に手ごわい脅威となる。フィスクは自らを「犯罪王キングピン」と呼び、東海岸の犯罪組織連合の長となった。
ハンマーヘッド
頭部に重傷を負ったジョセフは、狂人の外科医によって砕けた頭蓋骨を、チタン製のものと交換された。頭頂部が平たくなり、ダメージを受け付けなくなった彼は、ハンマーヘッドと名乗り、裏社会で急速に力をつけた。彼はヒーローや同じ犯罪者たちとたびたび争っている。
スパイダーマン・ノワール
ピーター・パーカーは大恐慌時代、メイ叔母さんとベン叔父さんのパーカー夫婦に育てられた。ベン叔父さんが殺害された後、ピーターは調査報道記者になり、犯人を探し求めた。情報によりある倉庫を調査していたピーターはクモにかまれ、クモの能力を持った。彼は「スパイダーマン」として自警活動を行う。
エレクトロ・ノワール
エリザはどんな物体でも正確に狙って投げつけることができる。その必殺の技から彼女は「ブルズアイ・キラー」と呼ばれた。彼女はデアデビルと恋に落ちたが、秘密を知られて戦うことになる。
スティール・サーペント
ダヴォスは、自分は生まれた時から最強の武術化となりクンルンを出る運命なのだと信じていた。この信念のあまり、彼は父の言いつけを破り、アイアン・フィストの力を得るべく、大龍ショウ・ラオの試練に挑もうとした。敗れた彼はクンルンを去り、「スティール・サーペント」として復讐を誓い、アイアン・フィストの力を奪おうとする。
レッドキング
アングモ・アサンは、サカールの父なる帝王アングモの息子である。父の死後、アングモ・アサンは王位につき『レッドキング』を名乗る。戦士として尊敬を集めた父とは違い、レッドキングは狭量で虚栄心が強く、粗暴であった。この暴君は、力と栄光のみを追い求める。
ハルク
天才物理学者のブルース・バナーは、ガンマ爆弾の作成に取り組んでいたが、テスト中に他人をかばって爆弾の放射線を浴びてしまう。彼は強靭な緑色の肌の怪物に変化し、「ハルク」と呼ばれるようになる。怒りの感情で変化が起こるため、バナーは変化を制御する方法を知るべく努力し、現在ではほぼ自分の意志で抑え込むことができるようになった。ハルクの状態ではほぼ知性が感じられず、甚大な破壊をもたらすため、政府にとっての脅威とみなされ追い回されてきたが、アベンジャーズによりその怒りを役立てることができた。バナーの頭脳は、ハルクとしてのパワー同様、アベンジャーズにとって貴重な存在である。
スパイダーマン2099
アルケマックス勤務のミゲル・オハラは、人体実験を拒否し、科学者としての地位を捨てた。これに憤慨したアルケマックスの副社長は、ミゲルに毒を盛り、仕事をつづけさせようと目論む。ミゲルは解毒しようと遺伝子異常法を書き換えたが、手順が不完全だったためにクモの能力が体内に残ってしまった。
カーノム
アルケマックス研究所の奥深くで、グリーン・ゴブリン2099は、カーネイジとヴェノムのエイリアン・シンビオートのエネルギー体を融合させた。彼らの強さ、不安定さ、凶暴さが組み合わさったカーノムは、危険で恐ろしい敵となった。
ゴブリン2099
ヌエバヨークの扇動家であるゴブリンは、街を守るスパイダーマンにとって代わることを望んでおり、そのためにはどんな汚い手段でも使おうとしていた。彼にはスーパーパワーはなかったが、強化スーツをはじめとするテクノロジーやツールにより目的を遂げようとした。
ヴェノム2099
クロン・ストーンはミゲル・オハラ(スパイダーマン2099)の危険な異母兄である。パニッシャー2099の家族を負傷させたクロンは、パニッシャー2099により重傷を負わされ、下水道に投げ込まれた。死んだと思われた彼の肉体は、休眠状態のシンビオートに接触し、両者は結合して恐るべきヴェノム2099となった。ヴェノムはスパイダーマン2099の前に立ちふさがる。
スティングレイ
ウォルター・ニューウェルは、海洋学者、発明家、技術者である。彼は自ら設計・作成したスーツを使用して、海洋の調査や探索を行っていた。偶然スーパーヒーロー『スティングレイ』として活動する羽目になったが、アベンジャーズの活動に協力する。
アットゥマ
アットゥマことネークコッドは、子供のころに蛮族に捕えられ奴隷にされた。成長した彼は蛮族の戦士長となり、レムリアを支配下に置いた。驚異的な強さを誇るが、水辺を離れると弱ってしまう。
トルグ
恐怖の雪の帝王トルグは、南極の氷の海深くに住んでいる。深海の隠れ家からすべての海の支配者となることを目論んでいる。
ホルス
ホルスは別の世界のアベンジャーズに加わっている。彼は手にした大型のアンク十字架に太陽光を集め、太陽エネルギーを操ることができる。神に近い立場にあり、通常のアベンジャーズでのソーの役割にあたる。
ブラックボルト
インヒューマンのリーダー、ブラッカガール・ボルタゴンはテレパシーのみで会話をする。テリジェン・ミストを浴びた後、彼は巨大な破壊力を秘めた音声波エネルギーを放つという、通常のインヒューマンすらもしのぐ力を手に入れた。ほんのささやき声でも都市が壊滅するほどの威力である。このため、彼は寝ているときでさえ、わずかな声すら出すことができない。
メデューサ
メデューサことメデュサリス・アマケリンは、夫のブラックボルトとテレパシーでつながっているため、彼が声を出して破壊をもたらさなよう、代わりに話すことができる。メデューサは、自身の強力な頭髪を自分の分身のように自在に操ることができる。全力を出せば、髪で1.6トンもの重量を持ち上げることができるという。
クリスタル
インヒューマンのクリスタルことクリスタリア・アマケリンは、幼少時にテリジェン・ミストを浴びて、元素を操る力を得た。戦争のためアティランを脱出した彼女は、ニューヨークのファンタスティック・フォーに保護を求め、メンバーに協力するほか、一時はアベンジャーズにも加わった。その後クリスタルは、インヒューマン王族としての地位を回復した。
トライトン
インヒューマンのひとりトライトンは、幼いころにテリジェン・ミストを浴びた。この時水中に適応した変異が起こったため、水の外では呼吸装置がなければ死んでしまう。トライトンは、インヒューマン王家に世話係兼護衛として仕えている。
ロックジョー
インヒューマンの王族に仕えるロックジョーは、自分やそばにいる者を、次元や時間、空間を問わず瞬間移動させる能力がある。ロックジョーの正体はいまだ謎に包まれている。
マクシマス
天才発明家であるマクシマスことマクシマス・ボルタゴンは、成長するにつれ、超能力と精神操作能力を隠すようになった。マクシマスは繰り返し兄のブラックボルトをアティラン王宮から追い出そうとし、何度か成功もしている。彼はインヒューマンが人類より優れた存在だと信じており、人類を一掃すべきだと考えている。
アントマン
家族を支えるため奮闘していたスコット・ラングは、電気技師としての才能を犯罪に使ってしまった。ヘンリー・ピムの家に押し入った彼は、よく理解しないままアントマン・スーツを盗んだが、のちにその力で娘の命をすくことになる。感銘を受けたピムは、正しい目的に使うことを条件に、そのままスーツをラングに与えた、『アントマン』となって過去の罪を償うスコットは、その名に恥じない活躍を見せた。
コルバック
別世界の地球で生まれたマイケル・コルバックは、爬虫人類を侵略するバドゥーンに協力したため、人類の裏切り者と見なされた。グランドマスターのゲームの駒にされたコルバックは、ソーやガーディアンズ・オブ・ギャラクシーなどと対決した。その結果、彼は時空を超えて逃げることを余儀なくされ、コズミックパワーにその身を浸すことになった。
クローナンの戦士
クローナンは、人目を引くほどの巨体と岩のように強い体躯で知られているエイリアンである。土星の作戦拠点から送り出されたクローナンの戦士の軍勢は、何度かの地球侵略の失敗を経て減少した。だが数は減ったにもかかわらず、クローナンは凶暴で強力な種族として存続した。最強のクローナンの戦士のひとりであるコーグは、惑星サカールで剣闘士の戦いに参加してソーとハルクの両方と共闘した。